大倉side
大「丸ちゃん」
ハァ…
最近、丸ちゃん仕事で忙しい
やから会えないこともいっぱいある
でも丸ちゃん頑張ってんねやから大人しく丸ちゃんの応援せな
今日は3日ぶりに丸ちゃんが帰ってくる
嬉しいけどな?
嬉しいけど…めちゃくちゃ甘えたいの
やけど俺は癒してあげる方
実際、丸ちゃんは撮影のロケに行ってて
この3日大変やったと思うけど
俺が仕事したんはそのうちの1日だけやった
大「ん…よし!」
声を出して立ち上がって
丸ちゃんの匂いがしなくなったクッションを置く
料理を作って待ってよ
まぁ丸ちゃん来るの夕方やねんけどな
そっから余計なこと考えないためにも
難しいそうな料理を調べながら沢山つくった
そろそろ丸ちゃんが来る時間やろか…
いや、まだか
あ〜やっぱり寂しいよ
もう一品作ろうかな?
やけどもうこんな沢山あるし
せや!デザート作ってみよ
丸ちゃん甘いの好きやし
作ったことないけど、頑張れば
難しく、簡単すぎず、丁度ええ感じのをネットで調べて、だいたいの食材は家にあったから
少しだけ足りない物を買いにコンビニへ
そんなんして、丸ちゃんが着く頃にデザートも完成した
片付けして、ソファーに寝っ転がって丸ちゃんを待つ
ハァ…も、早よ会いたいよ…寂しい
なんでこんなに寂しいんやろ?
3日くらい我慢せえよって思うんやけど
と言うか、丸ちゃんやなかったら我慢できるはずやし
~♪♪
え!?丸ちゃん?
スマホが光って急いで確認する
え…
大「嘘、やろ」
今日の分の撮影終わらなくて遅くまでかかりそうやから最終乗れないと思う
ごめんな…って
なんで…嫌や!!
スマホをそのまま床に落としてクッションを抱き締める
嫌やって言われても困るし迷惑なんは俺が一番よく分かってる
やから泣きそうな気持ちを落ち着かせてから返信しようって決めた
丸ちゃんが謝る必要なんてないねんから
ん…んん?
なんか、頭わしゃわしゃされてへん?
ゆっくり目を開ける
そこには部屋着を着てお家モードの丸ちゃん
丸「あ、ごめんな?起こしてもうて」
大「丸ちゃっ」ギューッ
丸「ふふ、大倉」
大「おかえり」
丸「ん、ただいま 遅くなってごめんな?」
大「ん~ん」
久しぶりの丸ちゃんが大好きな丸ちゃんで嬉しくて
鼻の奥がツーンとして
泣きそうになって慌てて丸ちゃんの首筋に顔を埋める
それに気づいてか気づいてないのか丸ちゃんは頭ポンポンしながら抱き上げてソファーに座る
久々の大倉やわ~なんて言いながら
まだ頭撫でてる
丸「ごめんな?ご飯、あとで食べるから…やから泣かんでや」
大「ん…グスッ、泣いてないよ」
丸「え?泣いてるやんかぁ」
丸ちゃんにくっついてるのをむりやり引き剥がされて指で涙を拭ってくれる
大「ごめん、」
丸「え?なんで謝るんよ」
優しい声で言われて
なんかあったら話して?って言うてくれてるみたいで
気づいたときには声に出してもうてた
大「丸ちゃん、仕事頑張ってるんに、こんな、わがままやし、…グスッ 迷惑やん、ごめん」
丸「フフッ…ありがと!嬉しい!!」
ギューって抱き締めてくれて
しばらくそうしてたら眠くなってきて
大「…な、寝てええ?」
丸「うん、ええよ」
フワフワと頭に大きな手の感覚
あっと言う間に眠っていた
料理は次の日おいしいって全部食べてくれて
デザートも喜んでくれた
疲れてるのに申し訳ないなとも思ったけど
改めて丸ちゃんの優しさに触れて
こんな丸ちゃんと一緒にいられる幸せを感じました
大「丸ちゃん大好きやで!!」ギュッ
丸「俺も大倉のことが好きやで」ギュッ
コメント
3件
やっと続き見れたー! 最高やで👍