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痛かったな…
そうだよあれは本当に痛かった。
自分が壊れていくのを感じた。
まるで別人が居るみたい。
破れた傷口から金切り声が響いて、ただ傷つけて、傷つきたかった。
死ぬのが怖いとても恐ろしい。
生きてる実感が常に欲しかった。
血の温もりだけが僕を愛してくれている気がして、一心不乱にそれを求め続けた。
次第に境界線が薄れていき、自分が何なのか、他人が何なのか訳が分からなくなって、支離滅裂な事ばかり頭の中で呟かれて毎日毎日気分が悪かった。
薬に縋った。でもアレルギーは治りゃしないし感情を制御してもくれないから、結局何も長くは続かないらしい。
同性を求めた。
だけど気持ち悪い輩と馬鹿ばかりでどうにも理想は現れない。
異性を求めた。
しかし、どう接すれば良いのか分からず失敗した。
そして結局どちらも嫌いになりかけている。
とはいえ全員が愚かだと言う訳でも無い、もちろん賢い人間は賢い。
だから嫌なんだ。
…人生のサブアカがあれば良いのに。