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キャラクター設定
大阪
男
情熱的で熱い男。口数が多くうるさい。情が厚く、初対面でも距離感を取らずに迫ってくる。商売人の血が騒いでいる。関西弁。これでも近畿地方のリーダーをやっている。
京都 ▶︎ どうしても勝てない。よく喧嘩している
兵庫 ▶︎ よくマウントを取り合っている。喧嘩するほど仲が良い。一応弟分
京都
男
常に笑っていて糸目。丁寧に人を刺すタイプ。プライドが高く腹黒。皮肉を好む。意外と寂しがり屋。
大阪 ▶︎ 見下している。だが、頼りにもしている
滋賀 ▶︎ 弟扱い
兵庫
男
品があるが、5つの人格を持っているため情緒不安定気味。どこにでも染まれる器用さ。自分のオシャレさを自覚している。
大阪 ▶︎ マウント合戦。一応兄貴分
京都 ▶︎ とりあえず敬語
滋賀
男
控えめで真面目。怒ると一番怖い。水が綺麗で透き通ったような目。琵琶湖の管理に命をかけている。
京都 ▶︎ マウントを取られ続けている。しかし、脅したら黙る。
奈良
男
鹿の角が生えた控えめな青年。古代担当。京都によって存在が薄くなっているが一応歴史枠である。
京都 ▶︎ 尊敬している。 だが、コンプレックスもあり
和歌山
男
食に強い海男。のんびりして常に落ち着いているが、実は喧嘩に強い。みかんが好き。
大阪 ▶︎ 振り回されがち。しかし大阪が困ると一番に助けに来る。
三重
男
優しいけど闇深い。神性を勝手に背負わせられている。たまに存在感が薄く、どこに属しているか本人もいまいちわかっていない。
奈良 ▶︎ 妙に懐かれている
大阪side
なんだか寝床に違和感があり、目が覚めてしまった。目を開けて真っ先に飛び込んできたのは、知らない天井。次に来たのは、妙に柔らかい寝具…いや違う、これは布団じゃない。ベッドだ。
おかしい。普段は和室に布団で寝ていたのに、部屋は洋間に、寝床も変わっていた。そして空気感から何か分かった。
この家、自分だけじゃない。
リビングへと向かってみると、案の定誰かいた。
「…大阪さん、目覚めたんですね」
大「その生意気そうな声は…!」
生意気そうとは何ですか、と静かに怒ってくるそいつは、まさしく兵庫だった。ここはどこなんだ?と問いを投げかけると、スマートフォンを触りながら話した。
兵「…僕も知りません。ですが、わかったことがあります」
兵「集められているのは僕たち含めて7人。全員、近畿地方の方々です。」
兵「先程、京都さんと滋賀さんに会いました。滋賀さんは怖くなって自室に帰って行きました。京都さんは…」
兵庫はダイニングの方へと指差し、あちらですと言った。言われるがままにそちらを向いていると、洋室に慣れてないのか正座して座っている京都がいた。
京「…この家、妙なんや。皆に聞いても誰も見覚えがあらへん言い、出入口は閉められてる。食料はたんまりあるし、掲示板もあるけど…。」
兵「スマホは圏外。よって外との通信も取れないし、ましてや警察に電話なんてもってのほか。」
大阪は腕を組み、こう答えた。
大「…監禁、っちゅうことか」
京都と兵庫は軽めに首を縦に振った。
すると、階段を下る足音が聞こえ、警戒するように振り返るとそこには…。
滋「…皆さん、ご無事ですか…?」
怯えた様子で、こちらの安否を確認してくる滋賀がいた。
京「…!滋賀、ようやく出てきたか。いけるか?」
滋賀は変わらず怯えた表情で、首をこくっと縦に振った。
大「何怯えてんねん!食料はあるし…第一、うちらがおるんやからいけるで!」
元気づけるように滋賀にそう言い放つと、滋賀は震えた手である方向へと指さした。
滋「…皆さん」
滋「掲示板……見てないんですか……?」
ゲーム 【 生き写しの操り人形】
ルール
・メンバーの中に1人、操り人形の主が居る。
・毎晩、操り人形の主は新たな操り人形を作る。
・操り人形の主は、操り人形を操って毎晩人を襲う。
・操り人形は、操り人形の主の性格の影響を受ける。
熟睡していた奈良、和歌山、三重を起こしてリビングへと集めさせた。状況の説明をし、滋賀の言う通りに掲示板を読んだ。
兵「ただの監禁ではなく、デスゲームという訳ですね」
奈「…せやけど、操るって言うたってどないして操るわ?」
和「ん〜…抜け出す方法を考えるしかないよね」
皆が冷静に居る中、滋賀は1人下を向いて怯えていた。
滋「…な、なんで皆さんそんな冷静で…」
三「…確かに怖いけど、要はマリオネット?に襲われんだらええだけやん?」
京「…まぁ、夜になってから考えよう。」
大「せや!誰かのドッキリかもわかれへんし、…それより皆で久々に集まれてんから、なんか遊ぼうや!」
リーダーとして皆に元気づけるように、明るい提案をする。
滋「そ、そういう問題なんですかねぇ…」
日はすっかり落ち、家は心做しか暗くなった。
──どうやら、楽しい時間はここまでのようだ。
家についていた歯ブラシで各々歯磨きをした。怯えている者も、平気な者も、明日会えたらいい。そんな願いを込めて円陣を組み、自室へと向かった。