テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ねりきりとあんこの里親が決まって三ヶ月。まんじゅうとやつはしの家族が立て続けに決まった。そしてようかんともなかだけなのだがどうしても声がかからない。譲渡会でも子犬なのに、声はかからなかった。庵に相談すると、庵はようかんともなかとじっくり見て、「いや。絶対この子は家族が決まる。そういう子だ」そう言って返された。
そうして待つこと一年。もう雅は中学生だ。中学生になって初めての譲渡会。ようかんともなかに声をかけてもらった。かけたのは夫婦で暮らしている佐藤夫婦。犬を探していたところ、一目惚れし、迎えたいという。
トライアルまで進み、ついに正式譲渡へ!子犬は幸せになりましたが、雅の心はかんてんとおやきのこともありました。悲しさ、やるせなさ、悔しさ、痛痛さがあって忘れられないのです。「こんなことはあってはいけない。だから俺らは活動してるんだろ?雅」庵に諭すように言われ、雅は、黒豆と名付けた黒猫を保護するのです。
あとがき
こんにちは。これも本当にあってお話で少しだけ変えました。本当は全匹亡くなっていました。こんなことはあってはいけないし、許されません。どうか、動物を愛してやってください。