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Dreams and reality
現実は時に夢をも超える事がある・・・
あの日の出来事を忘れることは無いだろう
夢で/現実で 出会った6人の友人を……
20××年 〇月〇日〜夏〜
蒸し暑さで目が覚める。これだから夏は困ったものだ。
ら「ん?」
ふと、自分が蒸し暑いと思ったことに疑問を持つ。俺は部屋でクーラーをつけて寝ていたはずだ。なぜ、蒸し暑いと感じるのだろう。重い体を起こし目を擦る。ぼーっとしていた頭が徐々に働き始めはっきりと目の前の状況を理解する。
rd「なんだこれ!?」
kn「ふわぁ〜、あれ?どこ?」
rd「君、誰?」
kn「あ、俺はきんときと言います。貴方は?」
rd「俺はらっだぁ。何が起こってるかわかる?」
kn「いえ……全く」
今どんな状況になっているかと言うと、ぐちゃぐちゃになっている。周りのビルや家は所々モヤモヤとしたものに包まれていて、その様子はまるで夢を彷彿とさせる。だがしっかり俺が住んでいる場所の面影は残っているのだから実に不思議だ。
rd「きんときはどこから来たの?」
kn「俺は夢の世界 ワイテシティから来ました。」
rd「夢の世界!?」
kn「らっだぁさんは?」
rd「俺は東京にある自分の家で寝てたらここにいたんだけど……」
kn「東京?もしかして、現実世界の方ですか?」
rd「そうなるのかな?」
kn「じゃあ夢と現実が混ざっちゃったんじゃないですか?」
夢と現実が混ざる?普通に考えれば非現実的なことではあるが、自分が体験しているのだから否定はできない。
rd「とりあえず、他に人がいないか探してみない?」
kn「そうですね」
ぺいんと視点
目が覚めたら変なところにいた。どこ?隣に知らない人もいるし……
pn「しにがみくーん?トラゾー?クロノアさーん?」
親友の名前を呼んでみる。どうやらここには自分とあの人しかいないらしい。
kr「あれ〜?どこだここ」
やばい、あの人起きた。実は人見知りで初対面の人とは全く話せないんだよ……
kr「あの!俺はきりやんって言います!貴方はなんて言うんですか?」
話しかけられた……名前、名前言えばいいんだよね!?
pn「ぺいんと……です」
うわ〜、絶対嫌われるよ〜!誰でもいいから知ってる人来てくれ!
kr「もしかして、人と話すの苦手ですか?」
pn コクッ(頷く)
kr「他の人探してみましょうか?」
pn「う、うん」
きょー視点
どこやここ?家で寝とったはずなんやけど
変な場所やなぁ。隣におる奴に聞いてみるか
Na「痛った!」
kyo「ここどこや?」
Na「ヒェッ……わからないです」
kyo「怖がらせてすまんかったな。俺は金豚きょー!きょーとでも呼んでな」
Na「わかりました、俺はNakamuって言います!見たところ、二つの世界が混ざってしまったようですね。」
Kyo「Nakamuはどこから来たんや?」
Na「俺は夢の世界 ワイテシティから来ました」
Kyo「夢?」
Na「ここは、普段きょーさんが生活している世界、つまり現実と俺達が住んでいる夢の世界が混ざってしまったようです」
Kyo「こんなこと有り得るんか?」
Na「おばあちゃんから聞いただけなので詳しくは分からないですけどね」
とりあえずミドリとか探すか〜
レウ視点
もう朝か……
ru「ん〜ッ よく寝た〜」
外?ん?俺まだ寝ぼけてるのかな?ほっぺつねってみよう!
ru「痛い……てことは現実!?」
br「何〜?うるさいよぉ〜」
br「あれぇ?誰ぇ?」
ru「俺はレウクラウド!レウって呼んでね」
br「僕はBroookだよ!よろしくねぇ」
にしても、どういうことなんだろう?お腹すいたし……トースト食べたい。
ポンッ
ru「え?トーストがある……」
br「夢の世界なんだから当たり前でしょ?」
ru「夢?確かにいつも見てる景色とは違うけど知ってる街並みだよ?」
br「あれ?僕達のところにこんな建物なかったけどなぁ〜」
ミドリ視点
md「ココハ?ラダオ〜?ミンナ?ドコイッタノ?」
どうしよう、誰もいない。早く探さなきゃ
shk「痛って〜!ん?誰だ?」
知らない人……怖い
md「……グスッ」
shk「お、おい。泣くなよ」
shk「お、俺はシャーくん。と、とりあえず暑いからアイス食べようぜ」
md「……グスッ アイスナンテドコニモナイヨ?」
shk「? 想像すればいいんだよ」
ポンッ
md「スゴイ!オレモデキル?」
shk「もちろんだ!てか、お前知らないのか?」
md「フダンハコンナコトデキナイヨ?」
shk「まじか!?俺らはこれが当たり前だぞ?」
md「オレハミドリ、ヨロシクネ」
コンタミ視点
なんか変なところに来ちゃったな〜。なんだろう?この世界、とても面白そうじゃないか!
ko「ところで、君は誰かな?」
sm「スマイル……」
ko「俺はコンタミ!」
sm「ここどこですか?」
ko「俺も分からないんだよね〜。」
にしても、らっだぁ達が見当たらないな。探してみるか
ko「スマイル君は友達いるの?」
sm「えぇまぁ、いますよ。5人」
ko「2人で探さない?」
sm「わかりました、行きましょう」