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次に目が覚めたのは全く…ではないが二三回程度見た天井…
凪桜)…澄晴の…へや……?
体を起こすと今更だがとってもいい匂いがした
凪桜)……グゥ~…
お腹すいたなぁなんて思いながらリビングへのそのそと行く
リビング)
ガチャ…リビングの扉を開けると二宮隊が揃っていた
凪桜)…?????
扉が空いた音に気づいた全員がこちらをちらっと見て…1回全員顔を見合わせる
凪桜)あ、あの……?
声を掛けるともう一度全員がこちらを見てきた
凪桜)うわこわ…
と、はっきりと発言すると料理をしていた犬飼くんがぱぁっと顔を明るくして日を止めて抱き着いてきた
澄晴)凪桜さーん!ギューッ
凪桜)おわっ…と、危ないよ、私寝起きだよ?笑
ヨシヨシと頭を撫でればまるで犬のように素直に喜ぶ
凪桜)えーっと、なんで君たちはここにいるんだい?
と、聞けば逆に「なんで居るんすか」と聞かれてしまった
凪桜)私はただお昼寝をしていた時に膝借りて…ね?ほら、部屋まで誘拐されちゃった人よ
匡貴)犬飼…お前な
犬飼)いやぁ可愛くってつい笑
2人が何かしら言い争っている間にキッチン侵入&澄晴くんの飲みかけコップを手に取り飲用
凪桜)仲良いね〜笑もっと仲良くしなよ?匡貴
二宮)これでも優しい方だ
凪桜)そう?笑あ、犬っちゃんお水貰ったからね〜
犬飼)あ、はーい!
ほとんど飲みきってしまった……とふと思いコップの中にお水を入れる
凪桜)それで?なーんで犬っちゃんのおうちで皆さんいるの?
匡貴)いや……別に…
と、匡貴が顔を逸らすと澄晴が「皆さん作戦会議という名の凪桜さんの寝顔を拝みに来たんですよ!」と、盛大な暴露をした
まぁ、別に暴露されても私は別に「そっか〜」と、適当に返事をしてリビングの椅子に座る
凪桜)んで?満足したの?
と、机に膝を着いて聞くと「まぁ…」と、だいぶ曖昧な返事をされた
凪桜)ふーん?まぁいっか!
犬飼)いっかって…本当に無防備過ぎない?
凪桜)え?これでも一応硬い方だよ!
どやぁ…と、どやったら「違うなぁ笑」と、笑った
凪桜)なんで!?これでも硬いよ!?ホントだからな!嘘じゃないからな!
うがー!と、文句を言えば犬飼くんに頭を撫でられ「どーどー」と、落ち着かせられた
凪桜)むぅ〜!
頬を膨らますと亜希ちゃんに頭をヨシヨシと撫でられた
凪桜)あきちゃーん!私虐められた!
亜希)まぁまぁ、無防備な凪桜ちゃんがいけないよ
凪桜)え!?酷い!
唯一信じてた亜希ちゃんにまで悪いって言われたァ!
しょぼーんとしょげたらもふもふと頭を撫でられた
凪桜)!!つっちゃん!
辻)それ辞めましょうよ…
隣に座ってた辻の膝に乗って「つっちゃんなら分かるよね!?」と、迫ると「わかりましたからとりあえず離れて……」と、顔を抑えられた
凪桜)んぇ〜!
辻)凪桜さんは俺たちにもそうでそうですけど警戒心を持ってください
と頭をこつんっと叩かれた
凪桜)警戒心って言われてもなぁ……
頬をポリポリとかいて頭の中にハテナを浮かばせる
辻)簡単に言えば嫉妬で人を殺さないように気を付けてください
凪桜)ごめんさらにわかんない
辻)貴方ほど扱いのわかんない女性はいないです…
凪桜)でも唯一だもんね!女の人で喋れるの私だけなんだから
にや〜と笑えば「うるさい」と、また軽く殴られた
凪桜)んむー!年下だからって殴りすぎ!
辻)知りませーん
凪桜)ひっど!
胸板をもう少し強く叩く
辻)いたた笑
犬飼)(なんで辻さんばっかなんだよ…辻さんあんたのこと好きなんだよォ……俺だって構えよ)
二宮)辻、お前ばっか構われ過ぎだ
凪桜)え〜…仕方ないなぁ笑匡貴の膝に乗せてくれるなら構ってやるよ笑
半分冗談だったのにマジで膝に座らせてくれた
凪桜)…しかも対面なの何?
二宮)いいだろ、それより頭撫でろ
実は匡貴は誰にも甘えることは無いのだが唯一私だけには甘えてくれる可愛い可愛い後輩なのだ
凪桜)はいはい笑
結果、真夜中まで全員が犬飼くんの家におじゃまするのであった