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゛幼馴染の秘密、握っちゃいまして ゛
青桃
・BL要素、R18要素が含まれます。純粋様、地雷様、未成年の方はなるべく視聴を控える事を推奨します。
・この小説は完全作者の妄想、フィクションとなっております。ご本人様及び関係者、その他諸々全くの関係·関連はございません。
・ご本人様の目に届かぬ様 検索避け等ご協力をお願いします。コメント欄では伏字を使う事を奨励させて頂きます。
例)りうら↬❤️🐥、赫、L 等
いれいす↬🎲、irxs、不規則な賽子 等
・本作品に対する批判等は一切受け付けません。自己責任で閲覧して下さると幸いです。
上記の内容が了承できた方のみお進み下さい。
#irxs , #BL , #桃×青
⚠激長なので時間がある時に是非閲覧下さい😖
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青side
ふと教室の窓から外の景色を眺める。空は昼らしい感じを纏い 、所々に積乱雲が散らばっている。日差しが熱いが窓側の席で良かったなと今更思う。
青「…」
これでも一応授業中。外なんか覗いてる場合では無い。視線を正面に向け元の体制に戻ると、横から熱い視線が。
桃「…、笑」
青「…」
にやりと笑いながらスマホを向けているのは幼馴染。教室内に軽快な音が響く。見られてしまったと少し恥じらいが生まれるがそんな事はどうでもいい為 口パクで「撮るな」と伝え授業に入っていった。
桃「まろさっき何見てたの…?笑」
青「…別に何も見てへんよ、目が疲れたからちょっと休んでただけ」
桃「ちゃんと授業聞かなきゃ駄目だよー?笑」
顔を覗き込んでくる。ふわふわとしたピンク髪が顔にあたって痒い。何を思ったか飛び出てきた頭を下に抑え げんこつを1発食らわせる。途端に頭を抱え思った通りの反応を見せる幼馴染。
桃「痛゛っ…さいあく…(泣」
青「お前だって盗撮すんなや」
盗撮されるのは今回が初めてでは無い。別にそこまで嫌という訳では無いが普通に考えてやばい。
ないことは幼稚園からの幼馴染。家が隣だった事もあるからか親同士の関わりが多かったようで。 最近は隣の席になったのもありさらに仲の良さが深まった気がする。
あまりにも痛そうにしている為げんこつを食らわせた所を優しく撫でる。
桃「…ふざけんなよ撫でても変わんねぇからな」
ほんの一瞬頬が赤くなった気がしたが 最近暑いのもあるよなと考え頭から消した。
丁度良く昼のチャイムが鳴る。鳴った瞬間クラスメイトが続々と教室から出ていく。購買目的なのだろう。
桃「うわー…こりゃ激戦区になるわ」
青「ないこは?弁当ある?」
桃「え、聞いちゃう?笑」
口をにひっと開けどこか自慢そうに見てくる。と、バックの中から丁寧に包まれた花柄の物を取り出すないこ。可愛げのある包みだった為少し気になってしまう。
青「…彼女?」
桃「んなわけないだろ母さんだよ」
青「あー、まあそうよな」
「ないこに彼女なんて数億年早いしな」
ないこを見てにやにやと笑う。先程やられたことをほのままお返しするとぷるぷると震え恥を隠している様子。
桃「…ムカつくから一緒に食べろよお前」
青「しょうがないなまったく…」
「教室うるせーから屋上な」
本来は立ち入り禁止なのだがあまりにも警備が緩すぎる為出入りが出来てしまうのが現状。因みにそれを知っているのはないこと俺のみ。
ふと目が合うとまだ薄らと残っているピンク色が目に入る。
青「…えそんな悔しい?笑」
桃「うるさい黙れ」
悔しそうに笑う彼に微笑み席を立った。
夏らしい少し生暖かい風が間を通り過ぎていく。季節もそろそろ秋に変わる頃。緑の凛々しい葉も所々黄色や赤色に染まり始めている模様。
そんな屋上の日陰に男子高校生が2人。日陰だからって涼しい訳でもなく暑い暑い言いながらお弁当を頬張る。
青「…ないこトマト」
桃「…うん」
青「食って」
桃「無理」
お弁当箱の端にぽつんと置かれている赤い食べ物。 明らかに残す雰囲気を出している為一言挟んだ。
青「駄目食べて 」
桃「断固拒否」
青「リコピン不足するで」
桃「必要ない」
色々説得しようと試みるが意思は変わらない様子。余程食べたくないのだろう。
青「えじゃあこのトマトはどーするん?」
「まさか捨てんよな」
桃「お前が食え」
青「まろもう自分の食べたもーーん」
桃「…お前食わないと書記の仕事増やすぞ」
「生徒会長の権限舐めんなよ」
ないこに是非ともトマトを克服して欲しい反面生徒会の仕事を増やされるのはたまったもんじゃない。どれだけ忙しいかわかっている上での発言が胸に刺さる。だがここで正直に引き下がるのも俺じゃない。
青「…もーしょうがないな…ないこたんったら…」
ないこの弁当からトマトを上手く取り口元に運ぶ。ほっと安心しきっていた表情を他所にないこの口を開けトマトを食べさせた。突然で驚いたのか何が起こったか理解できていない様子だったが間もなく表情がみるみる青ざめてきた。ここまでとは。
桃「…」
青「な、ないこ…笑」
桃「…おまえ…ふざけんなよ…」
青「にひひ…ほらそのまま飲み込めばええやん」
桃「え無理無理無理無理」
出そうにも出せない状況なため為す術がない様子。飲み込む決心が出来ないのかゆっくりと咀嚼を繰り返しているが都度都度顔が渋くなる。
諦めたのかゆっくりと喉仏が上下する。必死に水で流し込む姿はどこか小動物を連想させる。
