ナムギュside
恥ずかしい…笑
なんでジロジロ見てくる⁇
アニキがアイツらのところに動こうとしたからと、俺は咄嗟に手を引っ張った。
今しかない気がする。
ずっと聞きたかったこと。
230「ん…⁇どうした?」
124「アニキ…俺のことすきかきらいだったらどっちですか。」
突然の質問で少しだけ戸惑っている様子だった。
ストレートに言えば良かったか⁇
正直俺の心の中の気持ちが抑えられなかった。
俺はアニキが好き。
クスリじゃなくて
230「…」
絶対引かれると思った。
これを機にアニキを諦めたい。
諦めて、ゲームで死ぬ。
アニキは死なせない。
124「ごめんなさい、なんでもないで…」
230「大好きに決まってんだろ!」
124「えっ⁇」
アニキってやさしいんだな。
アニキと俺の好きは違う。
友達として、好きでいてくれてるんだ。
230「ちなみに、LOVEの方。」
えっ⁇なんで⁇
言葉が出ない
俺はクスリ目当てで、それに
アニキにたくさん酷いことしたのに。
アニキは俺を優しく抱きしめた。
不安や、緊張で泣きそうな俺を包み込むように。
230「お前が好きだ。傷つけたこと、申し訳ない。」
その体の温かさで、お互いの気持ちがわかった。
同じくらい熱い。
124「ぁ…あにき…俺もすきです…」
230「ナムギュ、ここを出ないか?こんな薄暗くて血生臭いところで過ごしたくない。」
124「もちろん、どこまでもついていきますよ‼︎」
次の投票が始まった。
この赤く光るボタンを押すとは思っていなかった。
投票の結果、×の投票が過半数いたことで、
このイかれたゲームが終わった。
目が覚めると、ボロい家と、高価な時計2、3個買えるくらいの賞金があった。
戻ってきた。
もしかしたら今までのことは全部夢や妄想だったのかもしれない。
124「うわ…」
メールが何通も届いていた。
まぁ、ほぼ借金取りだけど。
めんどくせぇ。
アニキ、今ごろ何してんだろ。
連絡先、聞いときゃ良かった。
俺は車や自転車はないのでトボトボ歩いて、
借金返済に向かうことにした。
「ナムス~」
アニキのこと考えすぎて、ついに幻聴まで聞こえてきた。
「ナームースー」
俺の名前を毎回間違えて、紫髪の人なんか、
この世に1人しかない。
124「ふっ笑…ナムギュです。」
124「アニキ。」
俺の一番大切な人。
230「ナムギュ‼︎」
最後まで見てただきありがとうございました‼︎
たくさんのいいねやコメント本当にありがとうございます😭
初小説だったので至らないところはあったと思いますが、これからもよろしくお願いします🙇
次の小説のリクエストなども募集中なので 、
是非是非❤️🔥
改めて、沢山のご意見ありがとうございました♪
コメント
6件
最後まで最高で幸せでしたありがとう😭
はー最高でした...なんだか最後は幸せな感じで私の胸がいっぱいです。ほんとに最高な物語をありがとうごさいます!!
わー…!何か最終話なだけあって両思い!って感じがしました…!何故か涙出てきますよ…!1から14話までもう一度全部読みました…!ほんとーによかったです…!☺️