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#ドッキリ
今日も倦怠感の朝のなか起きて、電車に乗り遅れる!!と、ドタバタな通学して、
身にもならないような勉学に励んで、
月とサヨウナラになる深い夜を過ごして。
今より小さい頃の僕はそうやって、
何の変哲もなく生きて、
いつしかなんとなく逝く、
そんな人生だと思ってた。
でも世の中は哀れみの目も向けず変わっていって、
荒くなれば新しくもなって、
── でもそれが『普通』になっていって。
それに反逆精神が湧こうとも、
社会に揉まれた僕らにはどうしようもできなくて、
新しい僕が出来上がって、
───『新しい僕の普通』を造らされていく。
『世の中は諸行無常だから』──── そんな言葉が嫌いだ。
嫌いだったんだ。
僕が貴方たちに出逢うまでは、
貴方たちが側にいてくれなければ、
─── 僕は独りが寂しくて、
いつしか息を止めていたんだろう。