桃「っ…まじで無理だわ…お前ふざけんなよ」
キレながらも何処か笑っているような感じがする。と同時にないこの口端から溢れ出した水が垂れ落ちる。
青「あは…ごめんって…」
第二ボタンまで空いた少し乱れたシャツ。汗で肌に張り付くピンク髪。黒いピアスが風で揺れると共に首元のネックレスが光り出す。校則では禁止されているものの生徒会長で成績優秀だからという理由でないこだけ許されている特権。まあ俺の方が順位は高いけど。
無駄に視線が集中してしまって。目がそらせなくなる。
桃「…何…怖いんだけど」
青「…んあ…ごめん…ぼーっとしとった」
桃「大丈夫?」
青「あーうん…別に熱中症ではない」
「えなに珍しいやん」
桃「うるさいわ…まださっきの許してないからな?」
「…戻ろ、俺この後呼ばれてるから」
青「ん、了解 」
お弁当箱を元のように包み直し日陰から出る。入口のドアを開けると涼しい空気が出迎えてくれる。
青「ないこまた何かやらかしたん?笑」
桃「ちがうわ…笑」
「文化祭関連の話したいって先生が」
青「あー確かにもうそんな時期か」
先程の自分を掻き消すように会話を自ら発する。 思い出さないように、勘違いだと思わせるように 。
桃side
教室内に響き渡る蝉の声と教師の声。今日に限ってやけにみんな静かで。この教室から出てカラオケに行きたい、ゲーセン行きたいと思い続けて約数十分。何となく下を向くとペンケースの中に入っていた消しゴムに目線が行く。 手に取ると着いていたカバーを取ってしまう。
白い消しゴムに黒く滲んだ文字らしきものが書かれている。 途端に書いた頃の記憶が戻ってくる。
何を思ったかペンを取りだし書き直した。
隣を見ると外をぼーっと眺めている幼馴染のまろが視野に入る。
外の光に照らされる青髪と凛々しい顔。鼻がえらい高く彫りが深い。自慢の幼馴染と言ってもいいだろう。
桃「(正味イケメンだよな…)」
単刀直入に言うと俺は昔からまろが好き。努力家な所、責任感がある所、話しやすい所 、意外とドジな所。まろの好きな所を考えただけでも心が締め付けられる。
ポケットからスマホを取りだし隣に向けるとどうやらあちらも気づいたようで。 こっちを向いた直後にスマホのシャッターボタンを押すと嫌悪の顔をされる。その姿は猫そのもの。
流石にまずいかと思った為スマホをしまいペンを手に取った。
徐々に暑くなる頬と体。机にうつ伏せになり顔を隠すも収まらない胸の高鳴り。聞こえてたらどうしよう 、なんて思ってたりして。
少しの事でも頬が暑くなってしまう俺は余程重症なのだろう。頭の中はまろで埋め尽くされるも当然。
授業に集中なんて出来る訳ない。
青side
昼の騒がしい雰囲気は何処かへと去り教室がオレンジ色に染まっていく。HRが終わると同時に段々と減っていく生徒達。隣を見ると顔を伏せて動き出さないないこ。
青「なーいーこ」
「HR終わったでー…」
桃「…ん… 」
青「…今日勉強会するんじゃないんー?」
これでも一応受験生。今日はないこの両親が出張で居ない為ないこの家で勉強会をするという事になった。だがこの状態じゃ一向に始まらない気がする。
桃「…ぅ…ん…」
青「…」
ないこの顔から視線が離せなくなったと同時に無意識に手が出てしまう。スリスリと撫でると気持ちよさそうに声を発する。はっとなり手を戻し自我を取り戻すように頭を軽く叩く。と、流石に何かを感じとったのかゆっくりと起き上がるないこ。
瞼を擦りながらのっそりと起き上がると目の前の光景に驚いている。
桃「…んー…ん…?」
「…何してんの…痛いでしょ、(触」
青「…ちょ…平気やって」
寝ぼけているのか頬に手を添えてすりすりと撫でてくる。触れられた部分が少し熱くなる気がした。
急に撫でていた手を止め固まり始めたないこ。と一気にないこの頭から首まで、なんなら手先まで真っ赤に染まる。「ご…ごご…ごめ、…」と同じ言葉を繰り返している姿を見ていると何故だかこちらまで熱くなってきて 。
ふと辺りを見渡すと教室内にないこと2人きりになっていた。
青「…はよ帰ろ… 」
桃「…うん」
青「…がち照れすんなや…」
桃「う、るさい…」
2人以外誰もいない教室内に響く2人の声。荷物を詰め終わると教室から出ていく。 目が合ったと思えば2人して大爆笑してしまう。こんな時間が続けばいいのに、なんて少し我儘を思った。
桃「適当に座って」
「飲み物いる?」
青「あー欲しいかも」
桃「おっけ」
ベッドの横に座るとカーペットの感触が伝わってくる。全体を見渡すと男子とは思えないほどオシャレで綺麗な部屋。特にこれと言ったものは無く 、ものも多い訳でもない。
人の部屋をジロジロと見渡すのも意味深な為視線を正面に戻した。と同時に帰ってきたないこ。
桃「…はい、お茶しか無かったわ」
青「ありがと」
テーブルを挟んで俺の前に座り込むないこ。何故だか視線が、意識がそっちに向いてしまう。当然、こちらを不思議そうに見つめてくる。
桃「…何…?」
青「…こっち座ればええやん、」
桃「…何で…?」
青「いや……???」
数秒間時が止まったと思えば自分の発した言動が頭の中を素早く通り過ぎて行く。前を見れば林檎のように赤くなっているないこが目に入った。
青「…え」
「…教えやすいかなって思って…言ったんやけど」
桃「わ、わかってるよ…」
咄嗟に嘘をつき男相手に何言ってんだ、と自分を問い詰める。そりゃ突然隣に来ないの?なんて聞かれたら誰だって困惑するだろう。でもあんなに照れる必要はあったか?
