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mtk···▸大森元貴
hlt···▸若井滉斗
※今回涼ちゃん登場しないです ゴメンネ
hlt side.
俺は今日、ガールズバー?とやらに来てる
浮気?そんなもんじゃない
上との付き合いで仕方なく来ただけで
それ以上のことは一切ない
なにしろ元貴以上にかわいい人なんていない
1番まずいのは、急遽決まったことだから
元貴になにも伝えられてないこと
今すぐにでも抜けたいけど、
まだ帰りそうにない
それに加え電話なんかで
この場を抜けられる雰囲気でもない
仕方ないから 事情を知ってる
涼ちゃんを通して元貴に 伝えてもらった
やっとのことで抜けることができ、
いつもより足早に家へと急いだ
多分怒っているだろうから
どう許してもらおうか考えていたら
いつの間にか家の前に着いていた
電気はまだ着いてる、起きているのか
玄関を開けてもおかえりは聞こえない
いつもならお出迎えにくるのに
拗ねているか怒っているか
はたまた泣いているか、
そう考えながらリビングに続くドアを開けた
hlt「…ただいま。」
mtk「…おかえり。」
いつもより低い元貴の声
後ろ姿だけでも明らかに怒ってるのが分かる
hlt「ごめんね、元貴。
上との付き合いだから上手く断れなくて」
mtk「…別に。 」
出た、”別に” 元貴がこの言葉を口にする時は だいたい怒ってる
言い訳をする気はない
ただ、どう機嫌を直してもらおうかを
悩んでいた
すると元貴がこっちを見て、怒った目で
mtk「…かわいい女の子たちと過ごして
楽しかった?」
と言ってきた。
確かに怒ってる。だけどどこか寂しそうで
俺の目には今にも泣きそうに映っていた
hlt「…楽しくなかった。」
俺ははっきりとそう言う
mtk「嘘だ」
hlt「嘘じゃない。
てか、 かわいいなんて思ってない。」
元貴以外にかわいいなんて思わない
mtk「なんで事前に僕に言わなかったの?
やらしいことがあったからじゃないの?」
hlt「違うよ、急遽決まったことだったから
元貴に直接伝えられなかったの。」
そこまで言うと元貴は黙り込んでしまった
…どれくらい嫌だったのだろう。
俺が少し女性スタッフと話すのさえも
妬いてしまう元貴からしたら
俺が女性のいる飲み場に行くのは
心底嫌だったろう
mtk「…若井は、女の子の方がすき、?」
元貴がそう口にした
そう思わせてしまったのなら申し訳ない
hlt「…俺は元貴がすき。
元貴以外はすきじゃない。」
そう言うと元貴は怒りながらも、
ちょっとだけ嬉しそうにしてた
mtk「……ぎゅ、して。」
そう言われ俺は、
目を潤ませた元貴を抱きしめる
hlt「ごめん、これ以降ないようにする。」
mtk「…ん、そうして。」
hlt「お詫びになんでもしてあげるけど、
なにかしてほしいことある? 」
mtk「…、お風呂、一緒入ろ、?」
元貴から誘ってくるとは珍しい
いつも2人でお風呂入る時は
毎回俺から誘っていたから
前になんで誘ってくれないの? と聞いたら
恥ずかしい とか言ってたっけ
夜のベッドで裸なら何回も見てるのに
ま、そーゆーところがかわいいんだけど。
hlt「珍し、、喜んで。」
そう言うと、元貴は嬉しそうに笑った
続きだそうカナ🙄