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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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4 × 1

本人様とは一切関係ありません







1 side



4 ‖ お前なんか 大嫌いだよ ッ !!



そう 、ないくんの一言で 急激に事務所の空気が凍る



1 ‖ ない 、く …


4 ‖ うるさい !! 俺の名前 呼ばないでよ !!


1 ‖ ぇ 、あ …



ちらっ と 、周りに目を向ける 。

メンバーは 驚いた表情で固まっている

他グル の 人達も同様に

スタッフさんだって



4 ‖ いつもいつも 、俺の事見下してるんだろ ッ ?!


4 ‖ いいよな 、りうらは !! 俺と違って 辛いことなんてなくて 、努力しなくても 大抵の事は上手くやれて !!



最初は ただのすれ違いだった 。

そうだったはず 、


辛いことがないなんて 嘘だ 。

表にでるような仕事は 、誰にたって 辛いことはある 。

努力してないなんて 言わないでよ 。


当然 、ないくんのことを 見下してなんか いない 。


そう言えたらいいのに 、



1 ‖ 見下してなんか 、__


4 ‖ あるよ !! 今だって 俺の事見下してるくせに !!



6 ‖ ちょ 、ないこ !! どしたん 、落ち着けって !!


2 ‖ ないちゃん 、大丈夫 ? 少し休も 、?



4 ‖ 俺は 、どうせただの出来損ないだよ !! 俺よりも確実にメンバーの方が リーダー向いてて 、俺よりも活動出来てる ッ !!

4 ‖ 俺がいなくたって 、みんな 難なく活動出来て …… こんなの 俺 、居る意味ある ッ ?


1 ‖ ッ ……… 、



違う 、そんなことない ないくんは必要だよ


そう 言いたいのに 、声が出ない 。

詰まってしまう 、なんで ?

声 、でてよ 。

こんなの 、まるで ないくんの言葉を肯定しているみたいじゃん 。



4 ‖ ッ …… 、はっ 、ほら 。否定しないじゃん 、俺なんかいる意味ないんだって ッ !!

4 ‖ お前なんか 、本当に嫌いだよ ッ ___



4 ‖ お前なんか 、グループに誘わなきゃ良かった ッ !!


1 ‖ ぇ 、ッ ……… ?



ぇ 、今なんて言ったの ?

なんで 、そんなこと ___



4 ‖ もう 、疲れた ……… 活動したくない 、


バタンッ



3 ‖ え ゛ッ 、ちょ ないちゃん ッ ?!


6 ‖ ま ~ 、じ … か 。ちょ 、俺も追っかけるわ !!



ないくんが出ていくと 、慌てて白黒組が追いかける 。


ね 、ほら ?

ないくんは こんなにも必要とされているんだよ 。

何かあったら心配してくれて 。追いかけてくれて 。



ぼーっと 、2人が出ていくのを見つめることしか出来なかった 。

りうらこそ 、必要とされていないんだよ 。

りうらがいらないんだよ 。


なんて 、今日くらいは 思っても許してよ 。


俺も 、疲れた ____



ドタドタッ


2 ‖ りうちゃん ッ ?! なんで 、あの時 否定しなかったの ?!

2 ‖ りうちゃんのせいで 、ないちゃん出ていっちゃったじゃん !!



急にいむが来ると思うと 、俺の肩を掴み 怒った表情をしている 。


ぁ 、そっか 。

これも全部俺のせいなんだ …



1 ‖ ぃ 、む …… ごめん 、なさ ッ ……

2 ‖ りうちゃんのせいで ッ ___ !!



5 ‖ ほとけ 。何してんねん 、


2 ‖ ………… なに ?


5 ‖ 感情的にならへんのよ 。お前も落ち着け 。


2 ‖ は 、? なに 、りうちゃんの味方するの ?


5 ‖ 味方や敵の話やなくて 。今回はないこもりうらも 、悪ないやろ 。2人だってまだ気持ちの整理ついてないんやし そうやって一方的に責めへんのよ 。


2 ‖ ………… 僕も 、ないちゃんのとこ行く 。



あ 、やっちゃった 。

俺のせいでどんどん色々な人を巻き込んでしまう 。

俺一人じゃ何も出来ないから __



5 ‖ りうら 、大丈夫 ?


1 ‖ …………… ん 、大丈夫



俺がいるから駄目なんだ

俺がいなければ ……



1 ‖ ごめん 、俺 … 1回帰る 、


5 ‖ ん 、分かった 。送ってこっか ?


1 ‖ …… ぃや 、大丈夫










ポスッ


1 ‖ はぁ ~ 、…



家に帰り ベッドに寝転ぶと 、一気に疲れが出てくる



1 ‖ もうやだ … 。



『 お前なんか 大嫌いだよ ッ !! 』


『 俺と違って 辛いことなんてなくて 、努力しなくても 大抵の事は上手くやれて !! 』


『 お前なんか 、グループに誘わなきゃ良かった ッ !! 』



1 ‖ ふざけんなよ ゛ッ …… 。



辛いことだって沢山あるよ 、活動辞めたいって何度も思ったよ 。


グループに誘わなきゃよかったなんて 知らないよ 。


ないくんが 勝手に誘ったくせに 、そんなこと言うなんて 。




1 ‖ 勝手すぎんだろ 、……… 泣




“ 脱退しなよ 、それが1番いいよ “



???



あ 、そうか 。

脱退すればいいんだ 。

そしたら 、ないくんも辛い思いしなくて済むね



スマホのLINEアプリを開き 、グルラにいく 。






ごめん 、いれいす脱退する ___ | 送信




1 ‖ …… 、笑 泣



ぁれ 、なんでかな

なんで 、涙が出てくるんだろう

心のどこかで 、引き止めて欲しいなんて 思っちゃってんだろ



俺なんて 、さっさと ✘‎ んじゃえばいいのに 、




きっと 、今 見ている君もそう思うでしょ ?




ℯ𝓃𝒹




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コメント

30

ユーザー
ユーザー

コメント失礼します! え、神作すぎません!? 感動的で凄くウルウルしました! 書き方すごく大好きです(( 本当に神作ありがとうございます あの〜続きってかけたりします…?

ユーザー

初コメ失礼します! うち、この物語好きです!うちに、似てるなと思ったりしてます…wこの作品見るとこころがギューってなります!あんまり、泣くことをしないんですけど、この作品見るとウルウルしますw続きは…要求しません……このままでも、うちは、好きです……うち、人が怖いんですよねw特に怒った顔が、うちから見ると怒ってる人の顔が怖い鬼の面を被っているように見えるんですよねw長文失礼しましたm(*_ _)m

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