考えても考えきれない為お茶を1口飲み問題集を開いた。前からも本を開く音が聞こえ俺たちは勉強に集中して行った。
桃side
正直勉強に集中出来るはずもなく。只々教科書の一点を見つめ時間が過ぎていく。
隣に来いと言われた時は驚いた。俺に好意があるのではないか、とかもしかしたら意識してくれてるのではないか、とか。
当然そのような事は無く唯教えやすいからだと伝えられた。
桃「…」
青「…ん…どーした」
桃「…ううん…なんでもない」
青「そ…分かんなかったら言えよ」
成績の面で生徒会長が幼馴染に負けているという事実を認めたくなかった為適当に返事をしておく。
避けようとしているのに自覚してしまう恋心。
いい加減早く言ってしまいたい。このまま気持ちが廃れる方が嫌。 どうせ叶わないんだったら早く終わって欲しい。
それが俺の本音。
青side
たかが2時間の勉強会だったものの達成感が充分に満ちている。集中力が切れなかったのは凄いと自分でも思う。
身支度を整えドアノブに手をかける。と部屋の奥から足音が聞こえてくる。
桃「…送ってくよ、暗いし」
青「いや、いらん」
「俺ないこと違ってお子ちゃまちゃうし」
桃「は?ふざけんなよ」
「こっちが善意でやってあげようとしてるのに…」
青「…気持ちだけ貰っとくな、ありがと笑」
ないこん家を出て数分。空はすっかり漆黒色に染まり、星々が空を着飾っている。
街灯も少ない細い道をとぼとぼと歩いていると先程の記憶がフラッシュバックした。
一つ一つの出来事が鮮明に思い出され思わず頬が赤くなる。
青「…違う違う…」
足が止まり街灯の光に自分が照らされる。自身の影を見つめながらぼそっと呟いた。
震える足が耐えきれなくなったのかしゃがみこんでしまう。と同時におかしいくらいに熱く赤くなった顔を全力で隠す。
無意識に頭を撫でてしまったのも、隣に座って欲しいと思ってしまったのも。
全て、すべて…
抱いては駄目な気持ちだと分かった頃にはもう遅かった。起き上がり家に向かって歩き出す。赤くなった顔を戻すのにはかなりの時間がかかったのは秘密にしておく。
桃side
まろが帰ってから数十分。制服からパジャマに着替え布団にダイブする。生徒会の仕事なんて後回しに決まってる。
数十分前までこの部屋にまろが居たと思うと嬉しさが込み上げてくる。微かに残るまろの香水の匂いに心臓がまた落ち着かなくなる。いつも一緒に居るのに。
桃「…ばーか…」
今日はいつもに増して幸せな日だったなと実感する。一緒にいれること自体が幸運なことだとは分かっているが。
スマホを見るとかなり前に撮ったツーショットが目に入る。
桃「…まろ」
抑えきれない気持ちが今にも溢れ出しそうになる。まろも同じ気持ちだったらいいのに、という欲望
も今日だけは許して欲しい。
青side
もう家もすぐそこだという時。コンビニで少し買い物をしようと立ち寄りアイスを買いレジに持っていく。と探しても探しても見つからない財布。とりあえずまた買いに来ます、とか何やら言ってコンビニを出る。
青「…あれ…どこやったっけ…」
学校の購買も今日は行ってない、自販機で飲み物も買ってはない、ということは…
青「…ないこん家…」
今から行くのは迷惑だろうか。と言うよりもないこへの恋心を自覚した上で戻るのは何だか勇気がいる。 かと言って財布がないのも困る。
何分か自問自答した上で結局取りに行くことにした。
迷惑がかからないように急いで来たもののインターホンを押しても反応がない。メッセージを送ってみても当然既読はつかない。このたった数十分で寝てしまったのだろうか。もしやないこの身に何かあったんじゃないか。
考えただけで悪寒が走り気がつけばスクバから合鍵を取り出しドアを開けていた。
ないこから貰ったものの一生使わないと思っていた合鍵。まさかこんな場面で使う羽目になるなんて。
ドアを開けると明かりは付いているが人の気配がしないないこの家。スニーカーを綺麗に整え先程まで勉強会を開いていたないこの部屋に行くとないこの姿は無かった。
青「…失踪した?え脱走?」
先程の殺風景な部屋とは一変あちこちにないこの脱いだシャツとか生徒会の資料とかが散らばっている。何もかもがやりっ放しな為本当に逃げたのではないかと思う。
これはまずいと思いないこの両親に一言伝えようとアプリを開くと後ろから何かにつつかれる。
青「っ……ないこやんか、、」
桃「…何してんの」
青「いやこっちのセリフやって…」
「メッセージ送っても既読つかんし…人の気配しないし…どっか失踪してんじゃないか思ったわ」
桃「んな訳あるか馬鹿」
「お風呂入ってたんだよ…まったく…」
まだ充分に水気が取れていないからか水滴がポタポタと落ちないこのピンク色のパジャマに染みていく。
お風呂上がりで少し火照った頬がなんというか…。
無言で見つめる俺に対して気まずくなったのか思い出したかのように質問を始める。
桃「で、なんでここにいんの…?」
青「あー…忘れもんしたんよ」
「財布知らん?青色っぽいやつ」
桃「財布…?…見てないけど…」
「ちょっと待ってね…」
青「俺も探すわ」
桃「当然だろ」
なんて会話をし部屋の中をくまなく二人で探索し始める。そこまでスクバの中身を出していないつもりだったのだが。何かの衝動で出てしまったのだろうか。
とりあえずありそうな所は探したものの中々見つからない財布。
何処か隙間に入ってしまったのかと後ろに下がるとないこの勉強机にぶつかってしまった。
