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秘密の味/桃赤
今日はバレンタイン
皆少し浮かれて、ふわふわしてるみたい
俺も愛しの彼氏にとびっきり甘い
チョコレートをあげるの
赤「桃ちゃん、何がいーかなぁ
××は去年作ったし、
○○も一昨年作っちゃったし」
俺はそんな事を一人で呟きながら、
〝君もあの子を虜に?!
可愛すぎる甘々チョコ〟
そんなお決まりフレーズを掲げた沢山のサイト
を見ていた
赤「何かいーのないかなぁ」
そんな時俺が見つけたのはマロングラッセだった
赤「よし、決めた!
桃ちゃん、待っててね!」
チョコレートを溶かして、バターやら牛乳やら
を入れて丁寧に、丁寧に混ぜるの
そしたらね、一つ隠し味を入れるんだ
これを入れるとすっごく甘くなって
何でもほっぺたが落ちる程美味しくなるんだよ
何かって?
それは____ひみつっ!
俺と桃ちゃんだけの秘密の味だもん
赤「出来たっ!」
桃色のラッピングに赤色のリボンをかけて
桃ちゃんの居る部屋に向かう
赤「桃ちゃん!今年も作ったよ
何かって?
それは見てからのお楽しみだよー
はい、食べさしたげる!
あーん」
〝グシャッ〟
赤「あ、腕取れちゃった
せっかく壊れなさそーなとこ選んでたのに
今年はちょっと贅沢して目にしたけど
まー、いっか
どんな姿でもかっこいいもんね!
桃ちゃん、ほんとに大好きだよ
ずーっと一緒にいよーね!
世界で一番愛してる」
はっぴーばれんたいん!!!