よいしょ~!!
(。・ω・)ノ
沢山ハートありがとう😭✨
第10話
部屋につくと二人でベットに座った
kn「……」
br「…….」
もう慣れてしまった沈黙が続く
kn「……….」
br「…..!?」
すると突然彼が僕の手の上に自身の手を重ねた
br「…..どうッ…..したの….?」
壊れそうなくらいに脈打つ心臓を押さえつけるように僕は聞いた
彼の返事は遅かった
まだ重ねられた手に意識を向けてみると
…彼の手は少し震えていた
kn「…俺ッ……」
br「………….うん….」
やっと出た言葉の続きを僕は待つ
kn「なんかッ…..した…ッ…?」
震えた声
むなしい声
苦しい声
そんな声が彼の喉から発せられた
kn「なんで…ッ….皆..ッ
ごめん…ッ…..俺が気づいてないだけかも知れないけど….っ」
僕の手を握る力が増す
br「……….ごめんね….」
僕はどう返事をしたらいいのか分からなかった
kn「違う…..謝って欲しいんじゃない….
ぶるーくも悪くない….」
br「…….うん…..」
kn「俺を避ける理由が知りたい…..」
勿論言いたかった
好きって
狂わしいくらい
大好きって
だけど…..ごめんね言えない事なんだよ
kn「勿論….ッ…すぐッ…..言えない事だと…ッ…..思うけど…ッ」
発せられたのは潤った震えた声
驚いて顔を見ると彼は泣いていた
彼の綺麗な深い海の色が涙で覆われてさらに深く綺麗な青になっている
br「…….きんさん….」
これで好きな人を泣かせるのは2回目だった
これまでにないくらいの罪悪感が僕を襲う
br「……..ッ」
何か言葉を発っそうにも
乾いた喉がくっついて僕の声を通さない
kn「…….ぶるーッ…..く….ッ」
上目遣いで僕の返事を待っている
なんでこんなに僕は人を困らせるんだろう
なんで僕はこんなに好きな人を泣かせるんだろう
言葉にできないような感情が
涙となって溢れた
kn「…..ぶるー…く….ッ…?」
kn「…….ひっ…ぅッ….ぶるーッ…..く…ッ」
br「きんさん…?」
kn「……な…にッ..?」
br「こっち向いて…..?」
kn「……….」
ふるふると首を振る彼
僕の胸にもたれ掛かって泣く彼の頭を撫でながら
br「….ごめんね….でも…こっち向いてくれない…?」
kn「…….ん….」
しぶしぶ顔をあげる彼
彼が顔をあげると僕は言った
br「ごめんね僕のせいで泣かせちゃって」
kn「…..ぶるーくだって泣いてんじゃん…」
br「あはっwそうだね…w」
kn「しかもぶるーく悪くないし…」
br「ううん違う僕が悪いの」
kn「悪くない…ぶるーく一人の責任じゃない…」
br「………どんなことでも..?」
kn「…うん…ぶるーくだけの責任じゃない」
br「…..じゃあさ…もし」
きんさんが好きって言ったら…?
kn「……..え….ッ?」
僕だけじゃない
彼だって僕の恋愛に巻き込まれた人物だ
でもこの恋愛は僕の勝手だ
彼の涙の責任は僕が負う
何年経っても
来世でも
だから
これを
その責任の印として
僕は彼の頬にゆっくりと手を添えて
⎯⎯
はい….
変なところで切りましたスミマセン
続き見たいかたは♥️&💬くれると嬉しいです~!!
それでは!
コメント
12件
やばぁぁぁいい!!心臓が持たなィィ!
ぁッ…うへ。凄い…、 尊すぎて逆に苦しいw(( なんでこんな美味し(上手)いんだよおおおおぉ〜!!! イラストでも拝見させて頂いておりますが… こんな6年生になりたい。((え
もう本当にやばいめっちゃ好きすぎる(((語彙力どこ行った