最愛の君が……

俺は桃

俺には大好きな彼女がいる

今日は待ちに待ったデート

楽しみだなぁ…♪

桃　……しｯ、十五分前だ

彼女より先に集合場所には着いとかないとな、

桃　楽しみだなぁ〜♪

橙　………わぁっ！！

桃　…、？！橙…、？！

橙　あは…っ笑、びっくりしたぁ？笑

桃　んもぉ…っ、笑

そう、彼が世界一可愛い彼女の橙

桃　今日も可愛いな

なでな~で…

橙　んふ…っ、ありがとっ、/

前までは可愛いって言ったら怒ってきたのに今では照れるようになった

本当、可愛すぎる

桃　さ…ｯ、行こ！

ぎゅ…ｯ、（手を繋ぐ）

橙　…っ、！/うんっ、！/

橙　桃ちゃん、最初はどこ行くの？

桃　ふふっ…最初はな~

橙　……っ、✨

桃　じゃ~んっ！

橙　…！✨それ俺が見たいって言ってた映画のチケット！！✨

桃　そ、事前に買っといたから！まず映画見よ~ぜ！

橙　うん…っ、！

桃　橙、楽しかった？…って、笑

橙　………っ、//

桃　…笑、

やっぱりな

恋愛映画だったからシャイな橙は照れるだろうなと思ってたよ…笑

桃　…かわい、

橙　…っ、/

本当…可愛いなぁ、

桃　じゃ、次はカフェいこーぜ

橙　…！✨うんっ！/

橙　桃ちゃん…よかったん？

桃　…え？

橙　桃ちゃん、甘いの嫌いやん…

橙　ここ、甘いのしかないで？

桃　ふふっ…

なでな~で…

橙　…ん、

桃　橙が好きなとこなら俺はどこでもいいから、な？

橙　んふっ、/やっぱ桃ちゃんすき…っ！/

桃　…っ、

…そんな爆弾発言しないでくれよ、

本当、耐えられなくなるから…っ、

あれからお揃いのものを買ったり服を買ったりして楽しんだ

橙　今日はありがとね、桃ちゃん

桃　い~え、送ってこうか？

橙　い~よ…いつも悪いし、！家まで遠くないし…

桃　そっか……無事に帰ったら連絡して？絶対…

橙　はいはい…桃ちゃんってば心配性だなぁ…

桃　そりゃ可愛い彼女が一人になるのは危ないんだから！そんなん誰だって心配するだろ！

橙　俺は桃ちゃんがいるだけで心強いから大丈夫…ﾆｺｯ

桃　…ｯ！！/

ちゅｯ………

橙　んむっ…/

それから俺は何度も、唇を重ねた

橙　…はぁっ、/……はぁっ、/

桃　…す~ｯ、（首筋をなぞる）

橙　…んｯ、/

それから俺は…橙の首筋噛み付いた

橙から漏れる声が可愛くて仕方なかった

橙が足りない

でもこれ以上すると本当に壊れてしまいそうだから…

俺は我慢した

桃　じゃあな、気をつけて……愛してる

橙　…んっ、/俺も…っ、愛してるっ、/

俺は橙が見えなくなるまで見送った

この時なんで…俺は橙を追いかけなかったんだろう

桃　ふぅ~っ…

家に着いて一息ついたところ

橙からのLI○Eが来ているはずなのでスマホを開いた

桃　…あれ、？

きて…ない？

あいつが帰るのにかかる時間は五分

俺は二十分なのに…

桃　おかしい…っ、

そう思った瞬間、俺と橙の幼馴染

紫くんから電話がかかってきた

ーｶﾞﾁｬｯ

紫　桃くん…ｯ！

桃　ん、何？

紫　橙くんが…ｯ！！

桃　…ｯ、？！？！橙が何…ｯ、？！

紫　…ぁ、ﾎﾟﾛｯ

桃　紫くん…、？

紫　じ…ｯﾎﾟﾛｯ

桃　…じ、？

紫　事故にあった…ｸﾞｽｯ