コメント
8件
これすーごい好きです! 続きって出ますか?
うわぁ…ループだぁぁ やんさん意外と優しい…?((殴殴殴殴殴
アテンション
・誤字、脱字を含むかもしれません。
・死、流血表現がございます。
・一応ハピエンです。
・地雷様は、プラウザバックを推奨致します。
・Nakamu様→なかむ様 Broooock様→ぶるーく様と表現させて頂きます。
・軍パロとなっております。
・主は文才がありません。
・ご本人様には全く関係ございません。
これらを守れる方のみお進み下さい。
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main red
sub yellow
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僕が…。
僕が必ず…!
みんなを救うんだ…!!
そう。
これこそが神から告げられた僕の役目。
僕の使命なんだ。
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Broooock視点
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━━━━━━━━世界が止まったような気がした。
目の前に、輝く金糸と舞い散る紅い華々。
ゆっくり力無く傾いていく彼の姿。
Br「やんさんッ!!」
とくとくと生命の源が零れ落ちていく。
Br「やだっ!やんさん、起きてよ…ッ!」
キュッと彼の手を握り、意志のままに叫ぶ。
その声に応じるように彼━━━━━━きりやんは、ゆっくりと瞼を持ち上げた。
kr「ぶるー…く。」
Br「やんさん…ッ。…もうっ喋んなくていいから…ッ。」
kr「あのな…。」
Br「…ッ!」
kr「俺の…。最期の願い…聞いてく…んね?」
Br「え…?」
kr「ぶるーくは…。生きろ。」
kr「“俺ら”は先、逝ってる…から。」
Br「言ってる意味わかんないよ…ッ!」
kr「いつもの…。お前、どこいった…んだよw…。」
kr「…じゃーな。」
そして、黄金色に輝いていた彼の瞳は、ゆるりと閉じられる。
Br「うあ…っ!…うあああああああああっ!!」
喉が破れん限り叫ぶ。
Br「なかむ!!シャークん!!きんさん!!スマさん!!」
Br「…やんさんッ!!」
Br「ごめんなさい…ッ!」
Br「守れなくて…ごめんなさいッッ!!」
本能のままに叫び、ナイフを首に当てる。
そのまま━━━━━━━━━━━━━━━
首を掻ききった。
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Broooock視点
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??「…く!」
ううん…。
うるさいなぁ。
今僕寝てるんだけど〜?
??「…る…。」
??「ぶるーくっ!」
そんな大きな声と共にバシン!!と頭に衝撃が走る。
Br「いったぁ〜っっ!」
思わず、寄りかかって寝ていた木から離れ、飛び起きる。
キッと僕の頭を叩いた張本人を見やると…。
そこには…。
黄金に輝くふわふわな髪の毛を風に靡かせ、シトリンのような輝きを帯びる瞳を持った彼。
きりやんだった。
Br「やんさん…?」
呆然と立ち尽くし、彼の名前を呟く。
kr「なんだよww」
kr「珍しいもの見たって感じの顔じゃんw」
ニッといたずらっ子のように笑いかけてくる。
Br「…ッ!」
Br「やんさん…ッッ!」
ダっと駆け寄り、彼に飛びつき抱きしめる。
kr「うおっ!?なんだよ!」
kr「なんで急に…。」
その言葉が途切れたのは、たぶん。
kr「ぶるーく…。泣いてるのか?」
痛いほど強く抱きしめ、嗚咽を漏らしながら泣きじゃくる僕を見たからだろう。
kr「…。」
ゆっくりと彼の手は慈しむように、労わるように。
僕の頭を撫でてくれる。
━━━━━━━━━━━━━━━嗚呼。
この時間がずっと続けばいいのに。
なんて、思ってしまう僕がそこに居た。
kr「で?何があって泣いてたの?」
やっと落ち着いてきた頃に、問いかけてくる。
Br「…。」
言えない。
君に逢いたかったから。なんて。
死んだはずの君が、目の前で生きていたら。
そりゃ、泣くでしょ?
Br「ううん、なんでもないやw。」
kr「はぁ?なんなんだよ…。」
Br「あははw」
kr「変なやつだな…w」
kr「…まあ何かあったら言えよ。」
こちらをまっすぐ見て微笑んでくる。
Br「…うん、そうする。」
…そんなん言えるわけないじゃん。
Br「そういえばやんさん、僕に何か用があったの?」
kr「あ、そうじゃん!忘れてたわww」
kr「この後会議あるから集合してってスマイルが呼んでんだわ。」
Br「それ先言ってよぉ!?」
kr「おめーが泣くからだろぉ!?」
Br「AHAHAw」
Br「来たよーん。」
Na「あ!やっと来た!」
sh「おい遅れんなよwまぁ、ぶるーくは平常運転か。」
Br「ちょっとシャークん!?」
kn「なんで遅れたのかな??」
kr「あー…。途中で話し込んじゃったんだよねw」
あえて、僕が泣きじゃくったことは伏せているのだろう。
彼は━━━━━━━━━━━
優しすぎるから。
Na「ほら、会議始めるよ〜!」
Br「は〜い!」
kr「おう。」
Na「んじゃ、スマイルから。」
sm「ん。」
sm「まだ断定はできないが。M国が最近こちらを嗅ぎまわっている気がする。」
kr「あ、それ俺も報告しようと思ってたんだよね。」
kr「外交の時から思ってんだけど、あきらかに可笑しいんだよね。」
sh「護衛で一緒に行った時に感じたんだけど異様に向こうの護衛の数が多いんだよ。」
kn「シャークんに勝つために必要な人数ってことだね、きっと。」
…ちょっと待って。
Na「んー、じゃあ宣戦布告が出来るような証拠がいるな。」
Na「スマイル、きりやん頼んでいい?」
sm「ああ。」
kr「おけ。神のきりやん様に任せとけ。」
これって…!?
Na「シャークんは武器庫の、きんときは医療用品の確認を任せたい。」
sh「了解。」
kn「わかった。」
…やっぱり。
じゃあ次Nakamuが言う言葉は━━━━━━━!
Na「ぶるーくには、M国に潜入任務を頼みたいんだけど。」
…ああ。
神様。
どうか嘘だと言ってください。
僕に。
僕にもう一度。
“あの日”を繰り返させる気なのですか…?
後編へと続く。