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いつまで歩けばいいんだろう。
俺はずっと何も見えない空間をずっと彷徨っていた。
そこはただ真っ暗で。
道も何も存在しない。
「ほんとうにここ…どこなんだ…?」
その時。
)ドンッ
誰かに押された。
その途端床に穴が空いたのか。
俺はただ真っ逆さまに落ちていった。
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
…
「……ぱ…!」
「じ……ぱ!」
「じゃ…ぱ!」
「じゃぱぱ!!」
目が覚めるとそこは病院だった。
激しい雨が降り注いでいた。
na「よかったです、じゃぱぱさんッ…!」
et「ほんと心配したんだからねッ…、!」
jp「ごめんなさい…」
全員-jp「え、?」
医者「やっぱりですか、」
「jpさんは…」
na「そんなッ…じゃぱぱさんッ…!」
no「僕たちのこと…忘れちゃったんですか?」
(わからない、わからない…わからない…!!
ただ…この人達に悲しい顔をされると…
すごく、すごく胸が苦しくて…、)
jp「…ッ!!」
(頭が…痛いッ!! 意識がッ…)
tt「じゃ…ぱ!」
「絶対…!助…から…ッ!!」
…
ー
ーー
ーーーー
ーーーーーー
あれ…ここって…
目が覚めるとさっきの場所に戻っていた。
ただ暗くて、何の色も無い場所。
でも、さっきと違って1本の道が続いてる。
そこを歩いてみることにした。
すると、ふと視界の右側に何かうつった。
近づいて見てみるとそこには窓があった。
ガラスの奥は真っ暗で何も見えない。
だけどなんだか心の奥がざわつく気がして。
ふと、触れてみた。
途端、俺の目の前が光に包まれた。
34
??「来てくれたんですね!じゃぱぱさん!!」
なんだか聞いたことある声が聞こえた。
目を開けるとさっきとは全然違う、光に溢れた空間にいた。
jp「あなたは…、?」
そう聞くと、ピンク色の可愛い髪をした君は。
悲しくて寂しそうな顔をした。
na「のあです、!」
jp「のあ…さん?」
na「じゃぱぱさんと考えたんですよ、!
素敵な名前でしょ?」
jp「俺と…?」
na「ッ、…」
jp「というかここは…?」
na「ここは…じゃぱぱさん記憶の一片です」
jp「俺の…記憶?」
のあさん、君と話してると何だかすごく胸が苦しくて。何か…俺の…何より大切で、何があっても忘れてはいけないことを。
忘れてしまっているような気さえする。
na「そうだ、!ご飯食べませんか?」
「作ったんです!」
jp「え、あ、じゃあ…いただき、ます…」
na「どうぞ!笑」
あれ、なんだろう。
すごく。すごく懐かしい味。
自然と涙が溢れてくるような。
jp「すごく…おいしい、!)ポロポロ」
na「シェアハウスでみんなとよく食べましたよね」
「あの時、じゃぱぱさんがのあさんの作ったご飯は世界1だーっ!って毎日言ってくれて、笑 すごく、嬉しかったんです。」
jp「俺…そんなこと…?」
na「はい、!」
jp「そっか…のあさん。俺、まだ全部思い出せてないんだけどさ。この味、すっごい温かくて…落ち着くんだよ。」
そう言うとのあさんは嬉しそうな顔をして。
na「それはよかったです!」
「食べた“味”って言うのは名前とか、顔とかよりも記憶に残るものなんです。」
