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「ホークス」
『荼毘』
[トガ]
敵連合のアジトにて。今のところ荼毘とホークスしかいない
「ねぇ、荼毘?」
ホークスが少しキレた口調で言い捨てる。
『なんだよ鳥』
荼毘も同じ口調で言い返す。
ホークスがムッ、とほっぺを膨らまして叫ぶ。
「分かってるでしょ!!ちかい!!!!」
真後ろから両手を回してホークスの肩にアゴを乗せていた荼毘が
『は?別に普通だけど』
ってちょっと言いながら笑う。
「普通じゃない!やめて、ホントカップルの距離!!!」
『久しぶりに監禁部屋から出してやったのに、ギャーギャーうるせぇな』
そういいながら羽根の根本を体でぐいっと押す荼毘。
「 … 〜〜〜〜〜っっっあ”のねェッ?♡♡」
ホークスが声を荒げる。
荼毘がははっと笑って言い捨てる。
『耐えてんな、期待してたんじゃねーの?』
「誰、が」
[ただいまです〜〜♡]
トガが血だらけでドアを開け放つ。
[エェッ、荼毘くんしかいない?]
トガが靴だけ脱いで、パタパタ走ってくる。
『…お』
[あ〜〜!ほーくすくんが いるじゃないですかぁ〜♡]
荼毘が顔をしかめて、体を離す。
『なんだ、イカレ女』
[なんだってなんですかぁ!]
[ヒーローちょっと倒して帰ってきただけですぅ〜!]
ホークスも急いでフォローする。
「ははっ、流石変身できるトガさんはすごいね〜」
[ほらっホークスくんも言ってます〜!]
トガがホークスに近づく。
『へェ …… 』
荼毘が羽根を一気に五本ほど掴んで引っ張った。
「ぅ”、………..っ♡」
『まぁいいけどさぁ』
『ヒーロー殺しにいってくる』
「はっ ……. い、ってらっしゃ … (あっぶね、声出る … )」
[いってらっしゃいです〜〜♡]
んん???
ん〜〜〜???
荼毘くん、なんかほーくすくんと距離が近い気がします….
来たときもくっついてる感じでしたし、裏でもあるのでしょうか?
ほーくすくん、久しぶりにみたしなんかしてたんでしょうか….
それはそうとして、荼毘くんも荼毘くんですっ!
もはや束縛みたいに見えるのです!
もしや…..「BL」ですか♡?!
私も年頃なので、そういうことに興味が湧くのです♡♡
みたい♡すごくみたいです♡
絶対荼毘くんが攻めです♡ぜっったい♡♡
どこまでいったんでしょうか?♡弱みとか握られちゃってるのかなぁ♡
私は年頃のカアイイ女子です♡だからこそ、全部を知りたいのです♡♡♡
「 ……… 」
[荼毘くん、行っちゃいました]
「あ〜、そうだね。 …. 何しよっか」
トガがニッと笑って言う。
[ん〜、部屋いってくるのです!]
聞いたホークスがヘラっと笑う。
「へぇ。俺に興味はないんスね、トがさん」
トガが背中を向けて言う。
[あるからこそです!]
「ん、あるからこそ、ね ….. 」
スタスタスタ、キィ … バタン。
「あるから、こそ ….. ?」
トガ、in自室
[あったあったぁ〜〜♡]
[じゃ〜ん!**ちょっとえっちになれるお薬〜**♡♡]
見た目はピンク色で、揺らすとチャポチャポ音がする。
そこに …. ドンッ!ホークスの好きなコーヒー(甘口)。
[コーヒーに入れて、 … はいっ!完成ですっ!]
… それに〜〜〜〜?
[荼毘くんの血です!]
当たり前かのようにちゅうちゅう吸うトガ。
ドバァッ ……
トガが荼毘へーー、近くで見ているだけあって、本当に似ている。
[あー。あー]
声色チェック。
[これで、荼毘くんとホークスくんの秘密を暴いてやるのです!♡]