どうも、玻璃です
今回は、「ボクのあしあと、キミのゆくさき」で登場した瑞希ちゃんのイラストを考察していきます。なお、イベントストーリーのネタバレ要素がありますのでご注意ください。
カードはこちら
カード名は「ハーミット・リバース」。まずは2つに分けて考察していきましょう。
まず、「ハーミット」から。
意味としては、修道会が成立する前に、社会から離れて生活を神にささげたキリスト教信者 だそうです。要約すると「社会から孤立した者」といったところでしょうか。
自分の好きなものを貫いた結果、孤立してしまった瑞希ちゃんと重ねているようです。
ハーミットと言われて思い浮かぶのは、タロットカードの「隠者」ですよね。ガチャ名も「さすらう隠者の道程」とありますから確定でいいと思います。
隠者のカードを見ると、ランプと杖を持ち、マントを羽織っています。もう間違いないですね。
隠者が表すのは「学びを吸収する」「現状維持」など…ですがこれは正位置での話。
では、逆位置の意味は…?とその前に、「リバース」の意味を確認しましょう。
「リバース」の意味は逆転する、反転するです。
そう、このカードが表しているのは正位置の意味ではないのです。
逆位置の意味は、「現実逃避」。もう瑞希ちゃんですね。
現実と向き合わなければならばい。でも向き合えず、逃げている。そんな瑞希ちゃんをカード名で表しているように感じます。
では、タロットカードにおける隠者の意味にも触れながら考察していきましょう。
タロットカードでの隠者は、左下を向いています。
左下を向く心理として、「曲や人の声など、音を思い出している」「過去の経験や感覚と照らし合わせて何かを考えている」などがあるそうです。
このカードの瑞希ちゃんは、何を思い出しているのでしょう。ニーゴの曲?絵名の言葉?それとも…
たくさんあげられますね。
また、すべてにおいて時間は左から右に移動していきます。タロットカードでも、カードの左が過去・潜在的なもの、右が未来・顕在的なものを表すそうです。
左には鎖、右側にはリボンがありますね。鎖が、瑞希ちゃんの中で一歩を邪魔する潜在的なもの、リボンが絵名やニーゴの存在など、瑞希ちゃんの背中を押す顕在的なものという意味だと思います。
ですが、瑞希ちゃんを見ると、左の角が欠け、視線も左に向けられています。角は瑞希ちゃんが過去の出来事で傷ついたことを、左を見ているのは過去を思い出しているからではないでしょうか。
次は、背景などに注目してみましょう。
瑞希ちゃんに生えている角、黒いヤギを表しているのではないでしょうか。
タロットカードで黒いヤギは欲望を表します。認めてほしいという瑞希ちゃんの欲望ですね。
また、隠者のカードで描かれている氷山。氷山は理想に向かって歩んできた経験を表します。ですが、氷山とは言い切れないように見えますね。そう、瑞希ちゃんは今、認めてほしいという理想へ向かって歩んでいる最中なのです。
このカードでもう一つ気になるのは上下に見える鍵。見覚えがありませんか。
これですよね。この鍵、アイディスマイルで出てきたものです。
この鍵は、まだ閉まっているように見えますね。
「灯を手繰りよせて」では、最後瑞希ちゃんが現実と向き合おうとする様子が見られました。
次のイベントで、この鍵が開くのかもしれませんね。
今回はここまで。いかがだったでしょうか。
何か考察のリクエストがあればコメ欄でお願いします。(ニーゴ以外も可能ではありますが、うまくできるか分かりません、、)
では、次回お会いしましょう。
玻璃.
コメント
2件
毎度毎度凄すぎます~……! 尊敬します……後本当にカード名やら何から何まで瑞希ちゃんですね!