と同時に何かが落ちる音が聞こえ後ろを振り向く。
青「あ、ないこ…ごめんなんか落とし……」
ノート冊子のようなものを取り上げると自然と表紙の文字が目に入り思わず硬直してしまう。
「まろの観察のーと」
青「…え」
桃「…ッ、ちょッ…!!」
その場の勢いでページを開くと思ったよりも文章が書かれていて。
・意外と甘いもの好き(この間ケーキ爆食いしてた)
・笑うと目無くなるのなんか可愛い
・距離近すぎて毎日死にそう
・頭良くてむかつく
・地味に声良くてむかつく
︙
中学校2年生ぐらいから始まっている観察。全て見られていたと思うと何故か今更恥ずかしくなる。次のページを捲るとないこが毎日更新していたであろう日記が視野に入る。
○月✕日 実行委員のなんも言ってないのに仕事手伝ってくれた
○月✕日 トマト食べてくれるかと思ったら口に突っ込まれた
○月✕日 傘ない時傘いれてくれた
︙
書き途中なのか今日のは日付があるだけでまだ書き込まれてはいない。あまりにも細かく書かれているため少し驚いた。
幼馴染のないこにこんな秘密があったなんて。
必死に俺から冊子を取り返そうと頑張っているようだが5センチ程の身長差がないこを苦しめているようで。恥ずかしそうに手を伸ばしているないこにそっと声をかける。
青「…これ…俺のこと…やんな、?」
桃「ッ…ち、違うから…ただのメモ…」
青「好きなところランキング…やって」
桃「…ほんとに…みないで…ねぇ、… 」
届かない事を認めもう諦めたのか顔を真っ赤に染めてしまうないこ。1歩距離を縮めると磁石の様に離れていく。それが何か気に食わなくてどんどん近づいて行くとないこが躓きベットに座り込んでしまう。
青「…ないこ」
桃「…」
青「ないここっち見て」
桃「……むり、」
先程とはうって変わって急に大人しくなるないこ。普段の学校生活では見られない態度にまた好感度が勝手に上がる。
何回もないこの名前を呼ぶも目を逸らして申し訳なさそうに、あわば恥ずかしそうに黙り続けている。これでは話が進まないなと思いどストレートに聞いてみることにした。
青「…ないこ…俺のこと恋愛的に好き?」
桃「…んなわけ…」
青「正直に言って」
低い声で脅かすように言って見れば分かっていたかのようにピクっと反応するないこの肩。逃げれない、誤魔化せない、秘密を全て知られてしまったない子にできることはたった一つ、俺からの質問に答えることのみ。
いい加減諦めたのか俯き口を開けると小さな声で答えた。
桃「……すき、だよ…前からずっ、と……(小声」
親もいない、2人だけの静かな空間にないこのか細い小さな声が響いた。
正直ないこの俺に対する好意には薄々気がついていた。今までは幼馴染という銘柄に俺もないこも囚われすぎているだけだろうと自分を誤魔化していた。ただ誤魔化せば誤魔化すほど自分が予想以上にないこに沼っていることを自覚してしまって。
多分俺はないこが俺を好きになるもっと前からないこのことが 好きだったみたいで。
だから俺にとってこの出来事は割と好都合だったかもしれない。
ないこの回答にどこか安心してしまい思わず笑みが零れてしまう。
桃「…なんで笑ってんの、…?」
青「…ううん…なんでもないわ」
「俺も好き、ないこが好き」
桃「え?ま、まじで言ってんの??」
青「まじ、え気が付かなかったん?ないこの癖に」
桃「そんな気がつくわけないだろ馬鹿、…」
いつものノリすぎて俺が嘘をついているんじゃないかと疑い始めるないこに少し呆れてしまう。幼馴染でいた時間が長い分こういうことが起こってしまうのはきっと必然的なのだろう。
少し離れてしまった距離を埋めるようにないこの膝横に腕をつき上半身をないこに近づける。
桃「っちょ、…ちか…いってば……」
青「…俺と付き合って、ないこ」
桃「…ぇ、あ……」
又もや黙り込んでしまうないこ。幼馴染だからといってこんな至近距離で見たことは無かった為改めてないこの顔の良さに気付かされる。こんなにも可愛い子が俺一筋だっただなんて。
桃「…俺でいいの、?」
青「勿論…ないこ以外ないわ」
桃「トマト嫌いだし…すぐ口悪くなっちゃうし…まろのこと叩くかもよ……?」
青「俺たち何年の仲やねん…そんくらい慣れとるわ」
「てか気にしてたんやね、口悪ぅなるの」
桃「う、うるさいな…」
顔を手で覆い恥ずかしさを全面で受け耐えようとしている姿に萌えを感じつい腕を掴んで壁に押付けてしまう。自分の骨ばった血管の浮き出る太い腕とは違い白くスベスベで折れそうなくらい細い腕。
少し力を加えるだけでも折れてしまいそうで握る手の力をそっと弱めた。
桃「っ、ま、まろ…… 」
青「逆に俺でええの…?」
「てかなんで俺なん…?」
桃「…さっき…ノートに書いてあったじゃん…、(小声 」
青「言葉で言って」
桃「っんだよ……」
意地悪を言うと何とか答えようと必死に葛藤している姿が見える。時々煽りをないこに喋りかけていると段々と喋らなくなっていく。
流石に調子に乗りすぎたかと反省しようとした瞬間ないこの顔が近づいて唇が触れる。
青「ん……ふ…、」
桃「っんふ…、んぅ……」
「っは……こ、これでいいでしょ…もう……っむ」
慣れていない不器用な唇を触れ合うだけのキスで十分だと思ったのか愚か で愛らしい。悔しくなってもう一度唇を触れ合いそのままないこを優しく押し倒す。
青「…ん…」
桃「っんぅ、…ぅ…む……」
青「…くち……開けて、」
桃「っぁ、…んん……ちょ、ッふ…、♡」
