テラーノベル
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新街、終わっちゃいましたね。
※GTAタグは数日のうちに削除します
※新街の世界線〈utmn〉です。分からない人はここでリターン!
※タグがない?作ればいいじゃない!精神のなんでもありな人向けです。
※新街の関係性のutmn最高すぎ
※ご本人様やド社の世界線とは一切関係ありません。あくまでも新街世界線です。
『ut side』
めんは非常に顔が広い。
そんな所まで!?と思うくらいギャングや警察はもちろん、スーパーに救急メカニック、果てには競輪選手まで。
その誰からも悪い評判は聞かないのだから、彼は聖人君子か何かなのかもしれない。
しかし、俺の右足であり、恋人でもあるめんに、俺は一つだけ不満があった。
『めんが甘えてくれない』
「「え?」」
たまたまアジトにいたみつーくんとりおくんに、突拍子もなく声をかけた。
どうしたらいいものかと。
普段よく一緒にいる彼らなら、彼が甘えやすい何かを知っているんじゃないかと思ったのだ。
『あぁ!すまない、私的な理由すぎるよなぁ!あの、嫌だったら忘れてくれ』
ただ、あまりにもプライベートすぎることを急に聞いてしまったため、元々大きい二人の目が零れ落ちそうになってしまい、申し訳なさと恥ずかしさで逃げるように言葉を続けた。
そして、彼らの次の言葉で、俺は地雷を踏んでしまったことを悟る。
「え、待ってください、あの、ボスとめんさんって…」
「付き合ってるんですか!?」
忘れていた。彼は中々に口の硬い人間だということを。
あんまりにも仲がいいものだから、相談や愚痴の一つや二つしているだろうと、勝手に口を滑らせてしまったのだ。
『え!?もしかしてめんから聞いてない!?やばい終わった……』
どう謝ろう、そして、これを知った二人は嫌じゃないだろうか。
頭の中がぐるぐるして破裂しそうになる。
「いやあの、別に偏見とか全然ないんですけど……、てっきりコンプさんと付き合ってるとばかり」
『いやいやいや!!!彼女はそういうノリであって向こうもわかっててやってるっていうか!』
「そういうとこじゃないの?うつせんに甘えられないの。俺がしっかりしなきゃーみたいな」
「それはあると思いますよ。めんさん真面目だし」
『あーー……いや、そう、そうかも』
嫌な顔ひとつせず、むしろアドバイスをくれる二人に涙が出そうになる。
あぁ、なんてあったけぇギャングなんだ!
「うつせんからもっと歩み寄ってあげていいんじゃないんですかね」
「それな!絶対めんさん待ってると思います!」
『……っし、覚悟決めた。行ってくる』
「行ってらっしゃい!」
「慰めくらいはしてあげますよ」
『ダメ前提!?』
二人の笑い声に背中を押され、俺はめんに無線を繋いだ。
《めん、すまん。ボス部屋まで来れるか》
〈え?いっすよ、バイク直したら向かうっす〉
声は震えていなかっただろうか。
心配で落ち着かずウロウロと部屋を彷徨うこと数分、聞き馴染みのあるバイクの音がした後、ガチャりと扉が開いた。
「ボス!お疲れ様です!どうしました?」
『……めん』
まさか無線を使って私用に呼び出すなど考えていなかったのか、普段と変わらないめんがひょこりと顔を出す。
『あのだな、うん、……ちょっと待ってくれ、心の準備が……』
「はぁ……?」
訳が分かりませんと言わんばかりに首を傾げるめんに、可愛いなちくしょうと心で悪態をつきながら精神を整える。
噛むなよ、俺!
『いつも気を張らせてしまってすまん。たまには俺にも甘えてくれ』
緊張で口がカラカラになりながらも発した言葉に、めんはピクリと反応する。
『恋人、だろ?』
覗き込めば、すごい勢いで逸らされる顔。
『こっち向いて』
「……いやっす」
『だめ?』
「……っ、ずるい、すよぉ」
涙目になりながら顔を真っ赤にしためんと視線がかち合う。反則だろ!
『っは、やば、』
「だから嫌だって言ったじゃないすか!こんな顔見せたくな『今すぐ抱きたい』っはァ!?」
強引に椅子に座らせて柔らかい唇を貪る。
合間に零れる嬌声に歯止めが効かなくなっていく。
「っん、ちょ、まって、っはぁ、んん!」
『待たない』
甘やかすと決めたばかりなのに、自分の意志の弱さに辟易する。
それでも、目の前の据え膳を食わぬはあまりにもギャンボスの恥すぎるだろう!
『めん、好きだ。愛してる』
めんが目を見開いた後、見たことないスピードで俺に飛びつく。
驚いているうちに、耳元で囁かれた言葉に俺は理性を吹き飛ばされる事になる。
翌日。
休暇をとっためんの話を聞いて、ギョッとしたみつーくんとりおくんに
「「そっち!!!?!?」」
と物凄い顔をされたのはまた別のお話ということで。
「……ボナペティ」
俺の事、召し上がれ。
ハユン〈うつせん〜!さすがにボス部屋はまずいと思うよ〜〉
トラゾー〈あそこ、結構下から見えんだよな〜〉
《エッッッッ》
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