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m×w
下手くそ、キャラ崩壊等々注意
自衛お願い🤲
#ご本人様関係ありません
side wki
『寝れない』
時計の針が夜中の1時を指そうとしている頃
元貴からそんなメッセージが来た
久しぶりの呼び出し
最近は新曲のレコーディング、MV撮影
ミセスとしての活動がない日もそれぞれ個々の仕事があり、
元貴ともプライベートで会うことが出来ていなかった
俺は久しぶりの呼び出しに高鳴る気持ちを抑え
元貴に『今行くね、』
と短く切って返信した
俺はいつからか
元貴が寝れない時
制作に行き詰まってる時
精神的にやられてる時に
呼び出され
元貴とそういうことをして
元貴の発散を手伝っていた
元貴からは
『ありがと、鍵開けとくね』
と返信が来ていた
その言葉により、
今から元貴と会うという
実感が強く湧き
一度は抑えたはずの胸の高鳴りがまたうるさく鳴りはじめる
俺は高鳴る胸をあとに、
急いで上着を羽織り
握っていたスマホをポケットへと滑らせた
俺は常に元貴に
置いてかれないように
認めて貰えるように
頼って貰えるように
努力して来た、
今はバンドメンバー以上の関係があるが
きっとこの関係は
恋人とはまた違う
親友とも少し違う
“セフレ”
そう称するのもまた少し違うと思う
バンドメンバー以上恋人未満
そんな曖昧な関係
久しぶりに行く元貴の家の途中で
そんなことを考えながら
車に揺られていると
元貴の居る家が見えて来た
タクシーを降りて
元貴の家の前に立つと
少し髪や、服を整えてから
一息置いてインターホンを押す
ふ〜、何回も来てるけどやっぱまだ緊張するな…
そんなことを考えていると
『入っていーよ』
と少し色気を纏った元貴の声が帰って来た
返事が返って来たことに安心し、
「おじゃまします….」
と声をかけて玄関の中へ踏み入れる
「ん、」
とだけ言って水を飲んでいる
元貴は雰囲気が少しだけいつもと違った
「…元貴」
「何…?」
「………」
あぁ、言わなくちゃ
わかってるのに
今日こそは
頭ではわかってるのに
「何なの?若井?」
と元貴の声に少し怒りが含まれる
「ぁ..や、ごめん…」
「やっぱ、なんでもない…」
あぁ、また言えなかった
『俺達ってどういう関係?』
その一言が喉の奥でつっかえて
出て来てくれない
言わないと
変われないのに
俺は言うことで
変わることを恐れてるなんて
「馬鹿みたいだな….」
その呟きを捉えたのか捉えてないのか
元貴は俺に
「何してんの、こっち来て」
と言い腕を引いてくる
俺は引っ張られるがままに
寝室へとのまれて行った
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一旦ここで切ります‼︎
一応3次元小説初チャレだったんですけどどうですかね…?
アドバイスとかあったらじゃんじゃん言って欲しいです🙌
next….❤︎50