今朝とあるツイートを見てから興奮気味に走り書きしたものなので拙いです…。ご了承ください……。
⚠️同棲設定
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sr side
「Trick or Treat!!! お菓子くれなきゃ家燃やしちゃうぞ!」
いつものように変なことを宣いながら、奴が帰ってきた。
今日はハロウィーン。
世間一般では、仮装をした子どもがお菓子を貰ったり、若者が仮装パーティーをする、といったイベント。
しかし俺にとっては、そんなのはどうでも良かった。
無邪気に目を輝かせお菓子をせびる、目の前の男。
この男に、ただ“イタズラ”をしてやりたいだけだった。
「で、ボビー、お菓子は? 俺は買ってきたけど」
「ん、これ、お前好きちゃうかったっけ?」
「お!やったー!俺これ好きー」
と言いながら、俺が渡したただのコンビニ菓子を幸せそうに頬張る。
その姿が、俺が買ったから美味しいとでも言っているように見えて、愛おしさが込み上げる。
「じゃあ編集しよ、ボビー 」
「無理」
もうダメだった。
少しくらいは雰囲気を作ってからにしようと思っていたけど、気づいた時にはもう、コイツの唇を奪っていた。
「何なに急に!?ボビー!?」
目をまん丸にしてあたふたする彼が、あまりに無防備でたまらなく可愛い。
耐えきれず、さらに舌まで入れ込んで、口の中を思うように舌でなぞりあげた。
少し喉の方をつつくと、彼は軽くえずいて、瞳が少量の輝きを放って潤んだ。
少し可哀想になって口を離すと、数秒間、そのしっかりとした肩で息をしたあと、
「あ、お菓子!?そういえば上げるの忘れてた!ほら、これ、これで許して?」
と上目遣いで許しを乞うコイツは、いつにまして扇情的で、よりイタズラしてやりたくなる。
「お、うまいやつやん。ありがと」
「でも……イタズラしいひんとは言ってへんからな?」
まずは抱き寄せ、口元に軽くキスを落とす。
それだけで紅潮してしまった白い頬にも唇をひとつ。
そして今度は頭をしっかり抱え、濃厚なキスを強いた。
自らの舌をしっかりと入れ、口の中を思うがままに蹂躙してやった。
「らめっ……ゆるしてっ……ゆるしてくららい……」
するとニキは目に涙を浮かべ、溶けきってしまった口調でそう叫んだ。
「許すもんか」
もっと激しく口を弄ぶと、ニキの腰はすっかり抜けて、その大きな臀部を床に落とした。
「もういいっ?……もういいよね?」
そんなぐっちゃぐちゃの顔で見つめられては困る。より虐めたくなる。
「ダメ」
意思に関係なく、否定のことばを口走った。
そして、自分のものを相手に激しく突きさした。
弱ったニキの腰は、想像以上に早く果てて、もう上げる声も無い様子だった。
それでもイタズラをする手は止められなかった。
最後は、ぐっしょぐしょの顔に軽くキスを落とし、何度果てたかも分からないぐったりとした身体に毛布を掛けた。
そして、ニキの頬を伝う、一粒の涙を拭った。
お菓子よりもずっと、酷く甘いひととき。
____Trick but Treat
お菓子をくれても、イタズラしてやる。