触れるだけのキスから深く重なり合うキスへ。慣れていない癖に必死にし返そうとするその行動すらも可愛らしい。
桃「ん…ん゛ー、……っふぅ、…♡」
静かな部屋に淫らな水音とお互いの心臓の音だけが響く。耳まで犯されるとはこういうことなのか。
目を開け口を離すと苦しそうに呼吸を始める。俺とのキスに集中しすぎて呼吸を忘れるなんて。と同時に掴まれていた腕を上手く交わし俺の制服に手をかけるないこ。
片手しか空いていないはずなのにどこか慣れた手つきでベストを脱がされ、ネクタイを外され、上半身はシャツ1枚になる。
青「ん、…随分と慣れてるなあ…」
桃「っ…誰だってこれくらいは知ってるでしょ……」
青「なに…えろい動画でも見たん」
「もしや…元彼……」
桃「っんな、わけ……」
「ま、ろが…は、はじめて…に決まってん…だろ、…(小声」
なんてボソッと小さく言われてしまえばもう理性は保てなくて。
パジャマのボタンに手をかけ素早く取っていき首元に甘く噛み付くと思った通りの反応を見せるないこ。そのままないこの肌に優しく触れてみたりもする。
桃「っぁ、いた…っ、噛、み付くな…ょ…、」
「ちょ…っ、ん…ね…っ、ぅ、……」
噛み付いたり吸い付く度に声があがり意外とないこは順従なんだなと思う。抵抗する動きも見せないためそのままし続ける。
肌を撫でていると手が滑って(嘘)胸の突起物につんっと触れてしまった。
桃「っひゃ、…さ、さわんな……ん…」
青「っん…ここ…気持ちい……?」
桃「んぅ、っだ、から…さわん、な……ひぅ…、」
青「聞いてんやけど…ないこ」
桃「き、きもちぃ、ってば…ん、ぁ…んん゛……」
余程気持ちいいのか口を手で塞ぎ声を抑えようとしている。が当然抑え切れるはずもなく声がダダ漏れになっている。
いつもとは違う色っぽい妖艶な声にこっちまでも恥ずかしくなりそうになる。
綺麗についたキスマークに目が行くと俺のものだと印が着いたと自覚してしまい、更に手つきを早めてしまった。
桃side
数分前。まろが財布を俺の部屋で落としたらしく探しに戻ってきた。随分と焦っていたようだからそんなに重要だったのかと思っているとまさかの俺が失踪したとかありもしない事を言い出した。お風呂に入っていた為スマホを見れなかったと言うと分かりやすく安心し口数が減る。そんなに心配してくれていたのかと思うとまた好きになる。
と呑気に考えていたのも束の間、まろにいちばん見られては行けないものを見られてしまった。そこに置いておいた俺自身が1番悪いのは分かっているがぶつかって落ちるなんて事は誰も予想できないだろう。
必死に取り返そうとするが身長差に負けなかなか取り戻すことができない。その合間もじっくりと読まれ俺の人生終わったなと実感する。
青「…これ…俺のこと…やんな、?」
桃「ッ…ち、違うから…ただのメモ…」
青「好きなところランキング…やって」
桃「…ほんとに…みないで…ねぇ、… 」
只管に質問攻めをされ何も言えなくなってしまう。こいつは俺の弱みを握ると1点集中で馬鹿にしてくるのだ。幼馴染やってるから分かる。
どうせないここんなん書いてたん?笑とか微笑してくるだろうと思っていたら無言で立ち寄ってくるまろ。
桃「(…ぇ、こっち来んなよ……)」
逃げ道がなくただ後ろに下がっているとベッドの縁に足をぶつけそのまま倒れ込むように座ってしまう。あーもう終わった逃げらんない。
名前を呼ばれるが今の状況に耐えられず適当に返事を返しとく。と突然どストレートに好きかどうかを質問され思わず変なリアクションをしてしまった。
こんなありもしないはずだった出来事ごときで好意を知られたくはない。が逃げようがない。
為す術もなくただ黙っていると低い声で脅すように聞かれつい口を開いてしまった。
桃「……すき、だよ…前からずっ、と……(小声」
と小さく控えめに言うと何故か笑い出すまろ。なにか面白かったのかと問うと俺が長年待ちに待っていた回答が帰ってくる。そんな、まろが俺のこと好きだなんて。
急すぎて脳が追いついていない俺に対して追い打ちをかけるように更に近づいてくる。
一旦脳を整理しようとするがその隙も与えてくれないまろ。付き合って、だなんて言われたら。
桃「(っちょ、ま…ぇ、…?)」
俺でいいの?やら口悪いよ?やら必死に答えようとするが何もかも素早く答えられ何も言う事がなくなり、顔が赤くなる。幼馴染…いや恋人にこんな赤面を見られたくない一心のまま顔を隠していると腕を掴まれ壁に押し当てられる。
逆に俺でいいの?なんて質問返しをされ正直もう心臓が持たない。
もうきっと俺は正気じゃないのだろう。返事をキスで返すなんて。
途端に雰囲気が変わり食らいつくようにキスをされたと思えば押し倒されなにも身動きが取れなくなる。苦しくて息ができなくて、でもどこか気持ちよくて幸せで。
身を委ねれば委ねるほどまろの事で胸がいっぱいになった。
青side
電気を消し、その場の流れに身を任せないこのパジャマの下を脱がすと見事にテントを張っていた。
体を起き上がらせ俺の膝の上に座らせると もう諦めたのか抵抗はしてこない様子。呼吸を整えるのに必死で身体が少しピクピクと動いている。
顎下にないこの少し濡れたピンク髪が掠れ少し擽ったい。
初めてなら優しくしないと、と思いゆっくりとブツを握るとこちらの様子を伺うように見つめてくる。
桃「っん、…まろの…は……?」
青「俺はいーの、…ないこが先」
桃「だめ、…不公平…じゃん……」
「まろの…出して、よ……」
そういいスリスリとやらしい手付きで撫でてくる。
