テラーノベル
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🌸『俺に身請けされてみない?』
馬鹿だ。
俺を身請けとか、あほだろ。
初対面で一目惚れ?うざ、
🍍『きも…』
🌸『ん?』
『へ〜そんなこと言っちゃうんだ!』
🍍『あっ』
やらかした。客の前では愛想良くしないと
金がでねぇじゃねぇか
🍍『違うんですよ〜!ちょっとびっくりしちゃっただけで!笑』
🌸『うん、そっかそっか』
『ごめん、ヤってもいいかな?』
🍍『…』
こいつも他の奴らと一緒で躰目的かよ
まぁ、この店はそーゆー店だもんな、しょうがないよな、
🍍『え〜!何聞いてるんですか!いつでもヤっていいんですよ?♡』
🌸『……君って嘘が下手だね、』
🍍『…』
なんでバレた?俺は結構嘘がうまいタイプだ。
自分でもそう思っている。なぜ?いつからバレた?
怖い
🌸『俺、君のことはずうっと見てきたから!』
まぁ、
俺が小さい頃からここに居たって知ってるからな
ずっと見てきたんだろ
ストーカー?w
🍍『へ〜面白いですねLANさん』
『少し考える時間くださいよ〜!私の人生に関わることなんですから!』
🌸『そっか〜』
『俺に身請けされたら何でもしてあげるよ?』
『外にでもださせてあげるし美味しいものいっぱい食べさせてあげる』
『よ〜く考えてね〜!』
🍍『はい〜!♡』
正直、無しだな
こんなストーカー気質の男に身請けなんて死んでも嫌だ
【身請け】って聞いたから、外が見れると思って少し期待したんだけどな
これは論外
🌸『じゃ〜お話はおわり!』
『朝日が昇るのってあと何時間くらい?』
🍍『あと…7時間ほどです。』
🌸『このまま帰るのもつまんないし』
『ヤろっか…♡』
🍍『え〜〜…♡』
今日はこいつと雑談するだけだと思ってたのに
だる…
🍍『あぁ゙ッづ?!❤︎何ィ゙ッ…ッ゙!?❤︎』
『こ、ッな゙の…ッ゙ッ…知らッァ゙なィ゙ッ…❤︎❤︎』
🌸『え、』
『俺が君を気持ちよくしてる?嬉しいなぁ❤︎』
🍍『んぁ゙ッ゙ッ、つ.ᐟ❤︎』
🌸『もっと気持ちよくさせるね❤︎』
こんな快楽、味わったことない
何この感覚、わかんない。
何も考えられない
頭ばかになってる
もう、この客に躰を預けるしかない
🦈『あ!なつく〜ん!』
『ねぇ今日はいつもよりお盛んだったようで?』
🍍『………そ〜だよ』
『今回の客いつもの奴らよりうまくて…ついな…』
🦈『へ〜そんな人が来たんだ』
『こさ会ってみたい!』
🍍『やめとき?』
🦈『えぇ〜ー!』
店主)暇ちゃ〜ん
ごめんね、急に呼び出しちゃって
🍍『はぁ…、なんですか?』
店主)君を身請けした人がいるんだ
🍍『ん?』
『身請け…した?』
店主)………ウン…
🍍『ば…』
『えぇ…゙!!なんで勝手に決めるんですか!』
店主)どうしても今すぐって…大金渡してきたから…
🍍『どんなやつだよ…』
店主)前髪がピンクの人なんだけど…
🍍『…』
『今からでも身請け解除できませんか?』
店主)それは…無理かもネ…
🍍『……』
憂鬱
まじかよ絶対にあいつじゃん
最悪まじで!!!!!
🌸『なつ〜〜〜〜!!!!迎えに来たよ〜ー!!』
🍍『…』
『いやお前…俺との1夜買ってないのに何来てんの?』
🌸『もう身請けしたからそんなお金いらないかなって』
🦈『ねぇ゙〜なつ君!!』
『店主がさ〜!!こさの身請け人決めたって!!ほんまいらつく💢』
🌸『あ…こんばんは?』
🦈『えっあっ!ごめんなさい!!』
🌸『いや…大丈夫ですよ…』
🦈『…………⸝⸝⸝ 』
🍍『…』
『俺のときの反応が全然違うな』
🌸『俺、世間からはいい印象で伝わってるから』
🍍『嘘だろ…』
店主)ちょ、ちょっとLANさん…
あと3日ですよ?3日待てませんか?
🌸『じゃあ今すぐなつの1夜買えませんか』
店主)それは…できますけど…
🌸『じゃあ買います』
🍍『馬鹿…』
🦈『……、』
🍍『ほんっと…馬鹿…』
『まだ昨日の痛みもあんのに…俺の躰壊す気かよ…』
🦈『……ねぇ、なつ君』
『なつ君って、あの、LANさん?に身請けされたの?』
🍍『……まぁ、そうらしい。』
🦈『…ごめん、』
『こさ、あの人のこと好きかも』
🍍『は…、』
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