テラーノベル
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「こんにちはー」
言いながら玄関を入る。
生まれた時から隣のこのうちには、鍵がかかっていない時はいつも返事を待たずに入っていた。
「あら、孝介くん、いらっしゃい。今は私しかいないのよ」
「そうなんだ。お邪魔ならまたにしようかな」
「ううん、ちょうどケーキが焼き上がったから食べていかない?」
とも姉のケーキ!とも姉は料理もお菓子作りもとても上手い✨
「いいの?ありがとう!」
「紅茶入れるから座って待ってて。あ、コーヒーの方がいい?」
「紅茶でいいよ」
とも姉のケーキ、楽しみだ。
すぐに運ばれてくる。
「今日は友達から聞いたレシピで作ってみました。さ、どうぞ」
チョコケーキかな?ハチミツとシナモンの香りがして食欲をそそる!
「いただきます!」
フォークを入れる。へぇ、くるみが入っているんだ。
ひと口…
「美味しい!」
「よかった!」とも姉も向かいに座り食べ始める。
「しょうがも使ってる?甘過ぎなくていいね」
「わかるんだ。ふふ、気に入ってもらえたならよかった」
美味しくてどんどん食べ進める。あっという間に食べてしまった。
「友達がね、元気になるケーキって言ってたの。どう?元気になりそう?」
「うん、元気、元気!」
ん?なんか下半身に…どくん!ん?全身がみるみる熱くなってきた?
「あれ、これ…なんか…」
「?どうしたの?…あれ?」
とも姉も?なんか…おかしいぞ?
僕…勃起してる!?
「孝介くん…大丈夫?私…なんか体が熱くなってきたんだけど…」
とも姉はブラウスを脱ぎシャツになり手でぱたぱたと扇いでいる。
顔も紅くなり、なんだかぽーっとして見える。
「ん、なんか…ね」
勃起してるなんて恥ずかしい。隠さなきゃ。
「そこ?どうしたの?」
とも姉は立ち上がりこちらに来る。
ぎゅっと押さえてる手を見られた!
「それ…もしかして」
「わかんない!なんか、なんか…」
「ちょっと見せて?」
!?仕方なく手をどける。
「わっ!どうしたの、それ?」
「や、なんかこのケーキ食べたら急に…ごめん、すぐ落ち着かせるから!」
「変なものは入れてないのに…」
ぴろん、とも姉の携帯が鳴る。メール?
とも姉は携帯を見て驚いている。
「なにそれ!」
「どうしたの?」
「えと、あのケーキどうだった?彼氏も元気になったでしょ、明日は歩いて大学来れるかな、だって!?」
どういうことだろ?もしかして強精剤みたいな成分の材料が入っているのか?
「あ、確かに!ハチミツ、ジンジャー、シナモン、カカオ、くるみ…みんな体を温めるとか血行がよくなるって言われてる…?」
「え?そうなの?あ、でもしょうがは体を温めるとか、カカオとかくるみを食べすぎたら興奮して鼻血が出るってのは聞いたことある…」
まとめて食べたことも関係しているのか?
ともあれ落ち着くのをまたなきゃ…うぅ恥ずかしい…
「どうしよう…苦しいよね?あぁこんな時はどうすればいいんだろ」
「じ、時間が経てば落ち着くと思うから、気にしないで…」
「でも…そうだ! 一回出しちゃったら楽になるんじゃない?」
出す?
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