「じゃぱぱさん、皆で食べた味はわすれないでくださいね!」
そうのあさんに言われて。
俺の頭にきっと俺のであろう記憶が流れてきた。
シェアハウスで食べた味。
旅行先学校で食べたBBQ。
みんなで作った闇鍋。
記念に食べたケーキ。
どれもどれもがあたたかくて。
俺はのあさんに
「もちろん」
そう返した。
するとそこの空間はのあさんを包み込むようにパァっと光が溢れ出して。
na「じゃぱぱさん。私達はどんなに辛くても。一緒にいられれば。ただそれだけでいいんです。」
「だから…みなさんのところにも会いに行ってあげてくださいね!(ニコッ」
そういうとのあさんは光の中に溶け込むように消えていった。
まだ部屋はあたたかく、光の粒が散っていた。
「任せて。のあさん。」
そう呟くと俺の目の前は眩く光った。
目を開くと元の通路にいた。
さっき触れた窓辺は暗い空間の中でポツリと穏やかにピンク色に染まっていた。
俺は再び歩き出した。
次の窓をさがして。
しばらく歩くと2つ目の窓を見つけた。
次は迷うことなく触れた。
??「おう、じゃぱさん」
ギターを持った君が言う。
??「え、名前まで忘れたなんて言わねーよな?笑」
jp「…」
ur「おいおいまじかよー、俺!urだよ!!」
jp「うり…?」
ur「じゃぱさんよく俺の事うりりんって呼んでただろー?w」
なんだろう。すごくこの空間は音で溢れてて。
どこからともなく笑い声が聞こえる。
ur「じゃぱさん、」
「ちょっとそこで聞いててくれる…?」
そういうとうりはもっていたギターに手をかけた。
.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬
ur「じゃぱさん、このメロディー聞こえてる?俺は今じゃぱさんに届けたくて、音を奏でてるよ。」
「音ってさ、不思議な言語でね。喋る言語が違う相手にだって伝えれるし、どんな人の心にも残すことができるんだよ。」
そういわれて俺は、この部屋いっぱいに溢れる笑い声と。
俺のために奏でてくれるメロディーに身を沈めた。
窓に触れる度胸が温かくなる理由がわかった気がする。
jp「ありがとう。うり。他の“メンバー”の所にいってくるよ。」
ur「…!」「おう!頼んだぜ」
うりはそうゆうと光と交わるように消えていった。
だけどまだ、うりが奏でてくれたメロディーはずっと心の中で響いてる。
「次、行こう。」
俺はキラキラと粒が舞うように輝く黒色に染まった窓辺を横目に、歩き出した。
次に見つけた窓に手をかけた。
次の空間はなんだかすごくワイワイしてる場所だった。
居てるだけで心踊るような。
??「お〜い!じゃっぴ~!!」
そういって耳をピンと立たせた君はかけてきてくれた。
jp「どぬちゃん…!」
dq「ここ、すっごいいいでしょ?」
jp「うん、すごく。」
dq「えへへ~⸝⸝⸝」
「ここ、いつも俺が思ってることがつまってるんだ!」
jp「…?」
dq「みんなと一緒ですっごく楽しいって!!」
俺もだ。ここにいるとすごく楽しい。
ずっとこのままがいいってくらいに。
dq「心の底から楽しいって思える俺の居場所を作ってくれてありがとうっ!!」
そうゆうと君はふわふわと光に包まれはじめた。
jp「俺の方こそだよ…!
こんな、こんな俺についてきてくれて!
