テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
♂️「u know? im the king!!!」
♂️「流石アニキ、今回も余裕でしたね」
ナムギュはわざと大袈裟なリアクションでサノスの機嫌をとる。
ファンだか知らないがサノスを支持するやつは多い、当の本人も得意げな顔をしている。
♂️「当たり前だ!俺にできねーことはない!!」
♂️「Remember that!!!」
とカタコトな英語を交える。
観衆も”流石”だとか”かっこいい”だとか、
その横でナムギュも笑顔を作る
だが、視線を外すと小さく息をついた
♂️「ほんとだるいな、むかつく…あーくそッ」
そんなナムギュの小さな独り言を聞き逃さなかったのが少し離れたところにいたミョンギだ。
♂️「へー、仲いいんじゃないのかよ笑」
ミョンギは隣に歩み寄り、わざとらしい口調で話しかける。
♂️「?!…仲いい?そんなわけねーよ、…まー表向きはそうかもな笑笑」
♂️「あいつは薬くれるからそばにいるだけ」
その言葉にミョンギの目が細ばり、口角がニヤリとあがる
♂️「あ?何笑ってんだ気持ちわりー」
♂️「なるほど、…いい提案があるんだけど」
ミョンギは声を潜めナムギュだけに聞こえる声で囁いた。
♂️「あいつの薬を盗むんだよ、そんであいつがすがりついてきたら…突き放すんだ、笑」
♂️「今まで散々俺達をバカにしたつけだよ」
ナムギュは最初僅かに眉をひそめたが、すぐに口もとに冷たい笑みを浮かべた。
♂️「…乗った、笑」
翌朝、震えた声が寝ているナムギュにかかる
♂️「ん、?アニキ、どうしたんすか」
♂️「な、なぁ、”アレ”みなかったか、?」
アレ、とは薬のことだろう
昨夜、計画はいとも簡単に成功した。薬が切れて爆睡してるやつからモノを盗むのなんて難しいことじゃない、今頃ミョンギの手にあるだろう
♂️「みてないっすね」
といつもより冷淡に返してその場をあとにした
遠目で見るサノスは明らかに焦っていた、周りのプレイヤーのベッドまで漁って。
やがて限界を感じ、サノスはナムギュを探し出した。
♂️「ナム、ス。…探すの手伝ってくれないか」
♂️「おれ…やばいんだ、アレないとッ~~」
声はかすれ、必死なのが伝わってくる
でも引けない。ナムギュは冷たい視線をおくって言い放った
♂️「知らないっすよ、自分で探してください」
♂️「できないことないんですよね?笑」
サノスはゴクッと息をのんだ
言い返せない。
そんなサノスをさしおいてナムギュは去った。
誰もいない隅のベットに座り込み、サノスは膝を抱えて肩を震わせた。
♂️「くそ、…どこいったんだよホント。」
♂️「…薬なかったら用なしかよ、」
熱い涙が頬を伝う。
その姿が偶然通りかかったミョンギの目にとまった。
普段は威勢よく、誰よりもヘラヘラしてるくせに。サノスの脆さを初めて知った瞬間だった。
自ら提案したものの、薬ごときで弱る男ではないと頭のすみではそう思っていた。
ミョンギの胸に、予想外のざわめきが広がる
♂️「は…?おまえ泣いてんのか、?」
突然の声にサノスは慌て頬の涙を拭う
♂️「泣いてねーよ、!」
こいつに見られたらなんて言われるか、と威勢よく反抗した
だが、震える声はごまかせない
♂️「知ってんだよ、薬なくしたんだろ?笑」
♂️「…俺がお前を救ってやる、一緒にこいよ」
予想もしていなかった発言に頭が混乱する。
救う?俺を?何でこいつなんかに。と一瞬ミョンギを睨みつけたが、すぐに考えが変わった。
今の自分には味方をしてくれるやつがいない。
♂️「fu☓ck……しゃーなしな」
と似合わない小さな声で返事をした。
やばば、続きおもいつかない。なんか書いててわかんなくなるし⑱まで道のりが、、泣
リクエストとかありまふか
コメント
4件
弱ってるサノス可愛いね♡私が養ってあげる♡♡♡
んんんん、薬無いと弱々なるサノスLOVE🫰
最高すぎや🫰