本当にどこでこんなこと覚えたのだろうか。
こんなことされて反応しない奴がいるのだろうか。当然ちゃんと反応したのを見たないこは一瞬驚いたがゆっくりとチャックをあけ俺のを掴み、動かしを始める。それに合わせて俺も手を動かし始める。
桃「っは、ぁ…ん、…んぅ… 」
青「ん…ほら…もっと動かせや……」
桃「んん…わかって、る…っから……ひぅ…ん、……」
俺の手が気持ちいのかプルプルと身体を震わせ会話が途切れ途切れになっている。頑張って手を動かしている様だがそれどころでは無いみたい。
桃「ぁ、うっ…ん…ちょ、早いっ、て…ば……」
青「そんなんじゃまろイけへんよ、…ほら…」
桃「っん゛、っ…ね、っま……んん… ぁ、」
「…さき…っ、だめ…ん゛…ぅっ、だめだって、…」
青「…んふ…イっちゃう…?」
桃「…ほん、とにっ…ね、んぁ…だめ……っ、」
「まっ、て…っ待っ…まろ、ぁ、っあ…だめ、…っ…んっ…」
優しく先の方を撫でると溢れ出てくる先走りの液体が手を汚す。止まって欲しいのか片方の腕を握ってくるがそんなのもお構い無しにぐりぐりと攻める。普段の自慰行為でこんなに声を出しているのか不思議でしょうがない。
青「ん…出る、…? 」
桃「っぁ、あ゛…ぃく…でちゃ、ん゛~~ッ…んぅ、は…っ」
青「っ、…出過ぎやろ、…笑」
勢いよく飛び出た白濁液は俺の手やないこのお腹を白く汚していく。暫くしていなかったのか色が濃く思ったよりも量が出る。当然自分のはまだご立派な様で。ないこを見るも息を整え切れていない様子。
青「…大丈夫…?」
桃「はぁっ…は、ぁ…へーき、…ん…」
「…まろの…、」
青「っん…、平気…自分でやるから…」
ないこのパジャマの裾が擦れて思わず声が出てしまった。正直ないこに扱いて欲しいし欲を言えば口に頬張って欲しい。がこんだけ出しておいて疲労がないはずないだろう。無理はして欲しくない。
何度も何度もないこを止めたが言う事を聞かず俺の膝から降り両手で扱われる。
青「っぁ、ちょ…ん……」
桃「まろも…出して、… 」
青「ちょ、っと…はや、す…ぎ、…ん…、…」
「でる、から…だめ…っ、だめや、って……」
決して、頑固たりとして早漏という訳では無いはずなのだが今の状況にかなりダメージを食らっている自分がいるらしい。
握るだけではなく人差し指と中指で挟んでくるくると擦ってくる。俺の表情変化を見ながら擦る場所を変えてくる。手付きやないこの表情や吐息など何もかもがえろくて。
青「っだす、から…離してっ、ん…ないこ…っ、」
桃「…やだ…離すもんか…」
青「だめだめ…っ、ほんま、に…っぃく、…くッ、…ん゛、」
ないこの顔が思ったよりも俺のブツに近く顔に薄くかかってしまった。驚いたと思ったら口端についた液を舐め取り恥ずかしそうにするないこ。
その表情を見るとやっぱり俺の事が好きなのだろうと再確認してしまう。
桃side
まろの骨ばった手でいつもとは違う様にブツを扱われまろの思うように反応してしまう。先程よりも密着している面積が増えていて。まろの吐息が髪にかかって擽ったい。
必死にまろのを握って動かそうとするが実を言うとそれどころでは無い。デカすぎるブツを前に気持ちよくて動けずにいる。
桃「っん゛、っ…ね、っま……んん… ぁ、」
「…さき…っ、だめ…ん゛…ぅっ、だめだって、…」
自然と声が出てしまい俺自身が1番びっくりする。普段こんな卑猥な声なんか出ないのに。好きな人だからなのだろうか。
回数が増える度にお腹の底に欲が溜まり早く出したいと嘆いている。出したい気持ちは山ほどあるのだがまだ恥じらいが少々ある。
必死にまろの腕を掴み止めようとするも全く止まる気配のない手。むしろ手つきが早くなっている気がする。
桃「…ほん、とにっ…ね、んぁ…だめ……っ、」
「まっ、て…っ待っ…まろ、ぁ、っあ…だめ、…っ…んっ…」
青「ん…出る…?」
桃「っぁ、あ゛…ぃく…でちゃ、ん゛~~ッ…んぅ、は…っ、」
ぐり、っと先の方を押されたのを合図に欲が全て出てしまう。暫くしていなかったからか思ったよりも出る液体。俺のから出た液体がまろの手を汚しているという事実だけでもまたイッちゃいそうで。
まろのを見るとどこか物欲しそうに大きくなっている。自分のに集中し過ぎて触っていなかったのを自覚し触れようとするとまろに阻止される。
青「っん…、平気…自分でやるから…」
パジャマの裾に擦れて声が出てしまったまろがなぜだか可愛く見えて。拒否されるが上手く交わし膝から降り両手で動かし始めると小さな声を上げ始める。
青「ちょ、っと…はや、す…ぎ、…ん…、…」
「でる、から…だめ…っ、だめや、って……」
この間友達に強制的に見せられたアダルトビデオの様に手つきを変化させていく。普段の自分の生活上見ることがないと思っていた為ほんの少しだけ興味深かった。いつかの為に習得したつもりがまさかこんなにも早く活用する日が来るなんて。
青「っだす、から…離してっ、ん…ないこ…っ、」
桃「…やだ…離すもんか…」
青「だめだめ…っ、ほんま、に…っぃく、…くッ、…ん゛、」
勢いよく出た液体が俺の顔を汚していく。途端に雄の目をしたまろがこちらを向いてくる。たった数時間前まで普通に学校に行ってふざけ合って勉強を教えあっていたはずなのに。
口端に着いた液体を舐めとると今更この行為に恥ずかしくなり顔を背けてしまった。
青side
桃「…まろ…次は、…?」
青「…何…そんなにまろの事欲しいん…?」
桃「欲しい、の…駄目…?」
