昨日(10⁄28)、志賀さんの小説を初めて読んだ。僕は志賀さんについて詳しくは知らなかった。少し前に、推し樣の絵で初めてロリィタの志賀さんを見た。推し樣からのコメントには、「志賀さんには好きな事をして生きてほしい」と書いてあった。僕にはその意味がわからず、ただただ可愛い志賀さんを眺めているだけだった。その意味が昨日わかった。
志賀さんについて興味は前々からあった。まずは志賀さんのXを見てみた。明るい志賀さんが、第一に見えた。そして、志賀さんの説明文を見てみる。「文章を書く人。かわいい洋服に囲まれているのが好きです。」と書いてある、そこの一文を見た。僕は”文章を書く人。”と言うところは特に引っかからなかったが、”かわいい洋服に囲まれているのが好きです。”と言うところが引っかかった。そして、志賀さんの投稿を最新の物から順に見ていく。まずは、ピン留めされている小説の有料。その次に、東京ディスカバリーに来ていたこと。僕は記憶力がないからこれぐらいしか覚えていないけれど、他に覚えているのは”私のダイアリー”と”小説”。この2つは確実に覚えている。
“私のダイアリー”を志賀さんがやっている事は知っていたが、まだ動画は見ていなかった。”小説”は興味本位で見てみた。最初は僕の体が受け付けなかった。それでも、志賀さんの事を知りたくて無理やり見た。これは嘘だ、認めたくない、創作に決まっている。そんな事を考えながら見ていた志賀さんの”小説”は、どれも嘘なんかじゃない。本当にあった志賀さん自身の話だ。
初めて読んだ”小説”は『知らなくていいなんて言わないで__塾で言われた「一言」の話』。僕は最初、題名なんて気にしてなかった。”志賀さんが書いたもの。”ただそれだけで嬉しかった。内容を見てみると、志賀さんが実際に言われた”一言”とその時の志賀さんの心情が書いてあった。僕は今すぐにでもその瞬間から逃げたかったけど、志賀さんの事を知りたかったから無理やりにでも見ていた。読み終わった所で僕は気が付いた。これは、嘘なんかじゃない。志賀さんが実際に言われた一言と、その時の志賀さんの心情。そう思った。
その次に見たのは、『†噴水前に集合ね†』。そこには楽しそうで心配そうな志賀さんと、とあるボカロPさんとの話が書いてあった。志賀さんが思い切ってメッセージを送ってくれたお陰で出来た話だ。その”小説”には、とても可愛らしい志賀さんととあるボカロPさんのツーショット写真が載ってあった。ボカロPさんはロリィタ初心者。そんな中、志賀さんはそのボカロPさんを助けようとメッセージを送った。けれど志賀さんもロリィタ初心者だった。そんな過ちを犯しながらも師匠と呼ばれる人を呼んで3人で一緒に過ごしたそうだ。
僕は志賀さんの”小説”を見てわかった。「志賀さんには好きな事をして生きてほしい」。この言葉の意味が。確かに志賀さんはロリィタが好きだ。かわいいもの、かわいい洋服に囲まれるのが好きだ。その分辛い思いを数え切れないほど、もしくは今もずっと感じているであろう。今も薬を飲んでいるらしい。薬が切れたと書いてあって心配だった。鏡も割ってしまったらしい。大きい鏡だったらマグカップを投げていたと書いてあった。僕は一文、1文字を慎重に読み続けてその理由が理解出来た。確かに、僕もそんな状況だったら同じようにするかもしれない。僕は志賀さんのような状況になった事がないから分からないけれど、同じ事をする可能性は十分にある。
Xで志賀さんはプロセカの書き下ろし楽曲、『余花にみとれて』を紹介していた。僕はプロセカを知っているから志賀さんが何故紹介していたのかもすぐに理解出来た。まぁ、勝手な想像ではあるけど。
プロセカと言う音ゲーにはカワイイものが好きな男の子、瑞希と言う方が居る。その子は同級生に自分が男の子だと言うことがバレて絶望の闇に落ちきっていた。そんな中、絵名と言う友達に救われると言う事があった。そして、その瑞希が救われた時の書き下ろし楽曲が『余花にみとれて』である。
Xで志賀さんは、「好きな作品にクロスドレッサー、トランスジェンダーのキャラクターが出てくるとすぐに嬉しくなってしまう。誰を推すか迷うくらい登場してくれたらもっと嬉しい。」と書いていました。僕はトランスジェンダーは知っていたけれど、クロスドレッサーは知らなかったのですぐに調べた。調べたら、「自分の性別とは逆の格好をする人の事」と書いてあった。僕は志賀さんの書き込みを見ていると男→女の印象しか頭の中になくなって、僕の事を忘れていました。僕は女→男です。女だけど男っぽい格好をしています。こんな所に志賀さんと繋がれる所があるとは思ってなかったので少し嬉しいです。けれど僕は今まで、志賀さんのような悩み事が起こったことがあんまりないので、結局志賀さんとは全く繋がれない事を改めて思いました。
志賀さんはクイズについても自分についても”小説”を書いています。僕はどんなに性格が悪くても洋服が似合ってないと言われていても、キモがられようと志賀さんが好きです。ロリィタ姿の志賀さんはまるで手が届かないような存在感が出ています。そしてロリィタ姿ではない志賀さんも、手の届かないような存在感が出ています。どんな姿になってもどんな炎上をしても、僕は”小説”を好きなタイミングで書いて”ロリィタ”を着ている志賀さんが好きです。
みんな生きているから悩みに直面する。そしてその悩みをずっと抱えたまま生きていく人もいれば、自分の悩みを曝け出して理解者を求めようとする人も居ます。僕はどちらにも言えるんですけどね。生きてて辛い事は沢山あります。辛い事がない人なんてこの世に存在しないと僕は思ってます。今辛い事がないと言っている人も過去に辛い事があって、考え方を変えた可能性もあります。そうして人は成長していく。そのまま自分の殻に閉じ籠もる人も居る。僕はどちらも素敵だと思います。自分が傷つかなければいい、自分が傷つきながらもみんなに理解を求める。どちらでもいいと思います。
僕はただ、志賀さんが好きなんです。ロリィタでもそうじゃなくても炎上しても志賀さんが好きなんです。志賀さんには沢山の理解者が居ます。Xのコメント欄や小説のコメント欄。どちらにも沢山の理解者が志賀さんには居ます。志賀さんのお陰で救われた人なんかも居ます。みんな志賀さんの幸せを願っているので何をしてもいいんです。ロリィタをずっと着続ける、QuizKnockでずっと仕事をしてくれる。何をしてもいいんです。志賀さんにはこんなに沢山のファンが居ます。もしQuizKnockをやめても志賀さんの小説の更新が続いていればまだまだ志賀さんの事は追いかけられます。もし更新が止まっても過去の投稿が消されていなければ、志賀さんが確かに”ここ”に居た事がわかります。なので好きな事をして好きなように生きて下さい。僕からのお願いのような願望のような事ですが、とにかく志賀さんは好きな事をして、今を生きて下さい。
コメント
2件
あまりにも共感の嵐