ミユ視点
大広間でみーと合流して、さっき集めた情報を共有する。
倉庫のほうは二人でも何とか探索出来そうだし、大広間になにもなかったら倉庫に行こうかな?
ー大広間ー
あの時は食事だけで、詳しくは見させてもらえなかったけど、実際暖炉の中とかなにかありそうなイメージやね
ここに繋がる扉以外は特になし。棚の中もグラスなどが並んでるくらいでめぼしいものはなかった。
「後は暖炉くらいかな?」
そうだよ〜、と私は返してまだ棚の中に見落としたものがないか確認する。
「…廊下から走る音がする」
「えっ?」
そんな事が?と思って耳をすますと確かに音はする。
[ガチャ!]
扉が開くと急いだ様子のLoiさんが入ってくる。
その後ろからタラチオさんも走ってくる。
「逃げろ!二人とも!!」
タラチオさんのその警告は少し遅かったのか、みーが座って作業していたからなのか、
私はすぐに動けたが、みーは逃げ遅れてしまったようで、。
「うわっ!なにするのっ!!?」
「その子に触るなLoiッ!」
私が戸惑っているとタラチオさんがLoiさんに向ってドロップキック。
「ぐっ… 」
内心すげー、と思っているとタラチオさんから鍵が飛んでくる。
「二人で倉庫のほうに!その先にカナさんがいる可能性が高いっ!!!」
「ありがとうございますタラチオさん!」
礼を述べて、みーと一緒に倉庫へ向かう。
タラチオ視点
二人を逃がしてから、扉を守る。
この先に行かせるわけにはいかない。
「タラチオ!後ろっ!」
megaの声と走る音が聞こえてくる。
振り向くと明らかに殺意をもった人影が。
「っ、危なッ!!」
「大丈夫?!」
よかった、かすり傷で
そしてLoiの方まで走っていた人物は見たことのあるズズ。
やっと姿表したな?
「mega、手加減なしで二人を助けるぞ 」
「もっちろん!megaちゃんに任せなさい!」
次回詐欺してすいません
次回、隠し扉の先
コメント
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おい私をもっとだせーっ
良きすぎる良き