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やっぱりね、嫌でも気づいちゃうんだなぁ







気を遣っているんだなって




いつも君たちは嘘が下手だから








きっと、私には無い才能を、

あの子は持ってるんだ。






天性の、”“ 愛される才能を。 ””





あぁ、ほんとに嫌になっちゃうよね。

直ぐにあの子に嫉妬しちゃうんだもの。





直ぐに嫉妬して、


変わろうと藻掻いても変わらない



対して可愛くないくせに



才能なんて無いくせに



愛を求めてしまう我儘な私。

みんなはそんな私が、

嫌いなのかなぁ…!








ずっとお姫様に憧れていた



キラキラしてて、楽しそうで、愛されてて



皆が守ってくれて、強くて優しくて、!!








そんなお姫様に私もなれるって…………






!!










そんな希望も、直ぐ壊されちゃうだなんて…






知ってたの、知っていたけど…!!







だって!!あの子は!!






“ 神に愛された子だから!! ”





ほらね?勝ち目なんて無いでしょ…?





だから私は今日も独り。





沢山の人達に囲まれている


あの子とは大違いね。






一度だけで良かった、何度でも望んだ




「 皆に愛されるお姫様になりたい 」と





そんなちっぽけな私の願いも、




叶わず仕舞いで幕引きなのか。







ね、悲しいよ、お姫様。





____________________





麗妃「 初作品なので、暖かく

見守っていただけると幸いです。 」


麗妃「 この作品を、

宜しくお願いします。 」

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