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花を持って君に会いに行く
君の好きな花は知らない
薔薇だと重すぎる気がして
笑顔に似合った花を買っていく
ドアを開けて僕を迎える
そんな日々を望んでいたんだ
開かないドアは雨を降らして
赤い君が贈る花を染めていく
沈まぬようにゆっくりと
染まらぬようにゆっくりと
花を置いて
僕をおいて
君を待って窓に飛び込む
窓から見える君がいて
窓から飛べるそんな気がして
君の赤に僕の顔は塗られていく
君の笑顔を見つけて