_海人を放っておけないのはなんでだろう。
しょうかい、超過保護兄ちゃんs、愛され海人
玄樹くんいる
呼び名や関西弁が違う等注意です。
紫耀side。
紫耀「おはようございます〜。」
海人「紫耀ぉ〜!おはよぉ〜」(手振)
紫耀「うん。おはよ。」
紫耀(今日もかわいいっ)
朝、楽屋に入ったら1番最初に目に入るのは
大体海人。今日もストレッチをしながら
ダンスの練習をしている。
海人「ふぃ〜疲れたっ、」(ペタむっ)
廉「なにしてん海人笑笑」
地べたにペターンとのびて床の冷たさを感じている。
………はい今日も可愛い。
まだ何もしてないのに可愛い。
罪すぎる。
そんな事ばかり考えていると後ろから神宮寺が
ニヤニヤしながら近づいてきた。
じん「紫耀なに考えてんだよ笑?」
紫耀「いや、海人可愛いなーって」
じん「そりゃ海人だ。可愛いに決まってる」
紫耀「お前もかよっ」
じん「当たり前でしょ笑」
紫耀「ほんと可愛いよな、」
じん「……」(ニヤ)
じん(すうっ)
紫耀「…じん???」
じん「海人ぉぉぉっ!!紫耀が今日も可愛いだって!!」
紫耀「ちょっ!?」
廉「海人かわいーやって!」(手を肩におく)
海人「それは、もう…いいってばっ」
海人はすっと立ち上がりまたダンスの練習を
しようとした。
廉「海人一旦やめよか?頑張りすぎやて」
海人「うーん、もう少しだけ!」
玄樹「もう少しで本番あるからそこまで!」
いい子だから! と2人に言われ渋々はぁい、
と言って、飲み物に手を伸ばす海人。
それすらも可愛い罪な存在。
……海人ってさ、頑張り屋すぎて、
人にも気を遣いすぎて、
笑っててもすぐ泣きそうな顔する時あるし。
だから気づくと目で追っちゃうんだよね。
紫耀(別に恋とかじゃないよ!?ただの兄ちゃん本能!!)
海人side。
じん「海人ぉぉぉっ!!紫耀が今日も可愛いだって!」
紫耀「ちょっと!?」
床に転がっていたらじんくんがそう言った。
紫耀を見ると顔を真っ赤にしていた。
可愛いって言われるのはもちろん慣れてる。
いつも言われてるしね笑
廉「海人かわいーやって!」
廉に ポンっと肩に手を置かれそのまま座らされた。
可愛いって言われるのはもういいんだけどなぁ…
海人「それはもう、いいってば!」
そう言って立ち上がってまた今日披露する
ダンスの練習をしようとしたら廉に
一旦やめよか?って言われてもう少しだけ!と言ったら いわちにも止められちゃった。
海人「はぁい 」
2人は「「いい子っ!」」って言われた。
ふふっ俺はいい子だからね!!
海人「喉乾いたァ水〜」
何やらじんくんと紫耀が話してるけど
聞こえない。早くあっちへ行って皆に甘えよって思ってペットボトルを開けてぐびーっと
飲もうとしたら
紫耀「海人!!ゆっくり飲んでよっ!?」
海人「ゔッ!!ゲホッゲホッ…」
勢い余って水がっ、、、
紫耀「海人!タオル!口拭くよ。」
紫耀が秒でこっちへきて顔周りを吹いてくれた。
海人「ん、紫耀、ありがとう、!」
紫耀「もちろん。大丈夫?」
他の皆は紫耀のあまりのスピード早さに
ポカーンとしてる笑そしてそのすぐ後にどっと笑い声が聞こえてきた
廉「いや!はやすぎるやろ!」
岸「常に準備してんな…」
神宮寺「海人の担当マネージャー?」
玄樹「優しい〜♡」
紫耀「海人が危なかったからね。」
海人「ありがとう…ごめんね…」
紫耀「謝るな!可愛いから大丈夫!!」
海人「も〜、それ言うなって!!」
あまりに恥ずかしくてその場から逃げようとしたら紫耀にガシッと腰を捕まられた。
紫耀「ほんと悪い子だなぁー危なっかしいから離れないで?」
海人「わかったよ、さすがは兄ちゃんだね、!」
それから時間が経ち収録前になる
紫耀side
海人って、本番前になると
たまにそわそわ歩き出す。
今日もそう。
海人「紫耀…俺今日のダンス大丈夫かな…?」
紫耀「大丈夫。お前が練習してたの、俺ずっと見てたから。」
海人「ほんと…?」
紫耀「うん。俺が保証する。」
海人「……ありがとう」
ほんとこういう瞬間、
“守りたいスイッチ”入っちゃう。
そして、収録本番、MCが海人に話題をふる
紫耀(上手く言えるかな?大丈夫だろうか、?)
