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こんにちは〜!!遅れてすみません!
今回の配信者叶で、最後です!皆さん長い間見ていただきありがとう御座います!!
この叶で一様終わりなんですけど、私自身if作を書きたい気持ちもあって…
皆さんif作みたいですかね?
叶『』 葛葉【】
葛葉side
とぼとぼと分けのわからぬまま人間界に居座ってもう何年経つだろう…
3人目の叶も救えなかった。
俺はずっと心の中で”叶”という存在のモヤを抱えたまま。
俺は3人目の叶と別れてからは魔界にも帰らず、ずっと人間界で彼奴が生まれ変わるのを待っている。
毎回前世の記憶は無く、俺の事も勿論覚えていない叶。でも、叶自身の本質は変わらなくて、彼奴と居る時間はいつも楽しかった。
自分が魔族だと思い出すのは毎回叶が死んだ時だけ…叶が居なくなるときだけ…自分が簡単に死ねない事を思い出す。
【(毎回の様に叶に会っては居るが…絶対にもう、肩入れしないほうが叶の為…いや、俺の為にもだな。)】
俺はこれ以上傷つきたくは無かった。若いまま死んでいく彼奴を見ていると…何だか自分まで憎く思えてしまう…
俺は数年経ってから進んだ人間界で過ごしている。キラキラと光る東京、日々進化していくゲーム。
俺はその真っ只中に居た。
ゲームとやらにハマってしまった俺は、もう人間界で楽しく過ごそうかと、心を入れ替えている途中だった。
ある日俺がいつもの様にゲームに潜っていると…
何だか偉い人そうな奴に声を掛けられ、何か事務所がどうとか、何とか言ってたが…結局の所俺は偉そうな人にスカウトされたらしい。
俺は偉いやつの話で出てきた”叶”と言う名前に思わず声が出た。俺とゲームのプレイスタイルが似ているらしい…
彼奴か?もう生まれ変わったのか?
【(いや、まだ人違いな可能性だって有る。俺が決め付けるのはまだ早い…会ってみないと分からない。)】
彼奴じゃ無い事を信じて。
[彼奴であって欲しい。]
まあ、職が見つかるのは良いことだ。親の脛をかじるのは変わんないけど。少しは金も入りそうだし…
3日後にうちに来てくれと言っていたから、また外を出歩かなければ…本当に俺の知っている叶かどうか。
まだ夏場は本格的では無かったが、それでも暑い。俺に取っては溶ける位暑い。
【(おかしい…魔界ではこんな暑さじゃ無いぞ。)】
ブツブツと心の中で文句を言いながらも数分後には事務所とやらに着いていた。
【(デッカ…これが事務所。)】
此処で少し待っていてくれと言われたので、俺は今個室に入れられている。
まぁ、少なくとも他人との接触が無いのが一番だ。人と関わるのは得意な方では無いしな…魔界でのパーティ何かの俺のポーカーフェイスには本当に褒めて欲しい位だよ…
ガチャッと音を立てて2人の男が入ってきた。
見慣れた顔。何人も見送ってきた俺には直ぐに分かった。少し雰囲気や装いは違うが…
【叶…】
『はい?何で僕の名前を???』
俺に反応した叶に俺を説明しようと終えを掛ける男は俺に最初に声を掛けた男だ。
「あぁ!叶くん。彼に君のことを少しだけ話さして貰ったからね〜」
叶は腑に落ちたように俺に声を掛けた。
『そうなんですね!じゃあ自己紹介は要らないですかね?』
【いや…俺が咄嗟に声に出してしまっただけですよ。すいません。俺は葛葉です。よろしくお願いします。】
いきなりタメ口はヤバい。流石に変な奴だと思われる。3人のうち2人には出だしで失敗したし…俺が一方的に知っているだけで知り合いとは言わないからな…此処は落ち着いて。
『じゃあ僕も自己紹介を、』
『僕は叶です。叶わ無いと書いて叶。よろしくお願いしますね葛葉さん。』
【(嗚呼…いつもの叶だ。あの時と同じ…いつもの自己紹介と挨拶は変わらない。)】
差し出された手に俺も自分の手を重ねる。
ぐっと力を入れて強い握手をした。
叶の温もりを感じたら、ほろりと涙が零れそうになった。
過去編 完
コメント
2件
めちゃくちゃ良い! 今度は救われてんのかな、、、
最高すぎる! まじ感動✨