ありがとう…!!」
dq「じゃっぴは…世界1のーーーだよ…」
最後になんて言ったか。わからなかった。
ただ俺はだんだん、忘れてはいけない“何か”の形がわかってきた気がした。
「次だ。」
俺は、ふわふわと光る白色に染まった窓辺を後に次の窓に触れた。
??「じゃぱさ〜ん! 」
そう手を振りながら出迎えてくれたのは、
jp「ひろくん…!」
ひろくんだった。
hr「ちょっと座ってお話しよっか、!」
hr「ここ、すっごいポカポカしてるよね~」
「なんか、こたつの中みたいじゃない?笑」
「温めてくれてさ~、笑」
jp「確かに笑」
不思議と同じことを思ってた。
jp「なんだかひろくんとは気が合うね。笑」
hr「じゃぱさん、前もそれ言ってたよ笑」
jp「えっ、ほんとに?」
hr「うん笑二人で旅行行った時。」
「ずっとじゃぱさんにそんなこと思ってもらえてるなんて嬉しいなぁ(ニコッ」
そう言って微笑んだひろくんに光が纏いだした。
hr「あ、もう時間みたい…」
悲しそうにひろくんは言う。
jp,hr「もっと話してたかったな。/ね。」
hr「あ、笑はもった笑」
「じゃあ、待ってるからね。
じゃぱぱさん。」
そう言って笑いながらひろくんは消えた。
「行かなきゃ。みんなが待ってる。」
その窓辺はポカポカと温かい灰色に染まった。
jp「ここは…?」
??「じゃっぴ~!やっときた!笑」
ふりむくと赤色(?)の髪を輝かせて大きく手を振る君がいた。
jp「えとさん…!!…?」
その姿を見て俺はすごく…すごく懐かしい気がした。
et「覚えてる?笑」
この空間はすごく懐かしい空間で。
まるで俺らの馴れ初めをあらわしてるみたいな。そんな胸がきゅっとなるような空間が広がっていた。
jp「覚えてる…気がする、」
どんな形かはわからないけど、メンバーと一緒にたくさんの人に笑顔を届けようしていたこと。
et「そっか…、!」
「じゃっぴはね、初めて見た時からずっと私の光だったんだよ。みんなにとってもそう。」
「だから、少しずつでいいの。 」
そういうと光に纏われたえとさんは“橙色”の髪を輝かせて、俺に。
et「ずっと待ってるからね。」
と笑いかけて消えていった。
俺はまるで魔法がかかったみたいに俺の記憶がひとつひとつ鮮やかになっていくのを感じた。
「次は誰だろう…」
明るく輝く橙色に染まった窓辺から次の窓辺へ手を向けた。
次の空間に入るとすぐに俺は俺よりうんと背の高い男の人に抱きしめられた。
??「やっほ~じゃぱぱさんっ」
jp「シヴァさん…!」
シヴァさんの腕の中はとても温かくて。
自然とすごく落ち着いた。
sv「俺さー、こうやって触れ合ったり、みんなと一緒に過ごしたり…そうやって生きてる時間が1番幸せなんだよ。」
俺もだ。俺も…みんな…、メンバー、
そう、“カラフルピーチ”のみんなで過ごしてる時が何よりも幸せだ。
jp「俺もだよ。」
そう言うとシヴァさんは驚いたように目を見開いて、その後ふにゃっと笑顔になって。
sv「じゃぱちゃんはずるいなぁ笑」
と言いながら光に包まれたシヴァさんはかえるの姿になっていて。
今度は逆に俺の腕の中にもぐりこんできた。
そんなシヴァさんを俺はさっきシヴァさんがしてくれたように。優しく、優しく抱きしめた。
sv「ほんとっ…幸せってここまで実感できるものなんだね。」
そう言い放ってからシヴァさんは優しく輝く光とともに俺の腕の中から静かに姿を消した。
「俺、なにやってんだろ。
みんなこんなにも思ってくれてたのにな。
俺はみんなとの記憶を忘れちゃってるんだ…」
俺は…不甲斐ない俺に悔しさを覚えながら、優しい黄緑色に染まった窓辺を後にした。
次の空間に入ると俺は目を見開いた。
そこは辺り一面花畑の幻想的な空間だった。
その綺麗さに俺は心を打たれた。
??「あっじゃぱぱさん。 待ってましたよ。」
赤い花を片手に持った君は優しく笑いながらそう言った。
jp「なお兄、っ…!!」
no「どうしたんですか、?そんな泣きそうな顔して、」
俺、そんな顔してたんだ、。
jp「俺…俺、みんながこんなにも思ってくれてるのに答えれっ…なくてっ…」
そう俺が話し始めたとき。
