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fwっち誕おめ!!
ということで(?)rffwどぞ
本人様方には関係ないです
本編に伏字ありません
fw「」
kid『』
knmc〈〉
kgm《》
fw side
6本録りという地獄がこの先待っているにも関わらず、俺は軽い足取りで控え室へと向かう
今にも落としてしまいそうなほど沢山の誕生日プレゼントを抱えて、あまりの嬉しさに顔をにやけさせながら勢いよく扉を開けた
「はよーございまーす!!」
〈うわ、プレゼントが喋った〉
『え、不破さんそれ前見えてます!?』
《これはまたすごい量だな…》
「ここに来るまでに貰ったんすよ」
「マジありがたいっす」
なぜかこの3人の前で緩みきった態度を取りたくなかったためプレゼントを机上に起きながら幾分か声を引きしめていつも通りを演じる
尚、心の中ではまだ全然浮ついたままだ
「やっぱ大人になっても誕生日を祝われるのって嬉しいもんすね〜」
〈…ふわっち、まだ満足するには早いよ〉
《実はというか、私たちも不破さんにプレゼントを用意していまして…》
「え、マジっすか!?」
《そりゃ普段からお世話になってますし》
「いやいやいやお世話になってんのは俺の方ですって!」
〈まぁいいから受け取ってよ〉
〈ほら、甲斐田くん〉
「…?」
もちさんはなぜか甲斐田に会話のバトンを渡すと、社長と共に壁際まで寄った
なんでそんな離れるん。バズーカでも打つんかこいつ
『不破さん。僕らからのプレゼントは…』
『愛です』
「、は?」
少し冗談っぽく言ってくれたならきっと盛大にキレ芸をかましてやった事だろう
でも甲斐田はめっちゃ真剣な顔で、もちさんと社長は何も言わない。何コレ新手のドッキリ?
「…ぇ、大丈夫かお前…頭やった?」
『なんでぇ!!!??』
〈キレもしないってガチの心配じゃん笑〉
《まぁそれは置いといて、本命はこちらです。おめでとうございます》
〈これ僕から。誕生日おめでとう〉
「あ、あざっす」
『はぁ!?2人が言えって言ったくせに!しかも抜けがけかよ!!』
『不破さん誕生日おめでとう!!!』
「おぉ、ありがと」
なんだ、冗談だったのか。正直ちょっと答えに困ったから助かった
「これ開けていいすか?」
《どうぞ》
3人全員比較的小さめのものを選んだらしい。何が入ってるんだろう。そうワクワクしながらプレゼントの中身を見て
「……、ッスーー」
静かに箱の蓋を閉めて袋の中に戻す
心なしかそわそわしている3人とは反対方向を向いて俺は思わず頬をひきつらせた
それぞれの箱に入っていたのはネクタイ、ネックレス、ピアスだった。デザインは気に入ったが、問題はそこじゃない
ホストをしている手前、こういうプレゼントはよく貰うし、意味も知っている
そして俺の知識上、これらは全て好きな人に送るような、恋人に送るような意味を持つものばかりだった
彼らはちゃんとこれらを人に送る意味を知っているのだろうか
「…あの、確認なんすけど…これ人に送る意味って皆さん存じ上げてます?」
《はい。存じ上げてますよ》
『知ってます、調べたんで!』
〈ちゃんと知った上で渡してます〉
ちゃんとってなんだ、調べたってなんだ、なんでそんな冷静なんだ
はっきり知ってると言いきった3人に頭を抱える
なんかこれだと甲斐田の『プレゼントは愛』発言がガチみたいじゃないか
〈ふわっち、言っときますけど僕ら冗談なんて言ってないですからね〉
〈さっきの『プレゼントは…愛です』ってセリフ〉
「え、」
《声真似似てなっ!笑》
『おい!やるならもっとちゃんとしろってぇ!!』
3人が騒いでいるが内容は俺の頭に微塵も入ってきていない
さっきのが冗談じゃないならこの3人は俺のことが好きってこと…なのか。ライクじゃなくラブの方で、、この3人が??俺を???
「、意味分からん…」
そう呟きながらもさっきから自分の心臓の音がうるさい。俺の答えはもうほとんど決まっているようなものだろう
ディストーションと抱擁のMVガチ良かった
今から誕生日配信リアタイしてきます