奴隷 ら
貴族 ぺ
( なんで何もできないのよ !!!
パリンッ!!
ら( …… 、
( もういい ! 出ていきなさい !!
この世界は幾つかの階級に分かれている 。
1番上が貴族 。
1番下は俺達のような奴隷 。
俺はこの世界が大嫌いだ 。
家を追い出されてしまった以上 、過ごす場所がない 。
行く宛てもなく 、 道に蹲る ことしか出来なかった 。
そんな時だった 。
( 大丈夫ですか ?
1人の男性が声をかけてくれた 。
年齢はおそらく60を超えている 。
俺と同じくらいの階級だろう 。
( 家はないのかい ?
ら( はい 、
( じゃあ家に来るといい 。
この出会いが俺を大きく変えてくれた 。
数年後
ら( じいさん 、 ただいま
( おぉ、 らっだぁ 、 おかえり
( ちょっとこれを見てくれ
ら( 何この紙 、
ら( 「 役人オークション 」 ?
ら( これって …
( 奴隷から位が上がるチャンスだ 。
( らっだぁ 。 お前は心優しい青年だ 。
( お前ならきっと選ばれる 。
ら( え 、 そんなッ できるわけッ 、
( 大丈夫だ 。
( 選ばれた者は貴族と暮らせる 。
( 今よりいい暮らしが出来るぞ 。
ら( でも 、 じいさんを置いてッ 、
( わたしはお前と過ごせて幸せだった 。
( もう歳だし そう長くはない 。
( 最後の頼みだ らっだぁ 。
( オークションに選ばれて幸せになれ 。
ら( ッ… 、
ら( じいさんがそう言うなら … 、
ら( わかった 。
荷物をまとめてじいさんとお別れをした 。
場所は隣町 。
町を出ると一気に辺りは変わった 。
高く綺麗な建物 。
ら( ここ 、 だよな 、
白を基調とした建物に入る 。
中には俺のような奴隷の位の人が沢山居た 。
こんな大勢の中から選ばれるわけ 、
しばらく待っているとアナウンスがあった 。
「 いまから 役人オークション を始める 」
その後レッドカーペットを貴族が通った 。
貴族は5人いた 。
その中でも1番偉い貴族が中央に座った 。
ぺ( これよりオークションに入ります 。
1番偉い貴族がそう言った後から始まった 。
どの貴族の役人になりたいかは選べない 。
貴族が初めに見た目で決める 。
その後一対一で話をする 。
まず第一関門 、 見た目は突破できた 。
次の話し合いで全てが決まる 。
ぺ( 次の人どうぞー
俺の番だ 。
ら( 失礼致します 。
ぺ( ふーん 、 綺麗な眼だね
ら( 有難う御座います 。
ぺ( 何歳 ?
ら( 今年で17になります 。
ぺ( えッ年上だ !
ら( …. え ?
ぺ( 俺今年で15 !
ら( あぁ 、 そうなのですね 。
ぺ( 優しそうだし 、 役人にしてあげたいな
ら( … いいんですか ?
ぺ( うん ! 決定〜 !
( ぺいんと様 、 よろしいんですか … !?
ぺ( うんうん ! この子にする !
ぺ( 君 、 名前は ?
ら( らっだぁです 。
ぺ( らっだぁ ! よろしくね !!
ら( よろしくお願いいたします 。
ぺ( そーんなかしこまらなくていいよ〜 !
数年後
ぺ( らーだぁ !
ら( はい !
ぺ( 一緒にお散歩行こ〜 !
ら( こんな時間にですか … ?
ぺ( いーのいーの !
リクエストありがとうございました 。
このような作品を書くのが初めてだったので解釈違いがあればすみません…
引き続きリクエストお待ちしております
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡ 1000
コメント
2件
ありがとうございます、、、 pn年下ってのも解釈どうりです!! 最高っす!