no「なに言ってるんですか!」
君は言った。
no「しっかりしてくださいよ!“世界一のっ…!リーダー!!”」
「僕たちはただ貴方が、居てくれるだけで充分すぎるほど幸せなんです。」
「じゃぱぱさんに答えを言って欲しいって誰も急かしてなんていません。」
「第一、言わなくてもじゃぱぱさんが思ってる以上に僕たちには既に伝わっていますよ!」
そういってなお兄はまた、優しく微笑んでくれた。
何があっても優しく微笑んでくれるよね。
なお兄は。
no「大丈夫です!僕がついてますから!」
jp「ありがとう、なお兄!」
no「こちらこそです!!」
そう微笑んだ君は舞う花びらとともに光の中に消えていった。
はっきりと輝く青色に染まった窓辺を見て俺はため息をつく。
「居てくれるだけで充分幸せ…か」
「俺の方こそなんだけどな…」
忘れてしまった事実は変わらない。
そんな自分に腹が立つ。
自分はこのままでいいのだろうか。
そんな悩みが俺の中で渦巻いた時一本道のずっと奥の方で黒いもやが強く渦巻いた気がした。
??「じゃっぴ、待ってたよ」
そう言って迎えてくれたのはもふくんだった。
mf「なんか元気ない?大丈夫??」
jp「うん、何も無いよ」
mf「…」
「俺さ、じゃっぴが嬉しい時の涙も悲しい時のずぶ濡れの涙さえ、全部見せてくれたのが嬉しかったんだよ」
「ほんとに…大丈夫?」
もふくんにそう言われると、俺は自然に思っていたことが言葉に出ていた。
jp「俺さ、色んな人に思ってもらって、励ましてもらってんのにさ。みんなのこと忘れててさ…そんな自分が…すごい嫌でっ、」
もふくんは静かに頷いて。
しどろもどろな俺の言葉を何も言わずに聞いてくれた。
mf「そんなこと思ってたんだね。」
「じゃっぴは俺らのことを忘れたんじゃないんだよ。
じゃっぴは他のみんなの気持ちを優先しすぎて。ちょっと自分のことを抑えちゃっただけなんだよ。」
jp「抑えてた…?」
mf「そう。忘れたんじゃない。覚えていないんじゃない。
じゃっぴの中に限りなく刻まれてる思い出が深くにしまい込まれてしまっただけなんだ。
今はしまい込まれたものを取り出してる最中ってこと。 」
「だから、じゃっぴは自分を責めないで。」
そう励ましてくれた君の顔はどこか申し訳なさそうに目が揺れている気がした。
でもそんな君の言葉は今の俺の琴線に触れた。
とても心が軽くなった。
jp「ありがと、もふくん、!」
「もふくん、俺の事大好きなんだね笑」
ちょっと冗談を言えるほどに。
そしたら君は耳を真っ赤に染めて。
mf「悪いかよ…⸝⸝⸝」
そう言った。
俺は目を見開いた。
もふくんのおかげでからぴちメンバー1人1人の性格を思い出すことができていたから。
jp「ははっ笑」
笑うともふくんは、照れくさそうに。
でも、安心したような笑みを見せて。
mf「じゃあまた後で」
そういったもふくんは光に包まれて消えていった。
型にはまらずに光る紫色に染まった窓辺を後にした俺はだんだんと温まる心に身を委ねながら再び足を進めた。
??「じゃぱぱー!!はやくこっち!」
そう言って君は、赤いメッシュの髪の毛をなびかせて無邪気に笑ってかけよってきた。
jp「ゆあんくん…?」
ya「そーだよ!ゆあんだよ!?」
「な!ゲームしよーぜ!!」
そうやってぴょんぴょん跳ねる君はどこかかわいらしかった。
jp「いいよ。しよっか」
⋆͛⋆͛⋆͛⋆͛⋆͛
ya「くっそ~負けたぁぁ」
「前の配信では勝ったのにぃぃ」
jp「配信…?」
ya「そうそう!二人でやったやつ!」
「や〜でもやっぱじゃぱぱと遊んでるとほんっと楽し~なぁ、」
jp「…ほんとに?俺と一緒にいて…よかった?」
ya「何言ってんの!あったりまえじゃん!
俺は何があってもじゃぱぱに着いていくよ。」
jp「ゆあんくん…」
ya「てか!もう1回!やろ!!」
俺は溢れ出しちゃいそうな感情を堪えて。
jp「おぅ!」
そう返事した。
途端君の体から光が静かに溢れ出した。
ya「あ…時間なんだ…」
君は悲しそうな顔をして言った。
jp「またやろーぜ」
気づいたら口にしていた。
口癖…だったのかな?
