「!!ラングリット」
「またきたの!、」
小さな足でこちらに走ってくるのは、
「ラーシャ」「に会いたくて、」
ラーシャ・オリビア
「もー、バレたら大変なんだよ?」
顔を膨れさせた彼女だったが、どことなく笑顔で、とても可愛らしい。
「今日はねラーシャにプレゼントがあるんだ!」
「ほんと!?ラングリットからのプレゼント.!!」
「.安いけど、これ。」
彼が渡してきたのは、ブレスレットで、真ん中に綺麗なお花がついていた。
「!!、これ、いいの!?」
「勿論」
「早速つけてみるね!!」
市場でうっている安物で、彼女が着けている宝石のブレスレットとはまったく価値が違う、
それでもこんなに笑ってくれる彼女がやはり、僕は好きだ。
「とっっても!!嬉しい!」
「絶対大切にするね!」
「そう言ってくれて僕も嬉しい。」
少し世間話のようなものをしていると、
«ラーシャ様、何処にいらっしゃいますか?»
メイドの声が聞こえ、
「ごめん、いかなきゃ。」
「!、またね」
「うん!ブレスレットありがとう!」
そう言い走り去っていった。
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彼女は今、9歳。
生贄として捧げられるのは後、1年半ヶ月後の、「12月31日」大晦日
ラーシャ・オリビア 9歳
特徴 赤く綺麗な髪とルビーのように真っ赤で綺麗な瞳
ラングリット・ミネルバ 9歳
特徴 優しい緑の瞳、茶髪
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