太宰→「」
フョードル→『』
そうと決めたら早速行動に移そう
扉をピッキングで音のならないように気を付けながら開けた
音がなってしまったら他の天人五衰の皆にバレそうだしね
此処皆の(天人五衰の)家?らしいし
扉の先には数十段の階段が会った
私は一段一段慎重に上り進めて云った
階段を上り切ると又扉が或った
そして此れも鍵が掛かって居たが、同じ様ピッキングで開けた
扉の先には明るく広い、私が元々居た部屋と全く違った空間が或った
あまりの広さに少し驚いたが直ぐ近くに外の光が差し込む扉を見つけて胸を撫で下ろした
其処から扉までは一瞬だった
そして扉を開けて――
私は思わずニヤついて仕舞った
扉の先には最低限の足場しか無い
ヨコハマの街はかなり下の方に何とか見える、位の場所
此処は天空だと理解し
「此れで直ぐ計画を実行できるよ笑」
そして私は足場ギリギリに会った体を
前に倒した
やっとだ、ずっと待ち侘びていた瞬間
フョードルから逃げるようにして自殺する形に為ったのは癪だが
「やっと世界から、、、夢から解放される」
そう云い私の意識は無くなり――
――この世界で意識が戻ることは無かった
『太宰君が、、、ですか』
太宰が死んだと知らせを受けたフョードルは
『今の処は計画通りです』
そう云って不敵な笑みを浮かべた
sidB
見慣れた景色で目が覚める
「此処、私の社員寮、?」
さっき私は
₋飛び降り自殺をした
₋其れは完璧に成功した
なら―――
「何故死ねて居ない?」
「何故私は生きている?」
取り敢えず今の状況を確認した
今は朝、光が降り注ぐ朝方だ
横になっていた私の体を起こす
やっぱり私の体は此の世に存在している
亡霊として彷徨って居た訳でも無いらしい
何故又生きなければならない
「苦しい生を引き延ばして迄追い求めるもの何て何もないのに、」
コメント
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この話大好きです! 文才力と語彙力ありすぎて尊敬します!! 続き楽しみにしてます!