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私が目を覚ましたのは、数時間後のことだった。見慣れた天井、寝台。直ぐに、此処がマフィアの医務室だと気付いた。治療は既に済んでいて、撃たれた肩も含め、包帯が至る所に巻かれていた。ふと、足元に何か重みがあると気付き、視線を落とした。

中也「スースー…(寝)」

其処には中也が……って、

太宰「中也?!」

中也「うおッ!?吃驚した……。」

自分でも驚く程に大きい声を上げてしまったためか、何故か気持ちよさそうに寝ていた中也も飛び起きた。

太宰「何で君が私の膝の上で寝てるのさ!」

中也「其れは…済まん。」

太宰「謝って欲しいんじゃなくてさ…大体何で君が此処に……。ッ!ゴホッゴホ……」

中也「は”?おい、大丈夫かよ?!」

ズキンッ

太宰「い”……あ、あまり耳元で大きな声を出さないでくれ給え…。ッゴホゴホ…頭痛が酷くなってしまう…。」

中也「す、済まねェ……。兎に角、手前も起きた事だし、首領呼んでくるな。大人しくしてろよ。」

太宰「云われなくとも……。」

そう云って、中也は首領を呼びに行った。先程、大声を荒げたせいで、咳が酷くなっている。其れに頭痛も酷い。頭をハンマーで叩かれているような感覚だ。今直ぐにでも逃げ出したい気分ではあったが、そんな気力も無いので、中也の云う通り横になって大人しくしていることにした。






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数分後、森さんがやってきた。中也は報告書を書くため、仕事に戻ったらしい。相変わらずの社畜だ。報告書なんか後で書けばいいのに。

森「太宰君。任務前にも思ったのだが、今日は何時もより体調が悪そうに見えるね。でも、君は『此れくらい大丈夫だ。』と云った。」

太宰「そんな事も云ったっけね。」

森「若しや、私達が気付かなかっただけで、今日のように体調の悪い日があったんじゃないかね?」

太宰「……偶にね。」

嘘は云っていない。実際、週に1、2回程度なのだから。

森「今日のように任務に支障を齎す程の不調な日は?」

太宰「!」

もう其処まで気付いているのか。流石、闇医者といえど観察眼は侮れない。

森「……なかったんだね。まァ、中也君の話も元にすると、太宰君の躰は段々と弱り始めている。あまり大きな任務はしない方が善い。」

太宰「弱くなっている、ね……。」

森「取り敢えず、今日の処は此処に泊まりなさい。明日は普通に動いても大丈夫だからね。それと、体調が優れない日は必ず私に云うように。ではゆっくり休んでね。」

森さんは、薬を机に置いて、医務室を出ていった。

どんどん弱ってボロボロになっていく自分の躰。私は、自分の死が間近に迫っていることを身を持って感じた。






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