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「 …主人には今日でお別れだね… 」
此れを聞いたら主人は喜んでくれた。
「 良かったね。フーくんが居なくなるのは悲しいけど、
それがフーくんの務めだもんね 」
フーくん呼びは最後まで変わらなかったけれど。
「 じゃあ、いってきます。 」
勿論、此の主人が駄目だったんじゃない。
「 また良い出会いが有らん事を 」
きっと明日の僕は本館で目を覚まし生きて行くのだろう。
少し此処に残っていたい気がするのも事実。
だがその執着もこの身である限り捨て去らなれければならない。
くるりと振り返り歩く。
「 本館に着いたらきっと賑やかな日々が舞い戻るだろう…ね。 」
Haze __ フゼア
年齢 14
好 ラベンダー 蝶
嫌 酒 煙草 等 の 匂い