この物語はフィクションです。
本人様とは一切関係ないです。
他所にこの話を持ち出さないでください。
stgr van×rd
不穏です。
死ネタあり。
大丈夫な方だけお進みください。
rdと些細なことで喧嘩してしまった。
私も悪いところはあったかもしれないが、rdも疲れが溜まっていたのだろうか、私にいつにもなく酷い言葉を投げかけてきた。
それに怒った私が怒鳴り返すと、rdは目に涙を浮かべて家から飛び出てしまった。
まあ、そのうちやりすぎた、と後悔して戻ってくるだろう。
そのときはちゃんと私も謝ろう。
そう思っていたとき、スマホの通知が鳴った。
見てみるとrdから。
rd「ゔぁんさんいまへいき。」
何故ひらがな?読みにくい
それにこれはどういう意味だ?
謝ろうと思ってはいたが、どうしても今はrdの名前を見るとイライラがぶり返してきて頭を抱える。しかし無視も悪いと思ったので既読だけつけた。
rd「ゔぁんさんおれのことすき?」
いつもなら好きだと返すところだが喧嘩中に意味不明なメールを送られたせいでどうにも好きと返せる心境ではなかった。
van「今忙しい。あとにしてくれ」
つい、そう返してしまった。
rd「そっか」
rd「じゃあわわかれよ」
ここまで言われるとは思っていなかったが、私はそのままわかった。と返事を返してしまった。
van「わかった、じゃあこれからは一切私に関わるな。」
この言葉がこのときのrdにとってどれ程のものだっただろうか。
それからはメッセージが途絶えたので私はrdの表示を消して仕事に戻った。
翌日、wesから電話がかかってきた。
van「どうしました?」
wes「なにも聞かずに××××番のところにある路地裏に入れ」
van「…?そこになにか」
ブツッ
本当に聞く前に切られるとは。
wesのいつもとは違う雰囲気に少し不信感を覚えながら、言われたところの路地裏に入った。
wesが言いたかったのはこれだろうか。
しばらく進んでいると、虫たちがエサとなったものに群がっていた。
その光景を信じたくなかったが、”それ”はいつもrdが使っていたスマホを持っていた。
rdのメッセージを表示させ、試しに今どこにいる?とメッセージを送る。
すると、目の前のスマホがなにやら着信を受け取った。
拾い上げて土を払い、着信内容を見る。
メッセージの送り主の名前は私、内容は
「今どこにいる?」
私は昨日の自分を心底恨んだ。
何故あんなことを言ってしまったんだ
rdに最後にかけた言葉があんな……。
唇を噛んで気持ちを抑えていると、rdがなにか送ろうとしていたのがわかった。
メッセージを開いてなにを書いていたのかをみてみる。
「たのしかつたまたいつかお!をむか」
このメッセージからでもなんて言おうとしたのか想像ができてしまう。
「楽しかったまたいつか俺を迎えに来て」
私は今まで感じたことがない絶望感というか…怒りに近いものを感じていた。
なぜもっと強く助けを求めなかったのか
なぜこれだけでも送信できなかった?
電話という手もあっただろう
しかし私はそのrdが悪いという風に考えるのが間違いだと思い知らされることになった。
昨日の記憶が正しければ私は……
メッセージを遡ると
「これからは一切私に関わるな」
という文字が私から送られていた。
コメント
5件
初コメ失礼します! とても素敵な物語でした😭 最高でした!!
rd右はまじでいい👍👍👍 最高でした😭 私もrd右書かなきゃな…………