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ころさな
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コメント
7件
ꉂ(>ᗜ< )オモロ!! チア組の不仲いいねぇ(*´˘`*)
美月ゆめかだよ〜🌸 第4話読み終わったよ! 最終回なのに終わった感ゼロで、むしろfromここから!って感じがたまらんかった!! なつといるまの「はぁ!?」同時叫びからの喧嘩、めっちゃ笑ったww しかもその後ちょっとだけ同意しちゃうの、バディ感あって最高すぎる!!こさめちゃんとみことちゃんの平和チームとの温度差もおもろい! すちさんとLANがそれぞれのグループに託す想いが温かくて、この先のストーリーもっと見たくなったよ!完結お疲れ様、続編期待してるよ〜🎀✨
最終審査から一週間。
「PROJECT Re:Start」最終回、生放送当日。
なつを含め、最終審査に残った二十人全員がテレビ局のスタジオに集められていた。
客席には観覧客。
ステージ中央には巨大なスクリーン。
そして審査員席にはLANだけでなくすちもいた。
「いよいよですね」
スタッフの声が響く。
「本日は、この生放送でデビューメンバーを発表します」
ざわつく参加者たち。
緊張した空気がスタジオを包む。
暇72「……。」
なつは深呼吸をする。
隣を見ると、いるまも腕を組んだままステージを見つめていた。
二人とも言葉はない。
その少し後ろでは、
こさめ「緊張する……」
こさめが小さく呟く。
みこと「大丈夫」
みことが優しく笑った。
みこと「ここまで頑張ってきたんだから!」
こさめ「……うん。」
その言葉に、少しだけ肩の力が抜けた。
『まもなく本番です。』
スタジオ内にカウントダウンが流れる。
『5』
『4』
『3』
『2』
『1』
赤いランプが点灯した。
「こんばんは!」
司会者の声とともに、生放送が始まる。
観客席から大きな拍手が響く。
「ついに迎えました、『PROJECT Re:Start』最終回!」
拍手。
歓声。
カメラが参加者全員を映していく。
モニターには緊張した表情のなつ。
真剣な顔のいるま。
笑顔を作るこさめ。
静かに微笑むみこと。
そして全国の視聴者にも、その様子が映し出されていた。
番組では最終審査のダイジェスト映像が流れる。
なつの歌。
いるまのラップ。
こさめの可愛らしいパフォーマンス。
みことの爽やかな笑顔。
客席からも拍手が起こる。
「皆さん、本当に素晴らしいパフォーマンスでした」
司会者が言う。
「それでは、まずはすちさんからお願いします」
すちはマイクを持ち、参加者全員を見渡した。
すち「皆さん、本当にお疲れさまでした」
穏やかな声がスタジオに響く。その一言だけで、張りつめていた空気が少しだけ和らいだ。
すち「ここまで来られたこと自体がすごいことです」
真剣な表情で耳を傾ける参加者たちに、すちは優しく微笑む。
すち「皆さん一人ひとりに、それぞれ違った魅力がありました」
「だからこそ、今日選ばれなかったとしても、自分の魅力を忘れないでください」
その言葉に、悔しさや緊張を抱えていた参加者の表情が少しだけ柔らかくなる。
司会者が続ける。
「それでは、LANさんから総評をお願いします」
LANは静かに立ち上がった。
LAN「まずは、本当にありがとうございました」
深く一礼する。
LAN「ここまで残った皆さんは、誰がデビューしてもおかしくありません」
参加者たちは真剣な表情で耳を傾ける。
LAN「でも、」
LANは続ける。
LAN「僕たちが探しているのは、歌やダンスが上手い人だけではありません」
「仲間と支え合い、誰かを笑顔にできるアイドルです」
「その想いを持っている人を選びました」
「それでは、」
司会者が封筒を受け取る。
「デビューメンバーを発表します。」
スタジオが静まり返る。
ドラムロールが鳴る。
誰も息をしない。
なつは無意識に拳を握りしめていた。
「一人目」
「暇72さん。」
暇72「……!」
なつの肩が震える。
観客席から拍手が起こる。
こさめとみことも笑顔で拍手を送る。
「おめでとう!」
暇72「ありがとうございます……!」
なつは目を潤ませながら一礼した。
「二人目」
「いるまさん。」
いるま「……。」
いるまは静かに立ち上がる。
いるま「ありがとうございます」
短く頭を下げた。
その横で、なつは小さく呟く。
暇72「またあいつか……」
いるまも聞こえないくらいの声で呟く。
いるま「またお前か」
「三人目」
「雨乃こさめさん。」
「四人目」
「みことさん。」
二人は顔を見合わせ、嬉しそうに笑った。
「そして、」
司会者が続ける。
「ここで重大発表があります!」
会場がざわつく。
「今回選ばれた4名は、2組に分かれて活動します。」
客席からどよめきが起こる。
「まず、」
「LANがプロデュースするグループ。」
「メンバーは、」
「暇72さん。」
「いるまさん。」
「「はぁ!?」」
スタジオ中が笑いに包まれた。
いるま「絶対無理!」
暇72「俺も!」
暇72「なんでこいつなんだよ!」
いるま「こっちのセリフ」
生放送で喧嘩する二人。
司会者も思わず笑ってしまう。
「すごいですね、この二人」
LANも苦笑しながら言う。
LAN「でも、この二人だからこそ面白いグループになると思っています。」
「ぶつかり合う二人だからこそ、互いを高め合える。」
司会者が言う。
「続いて、」
「すちがプロデュースするグループ。」
「メンバーは、」
「雨乃こさめさん。」
「みことさん。」
こさめ「よろしくね!」
みこと「こちらこそ!」
二人は笑顔で握手を交わす。
すちは二人に向かって優しく微笑んだ。
すち「よろしくね。」
その一言に、こさめとみことは力強く頷いた。
その様子を見たなつは思わず呟く。
暇72「……あっちは平和そ~」
いるま「ほんとにな」
今度は、すぐ隣から返事が返ってきた。
なつは驚いて振り向く。
いるまと目が合う。
「……。」
「……。」
一瞬の沈黙。
暇72「いや、同意すんな」
いるま「そっちこそ」
また言い合いが始まり、スタジオには笑い声が響いた。
その様子を見つめるLANは、小さく笑う。
(やっぱり、)
(この二人なら、きっと最高のアイドルになれる。)
その隣で、すちもこさめとみことを見つめていた。
(二人とも、まだ緊張してるな。)
(でも、大丈夫。)
(この二人なら、きっと最高のグループになる。)
二人のプロデューサーは、それぞれ違う未来を思い描いていた。
夢へのスタートライン。
それぞれの物語はこの日、本当の意味で幕を開けた。
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