テラーノベル
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遅くなってごめんなさい。琥珀糖です。私の中であまり整理が付かず、このように引き延しになってしまいました。今回は、どちらともやることにします。バッドエンドから、どうぞ。
目が覚めると、白い天井が見える。ぼやぼやとした中に、金髪と銀髪が見えた。
侑治「…す、な?…角名?!起きたんか?!」
…声が、出ない。何言ってるかも、わからない。補聴器…は壊れたか。
紙を取り出してる?なんでだろ…?
「角名!大丈夫か?!って大丈夫じゃないよな。」
紙で、伝えてくれてる…?どこまで優しいんだよ。その優しさは俺には勿体無いよ。
あの時の、侑の言葉。最近、意味がわかって来たのかも。
手も動かせないけど、またバレーしたいな。あの時のお礼、言いたいな。
あの時、ちゃんと気持ち言ってくれて、当時はすごく悲しかったけど、あれは愛なんだって
今、身に染みてるよ。まだ、回復…とはならないけど。
「治にも、話をした。」
え、ふと紙を見る。お、治にはな、話した?
な、え?ど、、どうして、
「俺一人じゃ、耐え切れなかった。ごめん。でも一つだけ、言いたかったこと。言えてなかったから。俺の気持ちだけ言うとすれば、俺は角名に生きて欲しい。踏ん張って欲しい。」
…は、?
い、今更?
でも、まぁそりゃああんな話されたら一人では抱え切れないだろうけど…。そっか
…生きてて欲しい、かぁ、
…踏ん張って欲しい、かぁ。
欲しかった言葉のはずなのに、今はすごく辛い。生きて、踏ん張って、頑張ってって
それって、俺は今まで頑張ってなかったって事?あの辛い日々は無駄ってこと?
、いけない、いけない。勇気を持って、言ってくれたんだし。
力のない手で、紙に書く。
「そう言ってもらえて、嬉しい。あの時、侑にあたってごめん。耐え切れないのは、当たり前、だよね。ほんとにごめん」
この紙を見た侑は、少しホッとして、座った。ふと治を見るが、顔が見れない。
何か、震えているような
我慢してるような
治は、すぐさま俺の紙を奪った。見えないくらいに早く
殴り書きのように書く。
「なんで俺にはなんも言わんかったん?なんでなん?なんであの時、追い返したん?なんで一人で詰め込んだん?俺は、俺たちは、そんなに頼りなかった?」
え、ま、まって、
「なんで最初が侑なん?なんで、なんで、なん?…もしかして、トラックにわざと轢かれて死のうおもたんか?なぁ、」
…え
空気が張り詰めた。俺の中で何かが崩壊した。その瞬間、涙が溢れて、
止まらなかった。
「なんで泣いとるん?あんなところで、自殺しようと、してたんやろ?泣きたいのは、俺たちと、トラックの運転手さんや!泣くなよ!被害者ぶるなよ!自分だけが辛いと思うなよ!」
ただ、何も言えなかった。
死ぬ時まで、人に迷惑をかけていたとは。
不本意の事故だけど、迷惑をかけたのは真実で、ただ事実しか述べてない。
でもその事実が、俺の心に刺さってしまう。
侑は慌てて、紙を奪って謝るけれど
一個も抜けなかった。
「俺が好きなんて、好きなんて、2度と言うなよ…」
そう書いて俺に投げると、治はどっか言ってしまった。
やっぱり、やっぱり。
こんな俺、辞めたいって思ってた。
だけど全然辞めれてなくて、知らず知らずのうちに迷惑かけてた。
プラス、好きな人を傷つけた。…俺は何がしたかったのだろうか。
最初から変わらない問いは、最後までわからない答えで、
何度も何度も考えたけど、わからなかった。
でも今、分かった。俺は構って欲しかったんだ。
不本意に、友達の弟を殺してしまい、その兄からいじめを受け、耳が聞こえなくなった可哀想な男の子
何も悪くないと、大丈夫?といつも声かけて欲しかったんだ。
侑も治もいなくなった部屋で、考える。俺の存在意義。ただ自分の思いだけで進んだ人生。
それは本当にいるのだろうかと
やっぱり俺は、救いようがないみたいだ。
花瓶を割り、その破片を掴む。
その破片を振りかぶり、手首に刺す。
どくどくと鮮血が流れ、白いベッドを赤く染める。
だんだんと意識が遠のきながら、ペンを持ち、書く。
「ごめんなさい。ありがとう」
そのまま、俺は……
ツー、ツー、ツー、ツー、
はい!バッドエンド編終わりです!次回は、ハッピーエンド編なので、楽しみにしといてください。では!
ゆ ー ち ゃ ん 🦅🍁
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コメント
2件
最高です!神!ハッピーエンドも楽しみにしてます!!
読ませていただきました……。重かったです。でも、だからこそ、角名の「構ってほしかった」という最後の気づきが胸に刺さりました。治の「被害者ぶるな」という怒りも、愛ゆえのものだと伝わってきて切なかったです。「ごめんなさい。ありがとう」の文字が忘れられません。続きのハッピーエンド編、楽しみにしていますね🌷