君は目を輝かせて言った。
ya「おぅ!約束な!!」
そう言って消えていった。
「そっか。俺達、こーやって毎日笑顔を届けてたんだっけ。」
また俺の中でピースが1つ、埋まった気がした。
無邪気な赤色に染まった窓辺を背に次の窓に手をかけた。
??「じゃぱぱさんっ!」
jp「…!! るなっ!!」
俺は綺麗に結んだ水色髪をなびかせながら手招きをする君を見た途端、なんとも言えない感情が押し寄せた。
jp「るなっ…楽しい…?」
自分でもよく分からない質問だった。
だけど今まで入った空間の中で温かいのは同じだけど、この空間は…なんだか違う、少しでもズレたら崩れてしまうような繊細さをもっている気がして。
気がついたら口に出ていたらしい。
rn「もう言葉に出来ないくらいものすーっごく楽しいですっ!!⟡.·」
目を輝かやかせながら答える君を見て。
俺はなんだか涙が溢れそうになった。
君は続けた。
rn「るな、ここが大好きで!!」
「どこにいても、いつまでもこの愛は永遠に変わりませんっ!」
jp「どこにいても…いつまでも…そうだね、」
rn「どーしましたか?」
心配そうに君は俺の顔を覗き込む。
jp「いや、なんでもないよ!」
rn「ならよかったです!何かあったらなんでも言ってくださいねっ!!」
jp「そっちこそ。何かあったらいつでも頼ってね。」
君は目に涙を浮かべて言った。
rn「はい!ありがとうございます!!」
すると、るなの体からぽかぽかと温かい光が舞いだした。
rn「そろそろみたいです、」
「じゃぱぱさん!また会いましょう!」
jp「…どこ…行くの…?」
何故か聞いてしまっていた。
rn「…?みんなのところです!
るなの居場所はずーっとそこですから!!」
その言葉を聞くと俺はまた…何故だか涙が溢れそうになった。
jp「うん、そーだね。
“いってらっしゃい”」
俺はそう言った。
キラキラと明るく瞬く水色に染まった窓辺を背に。最後であろう窓に触れた。
jp「たっつん…!」
tt「待ってたで、じゃぁぱ。」
「その調子やと、だいぶピースも揃ったみたいやな。」
そういう君は出迎えることなく遠くの光を見つめながらあぐらをかいて座っていた。
jp「おかげさまでね。」
俺はそう答えながらすとんとたっつんの隣に腰をおろした。
隣にたっつんがいるだけで、色んなことを思い出す。
ずっと隣に、心の中にいてくれて。
ずっと笑いかけてくれた記憶が。
鮮明に呼び起こされる。
jp「ねぇ、たっつん。…ありがとうね。」
tt「こちらこそや。“相棒”。」
そう笑った君は続けてこう言った。
tt「俺は切なさも、喜びも全部じゃぁぱと分け合おうと思っとる。」
「じゃぁぱはどうや?」
jp「もちろん。俺だって。 切なさと喜びも全部たっつんと分け合うよ。」
tt「そぉか、じゃあ。その“切なさ”なんとかせなな。」
そう言って君は窓の外を指した。
温かく光る黄色に染まった窓辺を俺とたっつんは後にした。
さっきまで真っ暗だった1本の道が今ではみんな色に染まっていて。
闇みたいな色をしていた天井は青空みたいな澄んだ色をしていた。
そんな中集まるみんなの姿を見て。
俺は強く、強く魂が揺さぶられた。
jp「みんなっ…!!」
俺は泣いていた。
その涙に紛れて。
上から雨が降ってきた。
その1粒1粒があたたかくて。
触れる度俺の記憶を呼び起こした。
『ずっと濡れていたい』
そう思えるほど心地のいい雨だった。
tt「さ、あと1つ、最後の窓んとこ行こか」
jp「…まだあるの?」
na「何言ってるんですか!じゃぱぱさん!」
「“12人で”カラフルピーチですよっ!!」
