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私はヴァンパイアの餌

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私はヴァンパイアの餌

3 - 第三話 琳望君と琳乃君

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2022年01月16日

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ガブッ

え?

「優斗、抜け駆けだー。」

ジュルジュル

「あ、ゆ、優斗さん。い、痛い」

私は必死に抵抗する。

「その顔吸って欲しいの?」

カツカツ

瑠梨ちゃんのヒールの音がどんどんこっちに近づいてくる。

そして、私の手に噛みつこうとした。その時

「瑠梨、あんま虐めたんなよ。俺が吸う以外なんかある?」

あれ?この人琉貴さん?

「あらら、逆らえない琉貴登場か。最悪だわ」

そうか。琉貴君は瑠梨ちゃんのお兄さんだったっけ?

「早く、晩ご飯を食べなさい。私琳望と琳乃を呼んできます。」

確か琳望君と琳乃君は双子だったよね?

「最悪なんだけど、なんで琉貴が早めに来んのよ。いつもは遅めに来んのに。チッ」

瑠梨ちゃん、絶対に怒ってる。声でわかった。

「うっせぇな。黙れ、嫌な予感がしたんだよ。」

この料理、美味しい!!

「あの、琳望君と琳乃君はいつも遅いんですか?」

「あいつらと琉貴はね。私はたまに本読んだりするから、優斗はいつもお腹すいてるから時間通り来るけど」

今もまだイライラしてますね。絶対にしてますよね?

「おはよう。」

「おはよう。皆!!」

お、おはよう?今、夜だけど

「また寝てたの?ほんとよく寝るよね。琳望と琳乃って、よく似てるわー」

あ、そういう事か。琳望君と琳乃君は寝てたんだ。それにしても、顔もスタイルもよく似てるな。

琉貴君と瑠梨ちゃんは声と性格が似てるかなぁ?とにかく、怖い。声も性格もサイコパス。

「後で飲ませてよ。血。喉が渇いて仕方がない。」

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