いつもの口調で問いかけてみるも真剣に答えられ何も言えなくなってしまう。そんな上目遣いで見つめられたら断れない。が今日は最後までする事は出来ない。
青「…今日は駄目」
桃「っなんで…?」
青「明日も学校やし…ないこ会長の仕事終わってないやろ…?」
「流石にそれは放置出来んよ…」
桃「別にいーもん、…まろが先……」
青「だーめ…今日は終わり」
立ち上がり電気をつけ、ないこにティッシュとパジャマを渡し拭いて着るよう命じる。悲しそうに手や肌についた液体を拭き取り服を着始める。
俺だってずっと我慢してんの、気がついてんのかな。
とは言っても俺らはもう幼馴染ではなく恋人。連絡をすればいつだって会えるしキスだってしていいしそれ以上のことだってしてもいい関係。明日だって学校に行くしそこまで悲しむ心配はないだろう。
着替え終わり身支度を整えているとないこが後ろから話しかけてきた。
桃「…ぁ、財布あったよ…」
青「ありがと、どこにあった?」
桃「あの端のところ」
青「あんなとこに?まじか」
桃「…ね、…まろ」
青「ん?どした」
桃「…仕事とか色々終わらすから…」
「来週の日曜…まろの家行、って…いい…?」
潤った目で見つめられ1回息を呑む。パジャマの隙間から先程つけたキスマークが見えまた追い討ちをかけられる。
青「んふ…ええよ、おいでや」
「…ちゃんと終わらせたら…続きしたるわ」
桃「いや別、にそういう訳じゃ…、」
青「嘘つけ変態ないこ」
桃「お前まじ黙れ」
怒ったように頬を膨らませ腕を組むないこ。いつものように笑うと釣られてないこも笑い出す。もう乾いてしまった髪を撫でると気持ちよさそうに身を委ねる。
青「じゃ…ここでええから」
桃「玄関まで行くよ」
青「いい、もう夜やし」
桃「別にお子ちゃまじゃないし」
青「気にしてたん?かわええやん」
桃「うるさい」
「あと…その…ノートのこと誰にも言うなよ…」
青「言わんよ…あれは俺とないこのもん」
「2人だけの秘密やんな?」
桃「…ぅ、うん」
じゃあ、というように手をあげると手を合わせてくる。
今までとは違う恋人としてのハイタッチ。正直こんな突然の事で告白するとは思ってもいなかった。もう少しちゃんとした所で告白すべきだったと今更後悔するがこれはこれで俺たちって感じでいいなと自分を説得する。
きっと今後も俺たちの関係は恋人、と名前が変わっただけで他にあまりに変化は生まれないと思う。
ないこが好きな気持ちは一生続くのだろう。
end
おまけ
桃side
桃「ぉ、お邪魔しまーす」
青「どーぞ」
桃「あれ、お母さんとお父さんは?いないの?」
青「あー…ちょっと遠出してくるつって二人でどっか行ったわ」
桃「相変わらず仲良しでいーね」
青「仲良すぎても困るわ、」
久しぶりに来たまろの家は特にこれといった変化はなく前に来た時と同じ雰囲気を纏っている。
無事に会長の仕事を終わらせた俺は約束通りまろの家に行けることになった。別にあの日の続きがしたいから早く終わらせた訳じゃないけど。
ただ俺たちはまだ受験生なので一応勉強会、ということにしておいた。
どうやらまろの部屋は色々物が散乱していて立入禁止状態になっているらしく、リビングで勉強をすることになった。
青「ソファ座ってええよ」
桃「失礼します…」
久しぶりだからなのか、そういうことをすると分かっているからなのだろうか。無駄に緊張してしまう。と隣に何も言わずに座ってくるまろ。
青「んふ…何緊張してんの…?」
桃「べつ、に…」
青「ないこ偉いやん…ちゃんと仕事終わらせて…」
桃「…会長だし当然でしょ…」
詰め寄ってくるまろに視線を合わせないように顔を背ける。と腰辺りに手を添え体全体を近づけてくる。途端に顔が熱くなり更に顔を見れなくなる。
青「…顔真っ赤すぎやろ」
桃「っ、…勉強、する…んでしょ…」
青「んー、ないこがそれでええならええけど……」
「…そーゆー事…するつもりで来たんやないの…?」
期待してただなんて。死んでも言うもんか。
無言で持ってきた勉強道具に手を伸ばすとあっさり掴まれ止めさせられる。そのままソファに押し倒され思わず目を瞑る。次に目を開けた時にはまろの顔がすぐそこにあって。
桃「っん…ぅ、ん……」
「ま、っろ……ちょ、っん…、ふ…」
当然のように唇を奪われされるがままになる。この間とは違って余裕のあるより深いキス。さっきまで何か食べていたのかまろの口の中が甘く感じる。みかんとかそういう柑橘系の味。
青「ん…ない、こ……」
桃「っぅ…んん…、っふ……」
まろのと混じりあった唾液が喉奥を伝う。息が苦しくなりまろの胸元を叩くと顔が離れていく。突然酸素が勢いよく入ってきて噎せてしまう。
桃「っごほ、けほ…っん……」
青「…大丈夫…?」
桃「…ん゛、大丈夫……」
「…っ、…しないの……?」
青「…いや…ないこ苦しそーやし…どーしよっかなって…」
桃「…」
本気で心配しているのか、はたまたからかっているだけなのか。
どちらにせよ何かムカついた為まろの服の裾を捲り肌に触れるとピクっと少しだけ反応する。意外と腹筋が割れていて一人で驚く。
桃「っずっ、と…我慢、してんだから…早くして……」
「早く…早くまろ、の…欲しい……(小声」
こんなにしっかりと本音を言ったのは初めてだ。勇気を出して言ったんだから行動しろよな、と思っていた頃にはもう遅くて。今日のために用意したちょっぴり露出多めの服が着々と脱がされ全体的に触れられる。