そして俺達は、黒いもやが強く渦巻いている一本道のずっと奥の方にあった窓に手をのばした。
目を開くとそこは今までとは違って、薄暗い空間だった。
その空間…というか部屋にはモニターがたくさんあって。
そのモニターに俺達が今まで過ごしてきた日々が流れていた。
sv「この量…すげぇな、」
両端にずらりと並ぶモニターの間を、俺達は歩いた。
ur「あっ、このシーンあれじゃね?」
そんな思い出話ができるほどの量だった。
するとプツンと。
急に部屋が暗くなって。
目線の先には
“俺”がいた。
ハイライトと無い目にみんなとの思い出を焼き付けては頭を抱えている俺だった。
…
… タッタッ
… タッタッタッタッ
ぎゅっ)
気がつくとみんなは蹲っていた俺を抱きしめていた。
すると俺はすごく驚いた顔をした。
そんな俺に。
俺はそっと手を差し伸べた。
jp「お前、気づいてないだけだよ。 」
「お前はこんなにも愛されてる。 」
「だからもう、そんな顔するなよ。」
na「そうです…!もう辛いことを1人で抱えないでください…!」
tt「俺にも…ちゃんと分けてくれ、」
ya「何があってもお前の味方だから」
sv「ちゃんと見てるから」
dq「1人じゃないから」
ur「決して1人にしないから」
et「みんな君が大切だから」
hr「みんな君を思ってるから」
no「もっと頼って、」
mf「もっと色んな顔見せてよね」
rn「みんなあなたのことが大好きだから!」
それを聞いた俺の目にはハイライトが宿った。
そして大粒の涙を流して。
「ありがとう」
ただ一言を残して光と共に俺の胸の中に入っていった。
俺の胸は温かさに満ちていた。
12色に染まった窓が並ぶ空間はとても心地がよかった。
そんな時、空から声が聞こえてきた。
「じゃぱぱさん…!」
「じゃぱぱ…!」
「じゃっぴ…!」
「じゃぱさん…!」
「じゃぁぱ…!」
jp「みんな…!」
声とともに11個の手が空から差し伸べられるようにおりてきた。
tt「はよ行き、みんな待っとる」
jp「でも…!」
tt「大丈夫や、俺らはいつまでもじゃぁぱの中におる」
jp「そっか…」
「みんなっ…本当にありがとう!!(ニコッ」
全員-jp「こちらこそ!/です!」
そう言ってみんなは俺の背中をおしてくれた。
目が覚めた。
温かい夕日の光が俺のことを照らす。
橙色に染まった病室。
目尻を赤く腫らしたみんなはベッドに顔をうずめていた。
ずっと声掛け続けてくれてたのかな、
「みんな…ありがとう。(ニコッ」
ya「う~ん…ᐝ」
「じゃぱぱ…?」
「じゃぱぱっ…!」
「みんな!!じゃぱぱが起きたよっ(泣」
na「えっ!?じゃぱぱさん!? 」
no,rn「じゃぱぱさん…!」
dq,mf,et「じゃっぴっ…!」
sv,hr,ur「じゃぱさん…!」
tt「じゃぁぱっ!」
全員-jp「おかえりなさい!!」
jp「みんな…!ただいま!」
俺はとびきりの笑顔でそう言った。
雨上がりの空には大きな、大きな虹がはっきりと輝いていた。
ー𝐹𝑖𝑛.ー
あとがき▶︎▷
えっと9000文字強…
信じられないくらい長くなってしまいました…
すいません!!💦
何日かに渡って書いたんですけど…ミステリー系書こうって思って書き始めたのが最後の記憶です꒰ᐡ ߹^߹ ᐡ꒱
気づいた方居てくれたら嬉しいんですが…
少しゆびきりレインをモチーフにしてるんですよね!👊🩷
ぜひぜひ他の方の作品も見てください!
似たような作品があるかもしれませんが決して私はパクったりはしていないので把握していただけると嬉しいです🫶💕
読んでいただきありがとうございました!