テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1⁄13
長い階段を上り、また長い階段を上り、鳥居をくぐる。
正月シーズンも終わり、仕事復帰し今日で9日。
俺は今神社に初詣しに来ている。
何日以内に行かなきゃ行けないだのあるが、人混みや陽キャばっかの日にちに行くなんて懲り懲りだ。……ハロウィンでもう反省しているからな。
俺はハロウィンの事を思い出し少し顔を赤く染めた。
賽銭箱に5円を投げ入れ二礼二拍手一礼。
(…平和に過ごせますように)
何も考えていなくて今咄嗟に出た願い事。
平凡すぎて自分でも呆れるな…
そう思いながら階段を降り。
…
(この神社綺麗だな…)
1人なのをいい事に神社を周ったり軽く散歩する事にした。
きれいな景色が見えてそこまで古臭くもなく、穴場スポットという感じで逆に自分がここに居るのが場違いな感じがしてきた。
神社にいるのは掃除をしている巫女さんと俺くらいにしかいない。
巫女の服が少しエロいななんて考えてしまい俺も男だなあーと思う 。笑
_
おみくじも引いてみる。
…
…
末吉。
もう毎回のごとく平凡な結果しかないなあ…
お守りも一応買おう!
…
…
「病気平穏」のお守りを買った。
自分でもわかる、普通すぎるなーと。
売っていたおしるこも飲む。
「おいしー… !」
疲れた身体に染み渡り何杯も飲んでしまった
_そんなこんなで神社で時間を潰すこと30分ほど。
先程のおしるこのせいか、少し尿意をもち始めた。今なら全然歩けるしまあいいかと思っていたが、そうじゃなかった。
肝心なことを忘れていた。
この神社は”長い長い階段”がある
そんなの下っていたら途中で……
想像するだけで嫌だ
どうしようどうしようと考えるだけで10分経過した。
自分の膀胱はそろそろ限界で、足をモジモジさせていた。
先程無理やりでも階段を使えばよかった。
いまから階段を下る余裕なんて全くない
巫女さんは階段の方を掃除していて、今は神社の方には誰もいない
バレないなら…という考えが脳をよぎった
どうしても、どうしても…我慢ができなかった
誰か来るかもしれないのに俺は狛犬がいる辺りでズボンを下げた。
ズボンは真ん中辺りにシミができている、、
「あっ、ダメ、まだ出ないで…」
パンツを下ろす前に膀胱が緩み始めている
下ろすと同時に…
ブシャアーーーッ!!しょおお…
俺はもう、手も使わず快感に身を委ねて
ただ、激しく放尿をした
「〜〜ッ…♡」
そのせいで、尿は飛び散り狛犬に水が滴った。
1月に降った雪も暖かい聖水で溶けていった。
出し終わった後に、我に帰る。
「また…やっちゃった…」
こんなこともう辞めたいのに…どんどん我慢する力は弱くなっていき、
自分の心がこの行動を受け入れてくる。
少しクセになってなんか…無い。
俺はそんな汚いことは好きじゃない…
あぁ、神様。
罰当たりな俺をどうか許してください。
コメント
7件
おにょほほほほほニヤ
え"っ...このシリーズ大好きなんです!やばありがとう(?)
さ、最高っ✨️