??視点 ー???ー
この洋館に来てから、外に出てない。
でも、相棒がここまで来てくれて、嬉しかった。
疲れていたようで、ここでゆっくり休もうか。
周りを気にしなくていいように、仮面をかぶせて。
誰から借りたか分からないこの仮面を。
今は、私の力だ。
でも、何かが足りない。
まだ、何か_?
みー視点 ー廊下ー
何があったのかみーもよく分かってない。
なんか急にLoiさんがこっちに来て、それで…
そう、手にお面を持ってたんだよ。
それが顔につきそうになったタイミングでタラチオさんが……
後ろからドーン!って
いやービックリしたよー…
そして!タラチオさんから鍵をもらって倉庫に向ってる途中。
倉庫ってなるとあの物が散乱してた所が怪しいんだけど、二人で動かせるかどうか…
最悪爆発すれば…
ー倉庫ー
「やっぱり物が雑に置いてあるところかな…? 」
「探してみないとわからんなー…」
ということでずらせそうなものは手当たり次第に動かそうということで、
邪魔だったものから怪しいのか微妙なタンスなどを動かそう!
と、手当たり次第に触ったのはいいのだが、
物の下には何もなかった…
「この棚…ベタなものなら本とか…」
〈ガタッ〉
「あれっ?マジで?」
「おー!これじゃん!!」
戸棚がガタガタと軋みながら動いたと思ったらまた扉。
これに使うんだよね…鍵…
少し不安になりながらも鍵穴に刺す。
ぴったりハマって扉の鍵が開く。
奥には階段が。
ミユと視線を合わせ、降っていく。
とても暗く、冷たい。
何分か降りると、また扉
でもその扉に鍵穴はなく、すぐに扉は開く。
その先に…
ー隠し部屋ー
みーたちが探していた二人がいた。
「水穂、カナ… 」
「あぁ、いらっしゃい、久しぶりだね。ミユも来てたんだ 」
その眼は冷たく、鋭い。
いつもの二人じゃない。
「…ミユさん」
「わかってるよ、こうなったら」
「「叩いて治すしか無い、な」ね」
「あははっ、私はテレビじゃないんだけどなぁ…」
「外に最近でてなかったし、久しぶりの運動をしようか。」
カナがふらりと立ち上がるのに、人っぽさがなかった。
どちらかといったら、人形のような。
叩いて治すしか、といったが、この二人にみーは本気を出せるのか?
ううん、今はやるしかない。
私は震える手を、剣を握って隠す。
絶対連れて帰るんだ。
次回、連れて帰る、絶対。
コメント
3件
いやぁぁん(?)
え、カナとみずほどうしたん!!🥺