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呪術夢です

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呪術夢です

1 - 第1話

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2

2023年12月13日

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『なんで死んじゃったかな…』

僕は窓にもたれかかって呟く、

七海が死んだという知らせを受けた。

あまり実感が湧かない、

信じたくなかった。

けれども現実は残酷だった。暗い僕と対照的に、お揃いのネックレスだけが輝いていた。

七海『君が新しく入ってきた忠成くんですか』

『よろしくお願いします!』

僕は彼に一目惚れをした。

僕より身長が高く、スラリとした男性だった。

でもすごい筋肉質で、僕と同い年。

僕、好きになった人には結構アプローチするタイプだから、その日以降ずっと好き好き言ってた。

『七海!好きだよ!』

七海『なんですか急に、真面目に取り組んでください』

『僕は真面目に言ってるんだけど!』

七海『そうじゃなくてですね…』

五条『毎日告白してんじゃん、飽きないの?』

『飽きないよ、好きだし。』

五条『めっちゃ好かれるね〜ナナミン』

七海『はぁ…』

『七海、後ろ任せていい?』

七海『どうぞ。』

たまに共同任務を任される時もあった。すごく嬉しかった。

僕がはめ外した時に庇ってくれた時があって、そこでもう一度惚れ直した。

僕が怪我した時に心配?してくれたのも嬉しかった。

七海が死ぬ前、僕は別方向での仕事があってどうしても行けなかった

七海『私は東京の方で任務があります』

『僕は大阪の方で仕事があるから、ちょっとの間離れちゃうね。』

七海『忠成くん、少し話があります』

『何の話?』

急に人気の少ない所に行ったから、少しドキドキした、でも不安もあった

なにかあったんじゃないかって。

七海『私は今回の任務で死ぬ可能性が高いです。』

その言葉を聞いた時、少しの不安が膨れ上がった。

七海『大勢の呪霊が来るらしいです、その中には、きっと私の力では殺せない呪霊もいます。』

死んでほしくないと心から思った。

七海『だからこれを君に差し上げます。』

ネックレスを渡された。

しかもお揃い、嬉しかった。

けど………

翌日

七海『それでは行ってきます。』

『うん……』

七海が行ってしまう。

嫌だ……

死なないで…

『七海! 』

僕は七海に抱きついてキスをする。

七海の驚いた顔が印象的だ

『死ぬなよ…』

七海『人はいずれ死にます』

『けど今じゃないだろ…』

七海『だとしても、そういうことは任務が終わってからでお願いします。』

そう言って七海は任務に行ってしまった。

嫌な予感はしていた。

前に言われたのも含めて。

的中してほしくなかった

『僕が死ぬまでには死んでほしくなかったな…』

でも、僕ももうすぐ死ぬだろう。

明日には東京の方に応援に行く。

僕ももうすぐで君のところに行けそうだ。

大量の呪霊に囲まれた。

全ての相手はできないな…








結構な大怪我をしてしまった…

腕が片方無い、目も見えない

七海ならこれくらい行けるんだろうな…

ごめん七海…

綺麗って言ってくれた目、壊しちゃった…

意識が遠くなる、死ぬんだろうな

空港

ん…?なんかよくわからない所に来たな…

空港かな…

七海『忠成くん…ですか。』

よく聞いた声、大好きな声だ。

僕は振り向く。

大好きな彼がいる。

目の前に

ずっと会いたかった。

七海『私たちの任務は終わりました、あとは虎杖君達に頼みました。』

『上手くやってくれると良いな。』

七海『君は私にしたいことがあったんじゃ無いですか』

『そういえばそうだったね』

任務に行く前にしたように、抱きついてキスをする

『もう僕の前から離れないでくれよ?』

七海『ここにいる限りは離れることは無さそうです。』

『よかった』

『ずっと好きだよ、七海』



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