コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
榎本空綺(あき) 「」 空藤嵂月(りつ) 『』
「あー」「めんどー」
小言を言いながら日直の俺は
2階の教室の窓から黒板消しの粉をぱんぱんとはたく。
するっ
「あっやべ」
ぼーっとしていたせいか黒板消しを落としてしまった。俺は窓から身を乗り出し黒板消しがどこに落ちたか確認する
「よいしょ」
『「あっ」』
俺は思わず隠れる。
(完全に目合った)
下にはチョークの粉を被り真っ白になっている人がいた。
(やばいどうしよ)(一旦謝るか?)(下に降りた方がいいか?)
『あのー』『だれですか?』
俺は立ち上がる
「すいません」「落としたの俺です」
『今そっち行くんで』
えっ、、何?
がらっ
「はやっ」
『これって…』
『貸しってことでいいですか?』
「へ?」
思わず間抜けな声が出た。急に何を言ってるんだこいつは
『ちょっとついてきて欲しいとこがあって』
「ちょっとまて俺ら会って5分だぞ」
『分かってます』
ますます混乱してきた
「とっ、とりあえず自己紹介とか」
『まず着いてきて下さい』
『自己紹介は着いたらで』
『俺の家です』
「えっ?」
つづく