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説明欄にも書いた通りgkさん病です😶
ちょっとした🐿🦟表現有、
kwさんの口調いまいち掴めない🫠
(今回いつにも増してグダグダです…)
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gkside
自分にはこの方法しかないんだって、
これ以上どうしようもないんだって、
そうやって自分に言い聞かせて、
自分の腕に増えていく傷を見る度にどうしようも無い感情になって、こんなの見られたら捨てられちゃうんじゃないかって不安になって、また自分を傷付けて、これの無限ループ。
今日はお昼から川北と仕事だって言うのに、朝からこんな事して顔多分涙とかでぐちゃぐちゃだ。
急いで絆創膏やらなんやらで止血したら、赤く腫らした目元を隠すようにバシャバシャと雑に顔を洗って、なんでもない僕の出来上がり。
こんな事をしている張本人から俯瞰して見ても馬鹿馬鹿しい。
何故か悔しくなって、左手首を握りしめた。
『おはよ、』
川北は僕より早く来ていたらしく、
ソファに腰掛けてスマホを弄りながら目線だけこっちに向けて挨拶をしてくる。
傍から見たらどうって事ない挨拶だけど、僕からしたら普通に告白されたんじゃないかって位
嬉しくて、なんとなく生きる糧になる。
「おはよ、早いね。」
『ぁー、暇だったから来た。』
「そっか、」
それで会話は止まった。
話を続けられない根暗者で申し訳ないと言う思いと、つまらない、と思われてどこか他の人の所に行ってしまうんじゃないかと言う思いが胸の中をいっぱいにする。
ちょっとした事でこうなってしまうのも僕の悪い癖、自覚している。
どすんと机の横辺りに荷物を置いて、かわきたと同じ様にソファに腰掛ける。
少し距離を置いて。
そこからは不自然な位に静かで、隣の楽屋からは他の芸人の笑い声とか、スタッフさんとかの話し合いの声とか、僕らも何か話さなきゃいけないんじゃないかってプレッシャーになって、心臓辺りにズシンと響いた。
『かわまた。』
「なに、どうしたの。」
『今日のかわまた明らかに顔色悪い。』
一瞬、息が出来ない位苦しくなった。
なんで、腕の事、自傷の事、川北は知らないはずなのに、
ずっと隠せてた。つもりだったのに、
「ぁ、え…、その…っ、なんで..」
『なんでって、顔、明らかに青白い。』
「…知ってたの…?」
そう聞くと、川北は明らかに何を言っているのか分からない、という顔をした。
まずい、墓穴を掘った。
「…やっぱなんも無い、ぁっ、トイレ行ってくる、!」
『待って。』
楽屋を出ようとした僕の左手首を強い力で握られた。
「ッいた…ぃ」
川北に握られている手首は、
ちょうど朝切った所だ。
痛い、そのせいで声が漏れ出てしまう。
はっとその事に気付いて、みるみる自分の顔がさぁっと青ざめていくのが分かる。
今のせいで川北の中の疑惑が多分確信に変わった。
『…まーごめ、かわまた、今日ほんとおかしい。』
僕が痛がっているのを察してか、僕の手首から川北の手が離れる。
「おかしくなぃっ、から、」
『おかしいって。 』
怒ってるのか、呆れてるのかわからない声色。
こわい、いやだ、こわい。
それだけが脳内をグワグワ揺らしていく。
『とりあえず座って。』
ソファを指さして、僕の腰に支えとして川北の手が添えられる。
『今日どうしたの。色々と、顔色と言い、さっき手掴んだ時と言い。』
「知らない…、 」
『手首も、?』
「しら、なぃ…」
『…ん。』
川北はそれだけ言って僕の頭を撫でてきた。
『ごめん。』
「なんで…ッ、」
川北は悪くないのに、なんで、なんで謝るの、
「わるいのはっ、ッ、僕なの、にっ…」
気が付けば泣いていて、川北に抱き抱えられた。 またこんな弱いとこ見せて嫌われちゃう。
「ッうぅ”…、ッヒグッ…、かぁきたァッ、!」
『うん、大丈夫。いるから。』
やだ、嫌いにならないで。
そこから何分も経って、ずっと川北の腕の中で泣いていたらしい。頭には川北の手があって、多分ずっと撫でてくれていたんだと思う。
「…ごめん。」
『なにが、』
「迷惑、かけちゃった…」
『別に大丈夫。体調は?』
「…」
こんな時に黙り込んで、やっぱダメな奴だ。
『かわまた。』
いつもより低い声で呼ばれて、多分川北が怒っている事を察した。
『話せそうならで良いけど、ちゃんと話して。』
「嫌いにならない…? 」
『なる訳ないじゃん。』
その言葉を信じて、
恐る恐る自分の左腕を見せた。
自分から見ても気持ち悪い、赤くくっきりと残った自傷痕。
『…うぉっ、なにこれ。』
川北が僕の腕を撫でる。
悲しんでるのか、呆れてるのか、感情が読み取れない顔で。
『これどうしたの。』
「…っ、かわきたに、捨てられたくなくて…。」
『何言ってんの。』
「僕、なにも出来ないから自分の事、川北に捨てられちゃうんじゃないかって、ッ、怖くて、それで、それで…っ、 」
『はぁ…』
怒られると思ってギュッと目を瞑った。
溜息まで疲れて、失望されて。
けど、次の瞬間、川北は無言で僕の頭を撫でていた。
「ッへ、なんで…」
『なに、俺そんな事でかわまたの事捨てると思ってんの?』
『そっちの方がショックだわ。』
「ごめっ…、」
『謝んなくていいよ。ありがとう。』
なぜか感謝された。
「なんで感謝…、てか怒んないの…?」
『怒る理由が無いから。つまりさ、俺に捨てられたくなくて、俺の事を思って自分の事傷つけちゃってるんでしょ?』
『そりゃかわまたが自分の事傷つけてんのは悲しいけど、それだけ俺の事思ってくれてるって事だからちょっとは嬉しいかな。』
「ほんと、?」
『本当。』
「良かった…ほんとにっ… 」
『ん、てかなんで泣いてんの。俺に感謝されたせい? 』
「ちがっ、ぁ、うれしくてっ、! 」
『ならいい。 』
『あ、1個聞いても良い?』
「ん、」
『捨てる捨てないってのは、相方として?』
『それともさ、』