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腐男子パロデー
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#健全
るる☆
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チョリンには、前まで好きな人がいた。
名前は、つとくん。
修学旅行のバスやホテルで、つとくんがチョリンのことを何度も見ていた。
「なんであんなに見てくるんやろ?」
そう思って、みなみちゃんに相談してみた。
みなみちゃん「え? チョリンのことが好きながやないが?」
チョリン「えぇ!? そうなん!?www」
そのときは、ちょっとだけ期待していた。
でも――。
ある日、つとくんとメールでぷち喧嘩をした。
先に喧嘩を売ってきたのはつとくんだった。
チョリンも言い返した。
すると、つとくんはすぐにチョリンをブロックした。
チョリン「は??? 自分から喧嘩売ってきたんやんwww」
それからしばらくして、二人とも喧嘩のことを忘れたような感じになった。
だけど、チョリンの気持ちは違った。
チョリン(……もうつとくんのこと、好きじゃない)
前みたいに、つとくんを見てドキドキすることもなくなった。
……はずだった。
ある日の休み時間。
チョリンはかうちゃんと一緒に図書館へ向かっていた。
すると――。
ふと、視線を感じた。
チョリン(……ん?)
顔を上げると、つとくんがこっちをチラチラ見ていた。
チョリン(また見よるwww)
チョリンは、試しに笑顔で目を合わせてみた。
ニコッ。
すると――。
つとくん「……っ!!」
つとくんは、急に走ってどこかへ行ってしまった。
チョリン「…………」
チョリン(いや、何あいつwww 感じ悪www)
そのときは、本当に何とも思っていなかった。
でも、次の日。
教室で、またつとくんと目が合った。
一瞬だった。
本当に、一瞬だけ。
なのに――。
チョリン「…………え?」
つとくんも、すぐには目をそらさなかった。
ほんの少しだけ、時間が止まったような気がした。
チョリン(……え、待って)
チョリン(なんで今、ドキッとしたん???)
つとくんは何事もなかったかのように、友達のところへ戻っていった。
チョリンは、その背中を見つめた。
チョリン(いやいやいや!!)
チョリン(うち、もう好きじゃなかったやん!?!?)
なのに。
さっきの目が、頭から離れなかった。
その日の夜。
チョリンはベッドの上で、今日のことを思い出していた。
チョリン「…………」
チョリン(いや、別に好きとかじゃないし)
チョリン(ただ目が合っただけやし)
チョリン(たまたまやろ)
……数分後。
チョリン「…………つとくん、明日も学校おるよな」
チョリン「…………」
チョリン「あああああ!! もう気になっとるやんけぇぇぇ!!!!!」
枕に顔をうずめるチョリン。
チョリン「なんで今さらなんよぉぉぉwww」
一度冷めたはずの気持ち。
もう戻らないと思っていた気持ち。
それなのに、たった一度目が合っただけで、また気になり始めてしまった。
チョリン「……明日、ちょっとだけ頑張ってみようかな」
つとくんと、もう少し仲良くなりたい。
前みたいに、ただ見ているだけじゃなくて。
少しずつでも、話せるようになりたい。
チョリン「よし……頑張る!!」
こうしてチョリンの、二度目の恋が始まった。
コメント
1件
あおいです🌷 一気に第2話まで読んじゃいました〜! もうね、チョリンの「なんで今さらなんよぉぉぉ」のところ、声出して笑いましたw 一度冷めたはずの気持ちが、たった一目会っただけで再燃する感じ、すごくわかります…! 「ただ目が合っただけやし」って自分に言い聞かせるチョリンが愛おしすぎる。方言のやりとりも自然で、青春の甘酸っぱさがぎゅっと詰まってますね💕 つとくんの「走って逃げる」行動も気になる…!続きが待ち遠しいです!