MC「じゃあ海人くんお願いします!」
海人「はいっ、僕は最近しっすバーガーに…」
海人が噛んだ。
紫耀(可愛い……)
MC「しっすバーガー?」
海人「フイッシュバーガーです笑!!」
紫耀(可愛い……)
じん「しっすバーガー笑笑笑」(ツボにはいる)
海人「ねぇぇー!もういいって!!」
紫耀(可愛い……)
廉「今、絶対可愛いって思ったやろ」
紫耀「思ってない!!」
玄樹「思ってるでしょ!!」
岸 「いやー、いいねぇ笑」
3人〖いやなんのポジションだよ!〗
海人「声揃った笑笑!」
じん「さすがだな笑笑」
収録が終わり楽屋におります。
紫耀side
今回は海人が主演の映画という事もあり
かなり海人のダンスやボーカルパートが
多かった。疲れたようで海人は椅子に座り
軽く小舟を漕いでいた。
首が時折ガックンガックンとなっていて
危ないのでソファで 寝かせるために海人 を
抱えた。
岸「起こさなくていい?大丈夫か?」
紫耀「うん。大丈夫。このままねかしておこう今日はいつもよりも頑張ってたし。」
綺麗な金髪をしている髪を撫でつつ俺は答えた。
廉「相変わらず優しいなぁ」
じん「ほんと海人にだけは兄ちゃんしてんね。」
玄樹「写真撮っ……」(じんが口を手で塞ぐ)
じん「紫耀が嫌がるから辞めとこ」
玄樹「えぇー、、悲しいー、」
紫耀「また今度撮ろ?今は海人寝かしてあげよ。」
玄樹「はぁい、」(しょぼ)
暫くして寝起きポヤポヤの海さんが起きてきた。
海人「ん゙ぅ…おはよ、」(髪ボサボサ)
紫耀「海人おはよう。寝起きで悪いけど来て。」(櫛やヘアアイロンを持っている)
紫耀「ボサボサになりすぎだよ海人!」
海人「へへ、すみません…」
紫耀「まぁ海人の為なら?やりますけど!」
海人「わーいありがとうっ」
紫耀「……っ///どういたしまして。」
廉「あんなんもうスタイリストやん」
岸「きっと俺らが頼んでもしてくれないよ」
じん「海人専用スタイリスト兼マネージャーだな、」
玄樹「そーだね。微笑ましい笑笑」
紫耀「よし!いい感じ!可愛いよ海人!」
また言ってしまった、。言いすぎると海人拗ねちゃうんだよなぁ、まぁそこも可愛いんですけど
海人「似合ってるって事でいい、?」
紫耀「うん!そうしよっか。似合ってるよ海人」
海人「やった!皆に見せてくるっ!」
とててーと走って岸くん達が居るところに
いって俺にしてもらったんだーと自慢してる
海人を見て俺も、岸くん達も笑みが零れる。
海人「皆似合ってるって、褒めてくれた!」
紫耀「良かった。」
海人「ありがとう!!紫耀!」
紫耀「うん!したかいがあったよ!」
頭を撫でると海人は「乱れる!だめっ!」と言って距離をおかれた。
……いつでも髪くらい整えてあげるのになぁ、
帰る時間になり皆それぞれが準備をしている
帰る時、海人が後ろから
袖つまむみたいに話しかけてきて
海人「今日、ありがとう」
紫耀「いいんだ。気にしないで海人。
俺が勝手にやってるだけ。」
海人「でも…いてくれて安心したよありがとうほんとに、、!」
紫耀(………これ。
こういうの言われるとさ。
もう海人の兄ちゃんやめられないんだよな。)
俺が家路に着く前に考えた結論だけど
海人は、守りたくなる天才だと思う。
可愛いとか言われるの嫌がるけど、
それでも可愛いものは可愛い。
だから今日も明日もずっと俺は
海人のそばにいる。
…ただの“兄ちゃん心”だから、ほんとに!
🔚
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