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『今日のキスは甘ったるい』
cp:しろせんせー×ニキ
※バレンタインよ。チョコキスね
sr side
今日、バレンタイン。
いつもこの時期には何も出来ずに終わってしまう
やから、今年こそは手抜きでもニキに渡そうと思っている。
n「ねー、ボビー?」
s「なんです?閣下」
俺が椅子に座ってスマホをいじっている時、後ろから急に抱きつき何かを問う。
何もやましいことなんてないが反射的にスマホの画面を消してしまった。
それに違和感を感じたのかニキがその事について話をかける。
n「最近スマホばっかりで、」
「まだセフレと繋いでるのー?」
そうだ、最近はニキじゃなくてスマホばかり見てしまって居る。
そんな自分に反省しながら、後半に言われた事にレスを返した。
s「セフレも何も高校生がやってたら犯罪やんか」
n「でも、前居たじゃん」
s「あれはその、手伝って貰ってただけだよ。ニキくん」
前居たじゃんという言葉で俺の事を殴るニキ。
あの時に居た女の子はプレゼント選びに付き合ってくれていた子。
ちゃんと話してニキ達の誤解は解いたのだが今もまだいじられる事が絶えない。
n「何を?w」
s「プレゼント選びだよニキくん、勘違いし、しないでくれよ」
n「めっちゃ狼狽えてるけど」
「それはそうとなんでスマホばっかりぃ〜!!」
一瞬逃げれると思えた自分を返してくれと言いたいばかりに逃がそうとは絶対にしなかった。
意外に強くほっぺをつねられ痛くなりながらも俺はニキから逃げる様に話を変える。
s「あー、ニキ。帰りコンビニ寄ってええ?」
n「いいよぉ〜、で」
また怖い語尾がついた。
それからまたまた逃げる様に話を変えて移動教室の準備をする。
ニキは少し納得がいかない顔をしながらも俺の話に乗ってくれた。
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nk side
部活が終わり、いつもの所に二人で集まって帰るところだ。
10分休憩の時に二回ぐらい誤魔化された事をまた聞こうとする。
n「なあ、ボビー?」
s「どした?」
n「10分休憩の時のことって…」
s「あ、コンビニ寄ってええ?」
また誤魔化された。
そんなに言いたくない、言えないことなのだろうか。
浮気、?疑いたくないことを疑ってしまう。
ボビーにそんな浮気なんて高度なこと出来る?
n「、ーいいよ」
s「ありがとーな」
ちょっと戸惑いながら返事をする。
ありがとうと言われ、大きな手で撫でられた。
そんな事されたらもっと好きになっちゃうじゃん。
疑心暗鬼のうちは撫でないで欲しい。けど、一度撫でられただけでまた撫でて欲しいと思ってしまう。
s「俺ん家、行こや」
n「いいよ、親御さんは?」
s「仕事、大丈夫だよ。ヤってもバレんよ」
n「ちょ、うるせぇ。誰か居たらどーすんの?」
s「必死、w」
何がしたいのか掴めない。
浮気のそぶりは何も見せなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ボビーの家に上がる。
一昨日も来たが何も変わって居ない。
うちなんて一昨日、部屋綺麗だったのにもう汚くなってしまった。
n「ボビーん家っていつも綺麗だよね」
s「母親が綺麗好きやからなぁ、」
n「埃一つ残さなそう」
s「どんな偏見ぶつけてんねん」
いつものテンポのいい会話をしながら靴を脱ぐ。
キラリと光るネックレスがふと目に入る。
俺が渡した誕生日プレゼントずっとつけてくれて居るのが嬉しくて堪らない。
s「なあ、ニキ。チョコ食べへん?」
n「急に?w」
s「あー、今日バレンタインやんか」
それでコンビニに寄ってたのか。
ようやく合点が行った。
カバンから板チョコを取り出して、ビリビリと音を立てながらチョコを開ける。
あんなにスマホを見ていたのはこの為なのかと思ったが、渡しているのは板チョコ。
作る事ができなかったのだろう。
n「、あ!今日バレンタインなのね」
s「忘れてたん?いつもめっちゃチョコ貰うわとか意気込んでたんにw」
n「ニキさんだって忙しいんです〜」
s「昨日ヴァロしてたやん」
n「いやー、忙しい忙しい」
どこも忙しくないだろと笑って突っ込まれた。
パキッと板チョコを切って渡される。
何も面白く無いなあ、なんて我儘な事を思いながら甘ったるいチョコを口の中全体で感じた。
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sr side
ニキには申し訳ないがこれが限界のバレンタインチョコだった。
板チョコを手で切ってニキの手に乗っける
我ながら渡せたと満足している。けれどこんな渡し方には満足できなかった。
n「ボビちゃんったら、おもんない渡し方するねぇ」
s「別にええやろ。渡したら渡したでええやんか」
n「俺がこう言う時の渡し方教えてあげようか?」
ピクッと体が固まった。
気になる。最初に思った一言。
高校生が出せる様な色気じゃなく大人が出す様な色気。
やっぱり思春期の高校生はそう言うのも気になるもんで、
s「僕、気になります。」
n「んふふ、っいいよ、教えたげる」
乗ってしまった。
絶対、さっきの渡し方で正解なのだが
どうせ、あんなつまらない渡し方をして終わるならこっちの方がマシだ。
n「まず、口に含むでしょ」
「それでキスすんの」
s「バレンタインまでそう言う事するん?」
n「綺麗には過ごさないで行こうよ」
「それが俺らでしょ?」
それが俺ら、また気に入らぬ事を
でも、合っているなと否定は出来ずに終わった。
ニキは下から目線を送って早くやって欲しいとばかりに手を絡ませて来る。
s「、分かったわ」
n「そう来なくっちゃ」
ニキ言った通り、チョコレートの欠片を口に含む。
口に入れた瞬間、自身の口の温かさでチョコがすぐに溶けて味が伝わる。
指を絡められ、もう逃げられない環境を作られた。
ニキも体を寄せて自分からも来る。
s「……、」
体が思う様に動かず、褒美を目の前にして一旦躊躇してしまう
n「、っw…ほら早く〜w」
「チョコ、溶けちゃうよ?」
ニキに煽られ俺は覚悟を決めた。
今もまだまだまだ慣れないキス。いつか慣れる日が来ます様に
どんどんチョコの欠片が溶けていき、1cm程になった頃
俺はようやくニキの唇と重ねた。
目を閉じたのは、どっちが先だったのか分からない。
甘いリップ音を鳴らして口に含んでいたチョコレートをニキの口内へと渡す。
チョコの甘さと体温が混ざって思ったよりも優しいキス。
n「ん、……甘いっしょ?」
s「甘ったるいな、、…」
ふははっと大きく笑う君の顔が近くにあって、思わず視線を逸らしてしまう。
こんな渡し方、今の俺にはちょっと刺激が強いかもな
s「来年はちゃんと作る、やからこんな渡し方せんでええ?」
n「ん、ちゃんと作ってくれたらの話だけどね?」
「期待してるよ」
期待してるよ
プレッシャーを渡されてからもう一度キスを交わした。
チョコレートよりも甘い時間を過ごして、少し胃がもたれた。
〜end〜『今日のキスは甘ったるい』〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、バレンタインですよ
今日、塾なの恨む
ゆっくりさせてやーー!!!
じゃ、バイバイ
コメント
1件
しろニキのチョコキス甘々で胃もたれしそう〜💕💕塾頑張ってね〜(ง •̀ω•́)ง✧