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5 - 幻の太陽/スマブラ

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2022年03月12日

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「…会いたいな……。」


俺からこんな言葉が出てくるなんて信じる人はいるのだろうか。いや、彼らは信じてくれるだろう。俺の無様な泣き顔を見た彼らは。


「あれが…初めての涙だからな…。」


彼が好きだった星を眺める。彼のイメージカラーである赤を片手に収めながら。


「この剣も……長い間使われてないよな……。」


使用者の消えた剣はただの鉄屑になる他無かった。

そんな鉄屑を右手に収める俺は相当な変わり者なのかもしれない。



あぁ、帰って来てはくれないのか?


「Broooock。」


「Hello!スマイルー呼んだ〜?」


「っえ…!?…………ぶるー………、く?」


「もちろーん!逆にこの声と見た目で僕以外がありえる〜?」


太陽のような笑顔。今は夜だっていうのに。Helloとか言って。

ツッコミ担当なんかじゃないけど、ツッコむか。


「今は……………、っ?」


目の前が一気に紅に染まる幻覚を見る。


いや幻覚でもまぼろしでもない。


あぁ、帰って来てはくれないのか。



「最後が真っ赤でお前らしかった…なんて思ったら……駄目だよな……っ………。」



彼が居たその場所には、紅色の彼岸花……曼珠沙華が一輪。風に揺られながらも咲いていた。



ワードパレット 2.曼珠沙華(まぼろし、紅、会いたい)

スマブラ





久ししぶりの投稿ですがリクが切れるので更に募集します。永続的に。あ、リク締めるときはコメントに締め切りと書くので。書いてないならリクどうぞ。


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読めなかったら二分割にしますけど頑張って読んで下さい。

ではおツェ。

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