コンチャ・ω・
ども主です
STARTです…
とある団地に、朝陽という少年と、弥里という少女がいた。
二人は親同士が知り合いで、幼いころからよく遊んでいた。
近所の公園で、幼稚園で、お互いの家で、いつも一緒だった。
もちろん二人はとても仲が良かった。
大きくなったら結婚しようねと、指切りげんまんをしたほどだ。
しかし年月というのは無情なもので、小学生に上がると二人が遊ぶことは段々減っていた。
そして中学、高校と上がるにつれ、二人が遊ぶことなどもう完全になくなってしまっていた。
大学を卒業した頃には、朝陽は弥里のことなどすっかり忘れてしまっていた。
そんな朝陽も歳を重ね、高校からの同級生の藍花と結婚することになった。
しばらく離れていた地元に戻り、そこで式を挙げ、かつての同級生や親族たちから盛大に祝われた。
その知らせは、地元に溜まっていた弥里の耳にも届いていた。
だから、弥里は今大忙しである。
彼女の注文履歴(ちゅうもんれきし)には、大量の栽縫道具がズラリと並んでいた。
解説
幼いころに交わした指切りげんまん。
「大きくなったら結婚しようね!嘘ついたら針千本飲〜ます!」
朝陽は結婚するころに弥里のことをすっかり忘れていたけど、弥里はそうでなかった。
大人になった今、弥里は大量の針を用意し、当時の約束を果たそうとしているよ。
もちろん、約束を破った朝陽に向けて……
おかえりなさい…
どうだった?
普通に怖いよね 指切りげんまんの約束覚えて朝陽に針を飲ませようとなんて
またもや参考にしたやつコメに貼ります
ばいばい
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https://www.alphapolis.co.jp/novel/980242121/592696168/episode/7004579