きっとまろも理性が切れたのだろう。雄の雰囲気を纏い呼吸が少し荒くなる。
やっとまろと繋がれる、と思ったらなんだか幸せで。特に抵抗もせずただまろの好きなようにされていた。
青「…っん…大丈夫…、?」
桃「っぁ゛、ああ…っぅ、…きて、るぅ……」
初めてだからか解しが長く、もう2回もイかされてしまった。あんなに雄、って感じだったのにこういうのは丁寧なんだから。
状況を整理するのに必死で只管息を整えていると腰を寄せられブツをあてがわれる。ゆっくりとナカに入ってきたまろのそれは窮屈そうに奥へ、奥へと進んでいく。
感じたことの無い感覚に少し恐怖を感じる。今は快感よりもどちらかと言えば異物感の方が大きい。
桃「っぉ、っき…すぎ…ん゛ぁ、…あ……」
青「…ん…ないこ…」
桃「はふ、…っ…ま、ろ…まろ…んぅ゛、……」
ナカがまろの形に慣れるまで待ってくれているのか中々動き出さないまろ。 逆にそれがもどかしくて。もう動いていいよ、と伝えるとゆっくりと動き出す。
桃「っん、ぅ…ぁ…あ、っ…ん゛っ、ぅ……」
青「っふぅ……」
桃「ぁ…あっ…ま…ろっ、まろ…ぉ……」
青「んふ…気持ちい…?」
桃「きも、ち…っ、かも…ん…んぁ…っ、」
出し入れされる度に声が漏れてしまい自分はこんなにも感じやすいのかと驚く。段々と慣れてきたのかまろの形にピッタリと密着する。ただなんと言うか奥が疼いてたまらない。
足をまろの背中で組みもっと奥に進むように前に押す。
青「っなに…もっと奥…?」
桃「ん、っ゛…もっ、と…ぉ…ぜんぶ、っほし…ぃ、っ…」
正直に伝えると余裕無さそうに腰を掴み思いっきり奥を突かれる。ごちゅ、っという音とともにビリビリとした感覚が全身を覆う。今のだけでイっちゃっただなんて。
ここが自分の弱いところだとまろに知られてしまったら最後、同じところを集中的に攻められただ喘ぐことしか出来ない。
青「…っん…ここ…?」
桃「っぁ゛~~っ、…んぁ゛、まって、だめ…っ、」
「ほん゛、とにっ、…ぃ゛…ん、んぅ゛~っ、…ぁ、ッ、」
青「っ、…ない、こ……」
桃「ぁ゛、あ…っ、ま…っねぇ…ッ、゛まろ、ぉ゛っ…」
一定速のテンポで弱い所を突かれ、突かれる度に軽イきしてしまう。激しく皮膚と皮膚がぶつかり合う音が部屋に響きその音でさえもまた感じてしまう。
もう既に苦しいのかまろのブツが中で大きくなる。と顔を顰め1度動きを止めるまろ。
桃「っはぁ゛…はー…っん゛…どうした…の…っ…?」
青「…ん…?」
「この体位ソファやから…狭いなあ…思って 」
「ないこ…起き上がれる…?」
ブツを抜かれずそのまま抱えられるとまろの膝の上に座らされる。途端にまろのが俺の中の何かに当たり先程とはまた違った感覚に襲われる。これ、今動いたらダメなやつだ。気持ちよすぎて怖い。
腰が動かないように少し浮かせている俺に気がついたのか腰に手を添えてくるまろ。
桃「っは…ッ、…だめ、これ…っ、ほんと、に…っ、」
青「っふ…気持ちいやろ…?」
「…次はないこが動いて」
桃「む、むり…っ、まじ、で…ィっちゃ、う…から……」
青「大丈夫やから…ほら、」
まろが腰の当たりを撫でたのを合図に足の力が抜け重力で下に強く座り込む。と同時に先程よりも奥に入ってきたブツがさっきの駄目な所に直撃する。
桃「ッ゛~~っ、…!?ん゛っ、…ぁ、……?(震」
いきなりの出来事だった為一瞬理解が出来ず理解するのに時間を催したがあとから来る快感は当然ありえないくらい気持ちよくて。
目の前がパチパチして何も考えられなくなる。自分のを見ると何も出ていないことに驚く。出ないことなんてあるのか。
まろが雄の顔をして見てくるのでしょうがなく上下運動を開始する。
桃「っん゛く、ッく…、ほんと、っに、だ…め、ッ゛だめ…っ、ぁあ゛っ、 」
青「ん…っ、ないこ、…」
桃「ぁ、あ゛~っ…ぃく、いく…、ん゛っ、はぁ、ぁ…ぅ゛ッ、」
気持ち良すぎて駄目な所を避けようとするもまろが上手く腰をずらしてくる為回避が出来ずただ食らうだけになる。
青「っはー、っ…」
桃「ひぅ゛、ッ、ん゛ん~っ、…またッ…ィっ、ちゃう゛、ぁッ…ん」
青「んふ…かわええ、っん…」
桃「ッん゛ぁ~っ、んッ…んは、はぁ゛ッ…は、…ふ…ぁ…」
青「ッん…!?…ちょっ、…っぐ……」
「っ…え…俺の声でイったん……?」
桃「はーっ゛、はぁ…は…ぁ……」
奥を突かれているということ時点でやばいのに突然好きな人の好きな声で可愛いだなんて言われたら反応せずにはいられないだろう。しかも向かい合っていて超至近距離なためダメージは当たり前に大きいはず。
込み上げてきていた物が放たれ中をキツく締めてしまう。と流石のまろも限界だったのか欲を吐き出す。
ゴム越しでも伝わる温かみを少し感じる。
青「っ…そんなに俺の声好きなん…?」
桃「ッん…すき…っだよ、゛わ、る…ぃか…っ、…」
青「じゃあ次の時は耳責めやね」
「2回目から結構ハードルあげるねぇないこさん…←お前がな」
桃「ッぇ、゛…い、れないの…っ、゛?」
青「……」
肩に手を置き普通に疑問に思った事を聞くとまだ入っているブツが何となく大きくなったように感じた。と思えばまたソファに押し倒され食い尽くすように襲われる。1回目なのにこんなにハードで良いのか。
やっとまろが俺のものになったと思えば自然と身を委ねる覚悟ができていて。
幼馴染との恋も悪くないな、と感じた。
おわり
その後色んな物の後始末に苦労したとかしてないとか🤫
コメント
1件
いやぁぁ最高っす😭 ないちゃん可愛すぎる、、、😍