テラーノベル
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らだぐち
R少なめ
地雷の方は逃げてください
初心者なんで誤字脱字許してください
🌵 『』
🧣「」
rd 視点
俺はらっだぁ
実は俺、好きな人が居る。
けどなかなか振り向いてくれない。
どうやったら振り向いてくれるのかいつも考えている。
まぁそのぐらいそいつの事が大好きって訳よ
…!噂をすれば。
『ごめん、ごめん待った?』
「んー?いや言うて俺も今来たとこ」
そう、俺の好きな人はぐちつぼだ。
出会ったのは3、4年前。大分経ったなぁ…
まぁそんなことは置いといて、俺は今日念願のぐちつぼと初デートだ!!
ヘマをしないように気をつけなければ…
『ねえらっだぁ、今日は確か○○公園行くんだっけ?』
「あ、そうそう!…その前に少しカフェでも寄らない?」
『ん、いいよー。それならとっておきの激安喫茶店があるから行かない?確か公園から近かったし!』
「え!ありあり!!ナイスぐちつぼ!それじゃ行こう!!」
『はいはいー笑』
彼は優しそうな笑顔で返事をしてくれた。
はー、なんでそんな可愛いんだ。あいつは!!
喫茶店
カランコロン
〔いらっしゃいませ、お席は自由に座ってください〕
『雰囲気めっちゃいいっしょ?』
「うん、めっちゃくちゃいい。」
そう応えると彼はにんまりと俺を見つめてきた。だが俺が目を合わせたら恥ずかしそうに目を逸らし耳が真っ赤になっていた。
そんなとこも愛おしい!!
「〜〜〜ってことがあってさ?笑」
『〜〜〜はやばい笑笑…あ、もう3時だ、どうする?もう行く?』
「あ、うんそうしよ」
ここは男らしく俺が払うよと言ったら彼は嫌そうに俺を見つめ小声でありがとうと呟いていた。
なにそれめっちゃくちゃ可愛いんですけど…
『公園とか久々だなぁ…』
「えわかる。俺も」
『あ、こんな所にアネモネが!』
「アネ、モネ?……」
『うん、確か花言葉が……儚い恋、だった気がする!』
「へぇ……そうなんだ」
なんでそんな花言葉を知ってるんだ?と俺は不思議に思い、思い切って聞いてみた。
「なんでそんな花言葉知ってるの?」
『親がさ花屋やってて、たまに手伝いに行くんだよね、ほらこれとか確か乙女の心?だった気がするよ』
「ほー…よく覚えてるね笑。」
『そりゃぁね笑』
彼はニコッと幸せそうな笑顔で花を見ていた。
俺はそんな彼の顔が大好きだ。なにかに夢中になってる彼の顔が1番好き。
『んじゃそろそろ帰るね』
「わかった。また来年の夏もこの公園で花見ような笑」
『うん!笑』
じゃぁね。と手を振りながら姿を消した。
もっと話したかった。
夏
月日は流れ……
1件の通知がなった
『明日暇?』
大好きな彼からだ。
どうしたんだろうと思い返信をした
『今年の夏も花見に行くって約束したじゃん?だから明日良かったらと……』
はぁ…俺はなんで忘れてたんだろうと悔しい気持ちと悲しい気持ちでいっぱいだった。
けど久々に会えるならと思い、いいよと返信した。
明日が待ちきれない。
『らっだぁ〜お待たせ、待った?』
「ん〜まぁ2分遅刻だな」
『うわ〜時間に厳しい奴だ笑』
そう笑いながら俺の肩を少し叩いてきた。
「じゃ、行こっか」
『うん』
『わぁ……めっちゃ綺麗だなぁ!らっだぁ!』
そういいながらニコニコと見ていた。
「嗚呼、めっちゃ綺麗だね笑」
…いいや。
俺は花に対して綺麗とは言ってない…
彼の笑顔がひまわりみたいに綺麗なんだ。
『らっだぁどうしたの?笑…そんな俺を見て…』
「あ、いや何でもないよ笑…」
俺は必死に笑って誤魔化した。
『ねえらっだぁ?この花言葉なにか知ってる?』
彼はそういいながらカタクリという花を見せてきた。
「ええなにそれ、」
俺は分からず彼の方を見た。
『ふーん…!ならこれあげる!』
と、いいそのカタクリという花を渡してきた
俺は有難く貰い、ニコッと笑った
『…それじゃ帰るね!また冬来ようね』
「あ、うん、また冬行こ!」
彼と過ごす時間の流れはとでも早い。
でも少しだけ話せただけでも嬉しい。
冬
gt視点
今年の冬もあの公園に行く。
楽しみで待ちきれない。
『よーし、今回の冬はギリ遅刻してなかったよな?笑』
「うーん、まぁ1分遅刻だな笑」
『うっわ!また出たよ時間に厳しい奴!笑』
俺は笑いながららっだぁを見つめた。
「それじゃ行こうか」
『うん!』
「わぁ、今年も綺麗だね」
『めっちゃ綺麗…』
するとらっだぁがいきなり俺に花を見せてきた。
「ねえぐちつぼ?この花言葉分かる?」
そういい、俺でも分からない花を見せてきた。
『うーん……なんだそれ、マジでわかんないや 』
「ほーん、ならあげるわこれ。」
らっだぁは赤色のマムという花を俺に渡してきた。
俺はその花言葉が気になりつつ、ほかの花を沢山見た。
「あれ、もう帰る時間だ。今年も見に来れてよかったね。笑 来年も見ようね。」
と、ネリネに囲まれた場所で手を振って帰った。
俺はらっだぁから貰った赤色のマムという花の花言葉を調べた。
『っ……あの野郎…//』
『俺も同じなんだけど……』
夏
いつもの時間帯
いつもの場所
いつもの花
『らっだぁ今年も見に来れてよかったね』
「ね、本当に良かった!」
『ねえらっだぁ?……』
「何?…」
彼に名前を呼ばれ、振り向いた瞬間。
『これ……その、あの、あの時の返事…?というか、その!!…あげる……』
「え、………………」
ひまわり……?
「ぐちつぼ、改めて言わせて。ずっと前から好きでした。いや大好きでした。こんな情けない俺で良ければ付き合ってください。」
「……はい…」
ぐちつぼはポロポロと涙を流した。
『らっだぁ…!すき、だよ、』
そういいながら、ひまわりのような笑顔を見せてくれた。
「俺もだよ…笑」
『来年も、来ようね笑……』
「当たり前。ずっと、ずーっと一緒。来年、再来年必ず行こう。」
俺はそういい、ぐちつぼに口付けをした。
ぐちつぼは恥ずかしそうに耳を赤め目を見つめてきた。
そんな顔が好き。
月日が流れ。
2人は付き合って3年
いつも家には ハイブリットステーチスを飾って穏やかな生活を暮らしましたとさ。
今回はH系じゃなくて、新鮮で穏やかな愛おしい恋愛を書いてみました。
まだまだ初心者すぎて下手なのは本当に許してください。
ちなみに今回出てきた花の花言葉
アネモネ : 儚い恋
ひまわり : あなただけを見つめる
カタクリ : 初恋
赤色のマム : 愛情 ・ あなたを愛す
ハイブリットステーチス : 変わらぬ愛
良ければ♡・コメ待ってます。
コメント
2件
コメント失礼します、 本当に新鮮で穏やかで愛おしい作品ですね、、、大好きです🫶他作品もとても好きです。応援してます!✨